鏡台(ドレッサー)の処分方法6選!無料回収や費用、縁起についても徹底解説

嫁入り道具などにもなる鏡台・ドレッサーは、処分方法に困る家具のひとつです。鏡がついているため、縁起を気にされる方もいらっしゃるでしょう。
鏡は正しく処分することで、新たなエネルギーを取り入れることができるとも考えられています。この記事では、鏡台・ドレッサーを処分する手段やその方法、注意点をご紹介します。
目次
鏡台・ドレッサーの処分方法6選
不要になった鏡台(ドレッサー)の処分に悩んでいる方へ、まずは一般的な処分方法をご紹介します。引越しや大掃除、模様替えの際に参考にしてみてください。
処分方法6選と、それぞれの手順についてご紹介します。
自治体の粗大ゴミとして捨てる
自治体の粗大ゴミ処理は、鏡台(ドレッサー)の手軽な処分方法の一つです。各自治体では大きな家具や家電を回収するためのルールが定められています。
インターネットから粗大ゴミ収集を申し込み、指定の場所に出しておくことで専門の廃棄物処理業者が引き取ります。ただし、自治体によっては特定の条件や規制がありますので、事前に自治体のホームページや問い合わせ窓口で詳細を確認することが大切です。
あらかじめ手続き方法を把握しておき、スムーズな処分を心掛けましょう。
鏡台・ドレッサーを粗大ゴミとして捨てる手順
では、実際に粗大ゴミとして捨てる場合どのようなステップがあるのでしょうか?ドレッサーを自治体の粗大ゴミとして処分する際の手順をご紹介します。
具体的な方法や料金は自治体によっても異なりますので、お住まいの地域のホームページからご確認ください。
自分で解体して一般ごみとして捨てる
鏡台・ドレッサーを自分で解体して一般ごみとして処分する方法もあります。多くの鏡台・ドレッサーは鏡の部分、取手や接続部分の金具、本体部分に分解することができます。
解体すればそれぞれのパーツは小さくなるため、一般ごみとして捨てることも可能です。ただし、解体や処分に際しては安全に十分に注意し、周囲に迷惑をかけないように配慮が必要です。
鏡台・ドレッサーを自分で解体する方法
鏡台・ドレッサーの解体を行う前に作業を行う場所を広く確保し、必要な工具を用意します。大きな音が出たり、木屑が出たりしますので迷惑にならない場所でブルーシートなどを敷いて行うのが良いでしょう。
まず、ドリルやドライバーを使って付属品を取り外します。次にネジやボルトを緩めて本体を分解していきましょう。
木工ボンドなどで固定されているパーツは、安全に十分気をつけて取り外します。解体が完了したら、木材・金属・プラスチックなど素材ごとに分別して、指定の日に処分します。
鏡台・ドレッサーを自分で解体して処分する際の注意点
- 安全に十分注意する
- 騒音や木屑などによる周囲への影響を考える
- 大きなパーツの処分方法を確認しておく
鏡台・ドレッサーを解体する際は、まずご自身の安全に十分注意しましょう。解体途中で倒れてきてしまったり、木屑や棘が刺さってしまったりする恐れがあります。
また、ドリルなどを使う場合は騒音などで周囲に迷惑がかからないかどうか、あらかじめ確認する必要があります。鏡台・ドレッサー自体が大きい場合、解体しても粗大ゴミで出さなければいけない場合があります。
余計な手間をかけないためにも、解体後のパーツが一般ごみとして捨てられるかどうか確認しておきましょう。
購入した店舗もしくは新品購入時の引き取りサービスを利用する
鏡台・ドレッサーを購入した店舗や、新品購入時に利用した販売業者が古い家具の引き取りサービスを提供していることがあります。商品を購入した際に引き取りサービスを依頼するか、事前に店舗に問い合わせてサービスの提供状況や手続き方法を確認しましょう。
引き取りサービスを利用することで、手間をかけずに不要な鏡台・ドレッサーを処分できます。ただし、引き取りサービスの対象や条件、料金などについても必ず確認し、詳細を把握しておくことが重要です。
フリマアプリやジモティで買い手を探す
