タンスを処分する方法7選！運べないタンスを運び出して捨ててもらう方法も解説

最終更新日：2025/01/10

子どもが成長したのでタンスを買い替えたい際や、2階に設置しているタンスを運び出して捨てたい際は、どうすれば重たいタンスを捨てられるか悩みますよね。

本記事では、タンスの処分方法や処分の流れ、タンスを運び出して捨ててくれる不用品回収業者を紹介します。

スムーズにタンスを処分するために、参考にしてみてください。

タンスの種類

一口にタンスと言っても、タンスには非常に多くの種類があります。種類によって処分の仕方も変わっていきますので、処分前にご自身の持つタンスの種類を確認しておく必要があります。

まずはタンスにはどのような種類があるのか紹介していきますので、ぜひ参考にしてお手持ちのタンスをチェックしてください。

洋服タンス

名前の通り、洋服などの衣服を収納するのが洋服タンスです。クローゼットでは洋服をハンガーに通して立てて収納しますが、洋服タンスはたたんで収納します。

洋服のみならず、下着やインナー、ボトムスやパジャマなど、さまざまな衣類を収納できるのがメリットです。収納力も高く、クローゼット単体では入りきらない衣類を収納できます。

アウターはクローゼットに、その他の薄い衣類は洋服タンスと、衣類の種類によって使い分けしている人が多いです。

整理タンス(チェスト)

洋服タンスとの違いがわかりにくいと言われる整理タンス(チェスト)ですが、厳密には両者に大きな違いはありません。起源は異なりますが、機能的な違いはないと言われています。

ただチェストは元々西洋で生まれたものなので、洋室に設置される場合が多いです。見た目も洋風に近いものが多く、さまざまな色やデザインのチェストが多く販売されています。

ローチェスト

腰の高さ程度ある大きさのチェストをローチェストと呼びます。背が低い分、部屋の隙間などに設置ができるので、余ったスペースに置く収納用品として需要があります。

目線の下に引き出しがあるので、開けたら何が入っているのかすぐにわかるのがメリットです。下着やインナーなど、細々とした衣服をたたんで収納する場合が多いです。

また子どもでも使いやすいので、お子さま用の収納用品として活用する家庭も見受けられます。

ハイチェスト

ハイチェストとは肩くらいの高さのチェストを指します。ローチェストと比べて背が高い分、より多くの衣類を収納できるのがメリットです。

ハイチェストは高さがある分、横幅を大きく取らなくて済むので、他の家具を置くスペースを確保できます。収納力も高いので、衣類以外にも日用品などを入れるスペースを取ることも可能です。

大きさがあるので圧迫感がありますが、収納力が欲しいという方に人気の製品です。

タワーチェスト

タワーチェストはハイチェストよりさらに大きく、成人男性の身長と同等、もしくは身長以上の高さがあるチェストです。ハイチェスト以上の収納力を持つので、とにかく物や衣類が多いという方におすすめのチェストです。

ハイチェストよりもさらに横幅が狭い商品が多く、横幅を取らない特徴が挙げられます。部屋が狭いけど収納力が欲しいという方に適切な収納家具です。

背が高いチェストなので、普段使わない季節物などは上段へ、普段使いの衣服は下段に収納するなど、使い分けが必要となってきます。

和タンス(衣装タンス)

和タンスは、江戸時代より使われている日本伝統のタンスを指します。素材や構造、デザインが優れているものが多く、中には希少価値が高かったり、文化財に登録されている和タンスもあります。

