衣類乾燥機を適切に処分する方法8選!安く処分できる手段も併せて解説
衣類乾燥機は洗濯後の水分がまだ含まれている衣類を乾かす機能があり、外に洗濯物を干したくない人・洗濯物を素早く乾かしたい人に便利な家電製品です。ただし、衣類乾燥機は壊れて動かなくなったり引っ越しの際に不要となったりした場合、どのように処分してよいかわからない方々は多いでしょう。
今回の記事では、衣類乾燥機の処分方法・処分する際の費用相場・処分の際に頼りとなる不用品回収業者等を解説します。
- 衣類乾燥機を処分は家電リサイクル法に従い処分する
- 衣類乾燥機をオークションへの出品や売却する方法がある
- 衣類乾燥機を売却する際の注意点
目次
衣類乾燥機は家電リサイクル法対象製品
「洗濯機・衣類乾燥機」「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫・冷凍庫」の家電4品目は、家電製品で使用された資源を再利用する法律「家電リサイクル法」に従い、処分する必要があります。処分したい衣類乾燥機は、原則として購入店や回収業者等に引き取ってもらいましょう。
脱水機の場合は衣類乾燥機より小さなサイズが多く、粗大ゴミとして処分できる場合もあります。ごみの分類は地域にとって異なるので処分の際、地方自治体の公式サイト等をチェックしましょう。粗大ゴミとして処分できる場合、基本的に500円程度のリサイクル処理券の購入が必要です。
衣類乾燥機を適切に処分する方法8選
衣類乾燥機を処分するには、有料で購入店や回収業者に引き取ってもらう・フリマアプリやオークションへの出品・リサイクルショップで売却する方法があります。本項目では、衣類乾燥機を処分する8つの方法についてわかりやすく解説しましょう。
買替の場合は購入店に依頼する
新しい衣類乾燥機を購入時に、購入店で古い衣類乾燥機を引き取ってもらう方法があります。新しい衣類乾燥機との買替の場合、購入店の搬入スタッフが新しい衣類乾燥機を設置するのと同時に古い衣類乾燥機を取り外して回収します。
購入店に「リサイクル料金+収集運搬費用」を支払う必要はあるものの、新しい衣類乾燥機を割引購入できたり回収した分のポイントを付与したりする購入店があります。
購入店がわかる場合は購入店に依頼する
処分したい衣類乾燥機を購入したお店がわかっていれば、処分のみを依頼しても構いません。購入店は、衣類乾燥機の購入時に取得した保証書等で確認しましょう。
ただし、衣類乾燥機の保証書等がみつかっても、購入してから長期間が経過していたら購入店は無くなってしまっている可能性があります。購入店に問い合わせができないときは、買替を検討するか地方自治体に処分方法を問い合わせてみましょう。
自治体に問い合わせしてみる
衣類乾燥機の購入店がわからなくなった・購入店が判明していても閉店しているという場合、買替を望まないならば自分が住んでいる自治体(市町村役場)に処分方法を問い合わせましょう。自治体によっては、衣類乾燥機の指定引取場所への持ち込み方法や処分を依頼できる業者について紹介しています。
自治体に紹介してもらった業者でも、リサイクル料金や収集運搬費用がかかるのであらためて紹介先に料金を確認しておきましょう。
各指定引取場所に自分で搬入する
自分で指定引取場所まで運搬できる場合は、直接指定引取場所への搬入の利用が可能です。指定引取場所まで運搬すれば、リサイクル料金はかかるものの収集運搬費用は無料となります。
指定引取場所は、基本的に営業日が月曜日~土曜日・営業時間は9:00~12:00・13:00~17:00となっています。ただし、自家用車を持っていないと衣類乾燥機の運搬が難しく、自家用車で運搬できても所定の場所への荷降ろしは利用者本人が行わなければいけません。
フリマアプリやオークションに出品する
処分したい衣類乾燥機はフリマアプリやオークションを利用し、売却する方法も検討しておきましょう。衣類乾燥機の状態が良好で綺麗なら高く売れたり、状態は多少悪くとも買い手のあらわれたりする可能性があります。
ただし、衣類乾燥機を出品する際は、写真撮影や説明文を書く等の作業に手間がかかります。出品するサイトによっては、売れた時点で出品手数料3.5%~10%を支払わなければいけません。
なお、出品した衣類乾燥機になかなか買い手があらわれず、売却まで時間がかかるケースも想定されます。
リサイクルショップに買い取ってもらう
処分したい衣類乾燥機は、リサイクルショップでの買取も可能です。衣類乾燥機をリサイクルショップに直接持ち込む必要はなく、リサイクルショップのスタッフが自宅を訪問し査定・買取する出張買取を行うところがあります。
リサイクルショップによっては、事前査定が可能な場合もあります。リサイクルショップのサイトに衣類乾燥機のメーカーや型番・製造年月・状態等の情報や写真を送信すれば、買取可能か否かを事前に査定してもらえるので、安心して買取の手続きを進められるでしょう。
知人や友人・親類でほしい人に譲る
処分したい衣類乾燥機は、知人や友人・親類に譲り渡すのも良い方法です。自家用車を持っている知人・友人等ならば、自宅に来てもらい車で搬出・運搬ができリサイクル料金も収集運搬費用もかかりません。
ただし、衣類乾燥機を知人・友人等に押し付けるような形で譲渡しては、深刻なトラブルに発展する可能性があるでしょう。あくまで「譲り受けたい」と意思表示をした知人・友人等に、衣類乾燥機を譲り渡す必要があります。
不用品回収業者に処分を依頼する