不要になった鏡台・ドレッサーを売却する手段として、フリマアプリやジモティなどのオンラインプラットフォームを活用する方法があります。ジモティでは、お住まいの地域で鏡台・ドレッサーを必要としている人を探し、取引を行うことができるため運搬の労力も減らすことができます。
出品の際は商品の説明や写真を詳細に記載し、価格設定や引き渡し方法などの条件を明確にしましょう。取引の際には、安全なやり取りを心掛け、買い手とのコミュニケーションに気を配ることが大切です。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップでは、不要な家具や家電製品を買い取ってくれることがあります。鏡台・ドレッサーをリサイクルショップに持ち込んで査定してもらいましょう。
商品の状態や需要によって買取価格は異なるため、複数の店舗で査定を受けて比較することがおすすめです。店舗によっては出張買取を行なっているところもあります。
鏡台・ドレッサー以外にも買取を依頼したいものがある場合はまとめて査定してみると良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する
- 便利な訪問回収サービス
- 環境に配慮した廃棄方法
- 一括処分が可能
不用品回収業者は自宅まで回収にきてくれる便利なサービスを提供しています。自分で運搬する手間や労力を節約したい方にはおすすめです。
また、回収したドレッサーは適切な廃棄方法で処分されます。リサイクルや適切な廃棄処分を行い、環境に配慮した手段で不用品を処分することができます。
不用品回収業者に依頼することでドレッサーだけでなく、他の不要な家具や家電といった様々なアイテムも一括で処分できます。引越しや大掃除の際、まとめて断捨離をしたい方はぜひ検討してみてください。
鏡台・ドレッサーの処分費用
処分費用は鏡台・ドレッサーのサイズによっても大きく異なりますが、自治体のルールに従って粗大ゴミとして処分する方法が一番費用は安く抑えることができるでしょう。不用品回収業者に依頼した場合、割高にはなりますが運ぶ手間を省くことができます。
手段 | 費用 |
---|---|
自治体 | 400円〜 |
不用品回収業者 | 3,000円〜 |
購入店での引き取り | 0円〜 |
購入店での引き取りは、メーカーによってポリシーがさまざまです。回収自体を行なっていない場合もありますので、まずは問い合わせてみましょう。
費用をかけたくない方は、処分ではなく買取を検討すると良いでしょう。
鏡台・ドレッサーを無料で処分することは可能?
一部の自治体では、特定の日程や条件下で粗大ごみの回収を無料で行っている場合があります。自治体によってルールは異なりますので、お住まいの自治体のホームページや収集カレンダーを確認してみましょう。
また、リサイクルショップやフリマアプリなどを活用して無料で処分する方法もあります。特定のリサイクルショップでは、不用品を引き取り、買い取ってくれる場合があります。
また、フリマアプリを利用することで買い手が見つかれば販売し、引き取り手を見つけることができるかもしれません。しかし、これらの方法での処分が完全に無料であるかは、条件や手数料などによって異なります。
鏡台・ドレッサーの縁起を気にする場合の対処法
鏡台やドレッサーには、縁起や風水的な意味合いを重視する人もいます。鏡は自分の姿を映すので、慎重に扱いたいという方もいるかもしれません。
そのような場合は、いくつかの方法で処分の際にお清めをすると良いでしょう。
【方法①】塩で清める
塩は古くから浄化や邪気を払うために用いられてきました。鏡台やドレッサーも塩を用いることで、不要なエネルギーやマイナスな要素を浄化し、新たなエネルギーを取り入れると考えられています。
鏡台・ドレッサー全体にお清めの塩をふりかけ、鏡は塩水に浸した布で綺麗に拭きあげます。処分する際は、白い布や白い紙に包んでおくと良いでしょう。
長年使ってきたものであれば、最後に気持ちよくお手入れして手放すことができると良いですね。
【方法②】神社でお焚き上げを依頼する
鏡台・ドレッサーを簡単に処分するなら「不用品回収センター」へ