和タンスは洋服タンスとは異なり、和服の収納が可能です。サイズは高さが180センチ、奥行きが50センチほどのものが一般的です。

基本的には上段に観音開きが付いており、開けると中に数段の引き出しが付いています。素材は気密性が高く、軽くてやわらかい桐が最も適しているとされています。

住んでいる自治体でタンスを処分する場合

タンスなどの大型の粗大ゴミを処分したいとき、最初に検討するのが自治体で処分する方法でしょう。

まずは、自治体で提供されているサービスを利用してタンスを処分する方法について解説します。

自治体の戸別収集を利用しタンスを処分する

自治体の戸別収集を利用してタンスを処分する場合は、以下のような手順を踏みます。

（ここでは東京都江戸川区の場合を例に解説していますので、お住まいの自治体によって詳細が異なります）

実際に粗大ゴミの戸別収集を利用される場合は、お住まいの自治体にお問い合わせください。

指定ゴミ処理施設に自分でタンスを持ち込み処分する

自分で自治体指定のゴミ処理施設に持ち込む場合も、自治体の戸別収集を利用する場合と流れはおおむね同じです。

戸別収集同様、持ち込み予約を行い、ゴミ処理手数料券を購入します。

そして、予約した持込日当日に、タンスを処理施設に自身で搬入しましょう。

大型のタンスを自分で処理施設に持ち込んで処分する場合は、自家用車に積み込めないことも考えられます。

自家用車にタンスが入らない場合は軽トラをレンタルしたり、搬出のために人手を集めたりと、処理代以外にもいろんな費用や手間がかかるでしょう。

自治体以外でタンスを処分する方法7選

自治体での回収・処分は安価ですが、自分でタンスを処理施設に搬入しないといけないケースや、決められた収集日の朝に玄関先にタンスを出しておく必要があります。

処理施設への自力での持込が難しい人や、所定の日に出せないという人には次のような処分方法もあります。

家具店に引き取ってもらう

新たにタンスを購入する際には、新しいタンスを搬入するときに代わりに古いタンスを引き取ってもらうこともできます。

ただし家具店によっては別料金が必要だったり、一定額以上の購入者限定など条件付きでの引き取りだったりするケースもありますので、タンスを購入する店舗で尋ねてみてください。

友人や知人に譲る

不用なタンスを処分したいときは、友人や知人に無償や安価で譲るという方法もあります。

中古でも状態がいいもので無料であれば欲しいという友人もいる可能性があるので、相談してみましょう。

フリマアプリやオークションに出品する

不用になったタンスはフリマアプリやオークションに出品することで、思っていたより高値で落札される場合もあります。

とくにブランドものや有名メーカーのものは人気があるため、出品後すぐに落札されることも。

ただし送料が高額な場合があるので、近くの人であれば取りに来てもらうなどの交渉も必要になってくるでしょう。

リサイクルショップに持ち込む

タンスを処分したくなったときは、リサイクルショップに持ち込み売却する方法もあります。

ただし、ノーブランドのタンスだと価格が付かなかったり逆に処分費用として料金を請求される場合もあります。

さらに商品状態が悪ければ、そもそも引き取りすらされないケースもあるため注意しましょう。

引越しに伴う処分なら引越し業者に引き取ってもらう

もしもタンスを処分したい理由が引越しであれば、引越し業者に引き取ってもらう方法も可能です。

最近ではウォークインクローゼットのある家も増え、新しい家にはタンスが必要ないという人も多いでしょう。

業者によっては不用品の引き取りは行ってないところもありますので、事前に問い合わせてみてくださいね。

不用品回収業者に依頼する

大きくて重いタンスの処分は、不用品回収業者に依頼する方法も検討しましょう。

搬出から積込まですべて熟練したスタッフにやってもらえるので、力仕事をしなくて済みます。

タンスのみの回収をしてくれるところもあれば、料金体系によってはたくさんゴミを出すほどお得になることも。

家具買取専門店に買い取ってもらう

家具買取専門店に依頼する方法もあります。店舗への持ち込みはもちろん、出張買取をしてくれる店舗もあるので、タンスをはじめ重い家具を持っている方は事前に確認してみましょう。

家具買取専門店では種類ごとに市場価格を把握しているので、適切な査定金額を提示してくれます。ブランド物のタンスや希少価値の高い和タンスなどを持っている場合、高値で買取してくれる可能性も高いです。

買取専門店の場合、買取できる品目を指定している業者もいるため、買い取ってくれるか心配な方は事前に業者へ問い合わせてみましょう。

家具買取専門店リスト

リサイクルショップと家具買取専門店の区別がつかず、どこが買取専門店なのかわからないと感じる方も多いです。下に家具買取専門店のリストをまとめましたので、ぜひ参考にした上で処分を検討してください。

業者名	買取方法
買取侍	出張買取
アドア東京	出張買取・店頭買取
インテリアバイヤー	出張買取

ニトリやナフコでタンスを処分するには？

ニトリやナフコといった家具量販店でも不用になったタンスを引き取ってもらえます。

引き取ってもらえるタンスには条件があるので、事前に確認しておきましょう。

引用：ニトリネット

量販店	ニトリ	ナフコ
引取条件	同等量の家具購入	同種同数量の家具購入
費用	4,400円～	無料

どちらも他社で購入したタンスでも引き取ってもえますが、同等量の家具を購入しなければ引き取ってはもらえません。

また、玄関先までの配送となっている場合の製品は、玄関先まで自分で運び出す必要があります。新たにタンスを購入する予定がなければ、ほかの処分方法を検討しましょう。
参考：ニトリネット、TWO-ONE STYLE ネット