時間と手間をできるだけ抑えて処分をしたい方には不用品回収業者がおすすめです。「不用品回収センター」は、鏡台・ドレッサーのような不用品1点から、トラックでたくさんの不用品を運び出すパックプランまでさまざまなメニューが用意されています。
不用品回収センターの詳細
- 迅速な対応
- 豊富な回収実績
- さまざまなパッケージプラン
特徴 | 全国を対象に年間5,000件以上の回収実績 |
---|---|
料金 | 4,800円〜 |
回収可能な不用品 | 大型家具、大型家電、小型家具、小型家電 |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
不用品回収センターは、全国でサービスを提供する不用品回収業者です。不用品1点から、パッケージプランまでさまざまなメニューを提供しています。
年間5,000件以上の回収実績があり、鏡台・ドレッサーの回収もスムーズに対応することができます。電話見積もりは24時間365日無料で対応しており、最短30分でご自宅まで伺うことができるのでお急ぎの場合はぜひご相談ください。
また、パック料金には出張費・運搬作業費・車両費などが全て含まれており、追加請求の心配もございません。
鏡台・ドレッサーの処分に関する疑問に回答
実際に鏡台・ドレッサーを処分する際、さまざまな疑問が湧いてきます。特に縁起物とも捉えられる鏡は処分する際の不安もつきものですよね。
鏡台・ドレッサーを処分する際によくある5つの質問にお答えします。不安を解消して気持ちよく手放せる準備をしておきましょう。
【Q1】自分で解体した際のガラスの処分方法は?
ドレッサーや鏡台のガラス部分を自分で解体する際は、安全に処分することが重要です。割れたガラスは危険なので、ご自身や回収業者が怪我をしないためにも、ビニールや新聞紙で包んでからしっかり密閉したゴミ袋に入れます。
「注意: ガラス」などと明記した上で自治体の指定するガラスごみの処理方法に従い、分別や処分を行います。また、地域によっては指定されたガラス回収場所があります。
お住まいの自治体のルールを確認しましょう。
【Q2】嫁入り道具、大きな鏡を捨てるときの注意点は?
嫁入り道具や大切な鏡を捨てる際には、縁起や風水的な意味合いを重視する方も多いでしょう。古くから大きな鏡は神聖なものとしてこれまで扱われてきました。
処分時には塩で清めたり、神社でのお焚き上げなどの儀式を行うことで適切に処分することができます。また、古い鏡には家庭の歴史や思い出が詰まっていることもあります。
そのため、簡単に捨てる前にご家族で処分方法を話し合うことも大切です。
【Q3】鏡台・ドレッサーを捨てるのは縁起が悪い?
鏡台やドレッサーを捨てることが縁起が悪いと感じる人もいますが、これは個々の信仰や風習によるものです。鏡を供養することは、新しい始まりや変化を意味すると考える方もいます。
ただし、鏡が割れてしまった時は縁起が悪いと感じたり、不安になったるすることもあるでしょう。そのようなジンクスを気にされる方は、風水的な清めや神聖な場所での儀式を行うことで、気持ちの整理や新たなスタートを切ることができます。
【Q4】鏡台の引き取りサービスをしている家具量販店はどこ?
ヤマダ電機やニトリでは、新商品購入時に古い家具の引き取りサービスを実施しています。一般的には、新しく購入した家具と同数量、もしくは同容量の家具が引き取り対象になります。
ただし、新商品の配達時に合わせて古い家具の回収を行うため、配達日・配達先と回収日・回収先が同一である必要があります。同一でない場合は別途出張料金がかかるので注意しましょう。
引き取りサービスを検討する場合は、必ず新商品の購入前に詳細を確認しておくことをおすすめします。
【まとめ】鏡台・ドレッサーの処分方法
いかがでしたか?思い入れのある鏡台・ドレッサーは処分に困ることも多いかもしれませんが、縁起が気になる場合はお清めの手順を踏むなどして、気持ちよく手放せる方法を探しましょう。
ご自分で解体する方法や不用品回収業者に頼む方法など、それぞれメリットデメリットがあります。処分にかかる費用や手間を比較して、ご自身のニーズに合った方法を探してみてくださいね。