ニトリはタンスの処分が無料？

ニトリではタンスの処分に費用がかかります。無料ではありません。引き取り時に4,400円（税込）支払わなければなりません。

ナフコであれば、2024年9月現在新しい製品を同等量購入した場合に限り、無料で引き取りしてもらえます。近隣にナフコがあり、買い替えを検討している方にはおすすめです。

タンスの処分にかかる料金相場

タンスの処分にかかる料金の相場は以下の通りです。

自治体でのゴミ処分の場合、複数のごみを出す場合はそれぞれに料金がかかります。

家具販売店での引き取りの場合は、家具を購入した金額によっては有料での引き取りになることもあります。

詳しくは購入する販売店にてご確認ください。

自治体の粗大ゴミとして処分する	0～3,000円程度
家具販売店に引き取ってもらう	0～2,000円程度
不用品回収業者に依頼する	3,500～10,000円程度

運べないタンスの処分方法は？

階上に配置しているタンスや相当な大きさのタンスは、吊り下げでの搬出、あるいは解体してからの搬出が必要になります。

処分したいタンスが運べない際に、選べる手段は次の通りです。

自分で分解して捨てられますが、分解する中で、思わぬ怪我をしてしまう恐れがあるのであまり現実的ではありません。

新しくタンスを買い替えるのであれば、吊り下げ搬出にも対応している量販店に依頼すれば引き取ってもらえる可能性があります。買い替えない場合は、不用品回収業者に搬出から積み込みまで任せて捨てる方法がおすすめです。

家具量販店で買い替える際は、必ず配送設置員が設置場所まで運んでくれる製品を選びましょう。万が一、組み立て製品を購入した場合は、玄関先まで自分で古いタンスを運ばなくてはなりません。

タンスの処分を不用品回収業者に依頼するメリット

タンスの処分を不用品回収業者に依頼するメリットについて解説していきます。

メリット①重たいタンスも搬出から運搬・処分まですべてお任せできる

タンスは家具の中でも重量があり、体力のある男性が二人以上はいないと家から運び出すことも難しいのではないでしょうか。

不用品回収業者に依頼することで、熟練のスタッフにより運搬から処分まで全部お任せにできますので、安全にタンスの処分を行うことができますね。

メリット②自分の都合に合わせて処分できる

自治体での回収では収集日が週に1回など決められた日で、仕事を休めなければタイミングが合わずにごみを出せないこともあります。

不用品回収業者に依頼すると、こちらの都合に合わせて収集日や時間を指定できるため、忙しい方でもスムーズにタンスの処分ができます。

メリット③タンス以外の不用品や粗大ゴミもまとめて処分できる

大掃除や断捨離などでタンス以外にも処分したいものがある場合は、まとめて依頼することで結果的に割安に不用品を処分できます。

単品回収の他にトラック1台分載せ放題などのサービスもあるため、自宅のごみの量に合わせてお得になる方を選びましょう。

タンスの処分を不用品回収業者に依頼するデメリット

次に、タンスの処分を不用品回収業者に依頼するデメリットについてまとめてみました。

デメリット①タンス単品の依頼になると割高になるケースが多い

不用品回収業者はゴミ屋敷や遺品整理などの大量の不用品を扱うことも多く、タンス単品や少量の回収は割高になってしまうケースもあります。

中には単品回収に対応している業者もありますので、そういったところを探してみるのも一つの方法です。

また、一緒に処分できる不用品が他にないか、この機会に自宅内を再度チェックしてもいいのではないでしょうか。

デメリット②業者選定に時間や手間がかかる

不用品回収業者は大手から個人で営業しているところまで数多くあり、その中から自分に合ったサービスを提供してくれる業者を選ぶのに、どうやって決めればいいのか分からないということもあると思います。

信頼できる不用品回収業者の見極め方や業者選びのポイントを知らないままだと、満足のいくサービスを受けられなかったり料金的に損してしまうこともあるかもしれません。

デメリット③悪徳業者とトラブルになる可能性がある

家庭からの不用品回収を行うには、「一般廃棄物処理業の許可」または「市区町村からの委託」が必要ですが、許可がないのに営業している業者も中にはいるようです。

ホームページやチラシなどで定額パックの案内を出しているのに実際はそれ以上の高額な請求をされ、作業が済んでいたため断れずに支払ったというケースも発生しています。

不用品回収業者に依頼する際はよく調べてから、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

不用品回収業者へタンス処分を依頼するのがおすすめの人

タンス処分にはさまざまな方法がありますが、手間をかけたくないという人には不用品回収業者での処分をおすすめします。不用品回収業者で処分すれば、その他の方法で処分するより多くのメリットがあるからです。

不用品回収業者での処分をおすすめする人の特徴を紹介します。自分は当てはまるのか、メリットを感じるかどうかを確認してみましょう。

忙しくてタンスを処分する時間がない人

仕事や家事で忙しく、自身でタンスを処分する時間がない人には、不用品回収業者での処分がぴったりです。不用品回収業者であれば、自身の好きな日時を指定して、タンスを運び出してもらえます。

自治体で処分する場合、回収日が指定されていたり、回収ステーションまで自力で搬入しなければならないなど、手間がかかってしまうのがデメリットです。不用品回収業者であれば即日に回収してくれる業者もいるので、「急に時間が取れたから回収してもらいたい」というケースにも対応できます。

運搬や運び出しを自分でできない人

高齢であったり、怪我をしていたりなどで自身で運搬や運び出しができない人は、不用品回収業者での処分をおすすめします。不用品回収業者では、経験豊富なプロが迅速に運搬してくれるので、力がない人でも安心してお任せできます。

ただでさえ家具は重く、自分一人では動かすことすら大変です。無理に運ぼうとすると怪我をする恐れがあるので、無理をせず不用品回収業者に依頼しましょう。

とくに小さいお子さまがいる家庭では、無理に運ぼうとすると子どもが怪我してしまう可能性があるので、安全確保のためにも依頼を検討してください。

タンス以外にも処分したい不用品がある人

タンス以外にも処分したい不用品がある場合、まとめて不用品回収業者にお願いすると良いです。自治体で処分する場合、種類によって回収日が異なってしまい、処分が二度手間になってしまうケースもあります。

しかし不用品回収業者であれば一気に不用品を持ち出してもらえるので、処分が一度で済んで非常に楽です。家の大掃除や引越しをする場合などは、不用品回収業者に不用品をまとめて回収してもらいましょう。

タンスを処分するなら不用品回収センターがおすすめ

大型のタンスを処分する場合は、搬出から処分まで行ってくれる不用品回収業者に依頼すると安心です。

しかし、安心して依頼できる不用品回収業者ばかりではないので、業者を探すときは注意が必要でしたね。

タンスを手軽に処分するなら、不用品回収センターがおすすめです。

特徴	最短30分で即日回収
料金	SSパック：4,800円～（WEB割引適用時）
回収可能な不用品	家具・家電・日用品・自転車など
買取制度	有
電話番号	0120-949-966
公式HP	https://suisan-portal.jp/

不用品回収センターは、年間5万件以上の回収実績があり、基本料金・出張料金無料で多くのお客様に満足いただいております。

WEB限定割引やGoogleMAP口コミ割引などのキャンペーンや、高価買取でさらにお得にご利用いただけます。

お見積り後の追加費用は一切かかりませんので、まずは電話やメール・LINEでお気軽にお問い合わせください。

タンスの処分に関するよくある質問

タンスを無料で処分してもらう方法はありますか？

タンスを無料で処分するには、フリマアプリやオークションで落札者に取りに来てもらう方法や、リサイクルショップでの買取をしてもらう方法があります。
ただし、あまりにも汚れや破損がひどい場合は落札されなかったり、買取できずに逆に処分費用を請求されたりするケースもあるので、ある程度状態の良いものに限ります。

不用品回収業者に依頼した場合、タンスの中身も一緒に処分してもらえますか？

タンスの中身が危険物や引き取り不可のもの（リサイクル家電・PC関連・危険物など）でなければ、タンスと一緒に中身の処分も可能です。
他にもご自宅内に不用なものがある場合は、一緒に処分してもらうことで別々に処分するよりは料金が割安になる場合もありますので、依頼する不用品回収業者に確認の上お願いしてみてください。

婚礼タンスは処分すると後悔するものなのでしょうか？

結婚する際に高価な婚礼タンスを両親から買ってもらったが、クローゼットを利用するのでタンスは処分したいという人は多いです。
今後も使う予定がないのであれば、思い切って処分してしまった方が部屋も広くなり、インテリアも自由に楽しめるようになります。
大事なのは物より心です。買っていただいたご両親への感謝の気持ちを忘れなければいいのではないでしょうか。

【まとめ】タンスは正しい方法で処分しましょう

本記事ではタンスの処分方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

不用になったタンスを処分する方法はいくつかあるものの、重くて運びづらいタンスなどの大型家具の処分には、自治体の許可を得た信頼できる不用品回収業者を利用するのが安心です。

今まで使ってきた大事な家具を手放すのに抵抗のあるという人もいるかもしれませんが、不用品回収センターであれば丁寧に取り扱ってもらえますので、スッキリした気持ちで手放すことができそうです。

ご自宅に使っていないタンスがある場合は、不用品回収センターでお得に処分してもらいましょう。

       

タンスの不用品回収事例