衣類乾燥機の処分を、不用品回収業者に任せる方法があります。業者の中には、衣類乾燥機単体からの回収が可能な不用品回収業者や最短即日で回収ができるところもあります。
リサイクル料金および収集運搬費用はかかりますが、不用品回収スタッフが衣類乾燥機の取り外しや屋内からの搬出を行うので依頼者側に手間はかかりません。
衣類乾燥機を売却する場合の留意点
- 動作確認を必ず行う
- 本体に汚れや傷がないかを確認する
- 取扱説明書や付属品が揃っているかを調べる
- 搬送手段を確保しておく
衣類乾燥機は、リサイクルショップやフリマアプリ・オークション等で売却が可能です。ただし、前もって「動作に問題はないか」「本体の汚れや傷がないか」「取扱説明書等の有無」を事前に確認しなければいけません。
衣類乾燥機の状態によって、売却は不可能な場合があります。本項目では、衣類乾燥機の売却前に確認しておくべき4つのポイントをそれぞれ解説しましょう。
動作確認を必ず行う
衣類乾燥機を実際に動かしてみて、動作確認に問題が無いかどうかを確認してみましょう。おもに想定される動作のトラブルは、次の通りです。
- 衣類乾燥機の温度が上がらない・乾燥しないまたは乾き残りがある
吸気フィルター・内部フィルターづまりが原因の可能性。フィルターの掃除で動作のトラブルが解消する場合もある - モーターが回転しない
モーターのファンの軸へグリスを塗れば正常に回る可能性がある - 排水できていない
排水口に異物が詰まっていないかどうか、排水ホースの捻じれを確認する - 衣類乾燥機が途中で停止する、電源が入らない
コントローラーやセンサーの不具合が原因と考えられ、修理が必要である
修理が必要となる場合は売却を諦め、購入店や不用品回収業者等に処分を依頼した方が良いでしょう。
本体に汚れや傷がないかを確認する
衣類乾燥機が正常に動作していても、本体に汚れや傷は無いか確認する必要があります。本体に汚れや傷があると、リサイクルショップで高く売れない・フリマアプリやオークションへの出品したときに買い手の付かない場合が想定されます。
念入りに掃除すれば本体の汚れを落とせるので、高く買い取ってもらえるよう衣類乾燥機を綺麗にする努力も必要です。
取扱説明書や付属品が揃っているかを調べる
衣類乾燥機の付属品・説明書がすべて揃っていれば、リサイクルショップ等で高く買い取ってもらえる可能性があります。説明書を見つけたら、購入時に付属していた品目を確認しておきましょう。
ただし、付属品や説明書がみつからないという場合は、リサイクルショップでの買取価格が大幅に下がったり買取を拒否されたりすることもあるので注意が必要です。
搬送手段を確保しておく
衣類乾燥機を売却する場合、自家用車でリサイクルショップ等に搬送するかどうかを事前に決めておく必要があります。無理に自分で搬送すれば衣類乾燥機が破損したり、付属品が紛失する可能性があります。
屋内からの搬送が難しい場合は、リサイクルショップで提供している出張買取サービスを利用しましょう。また、フリマアプリやオークションで売却する場合の搬送手段は、必ず確保しておきましょう。
衣類乾燥機は自分で取り外せる?
衣類乾燥機は、基本的に専用の工具が無くても取り外し可能です。ただし、衣類乾燥機が電気式かガス式かによって、取り外しをガス会社や不用品回収業者等に依頼した方が良い場合はあります。
本項目では、取り外しの対象を電気式衣類乾燥機・ガス式衣類乾燥機に分けて説明ます。また、衣類乾燥機を自分で取り外しが可能な場合に、揃える道具と手順を解説しましょう。
電気式衣類乾燥機は取り外し可能
- ドライバー
- 軍手
- タオル
電気式衣類乾燥機は自力で設置をするケースが多いので、基本的に自分で取り外しが可能です。取り外しに専用の工具は不要ですが、ドライバーで手をケガする可能性があるので軍手も付けて作業します。
取り外したホース等から水が漏れる場合はあるので、タオルも準備しておきましょう。電気式衣類乾燥機の取り外し手順は、次の通りです。
- 電気式衣類乾燥機の電源をOFFにし、コンセントから電源コードを抜きます
- 排水ホースを取り外します
- 電気式衣類乾燥機を固定しているビスはドライバーで取り外します
- スタンド等から電気式衣類乾燥機を取り外します
30分程度で取り外しは可能ですが、電気式衣類乾燥機の重量は25kg程度あるので移動には注意が必要です。衣類乾燥機を搬出する際は、家族の誰かに手伝ってもらい作業をした方が無難です。
ガス式衣類乾燥機の取り外しの場合、自分では危険
ガス式衣類乾燥機の場合、ガス漏れのおそれがあるため自力での取り外しは控えましょう。無理に自分で取り外そうとすれば、大事故につながるケースもあるので注意が必要です。
ガス式衣類乾燥機でもガスの接続方法がワンタッチ式ならば、自力で取り外しできる可能性はあります。ただし、取り外し作業に慣れていない人や接続方法がビス式の場合、ガス会社や不用品回収業者等に依頼しましょう。
衣類乾燥機を処分する際の費用相場は?
衣類乾燥機の処分を依頼できるのは、購入店や指定引取場所・不用品回収業者とさまざまです。そのため、衣類乾燥機の処分費用は、どのように処分するかでも費用は大きく異なってきます。
衣類乾燥機を買替する・購入した販売店に処分を依頼する・指定引取場所に搬送する・不用品回収業者へ依頼する場合に分け、それぞれの費用相場を取り上げます。
買替の場合 | 3,300円~10,500円(税込) |
---|---|
購入した販売店に依頼する場合 | 2,530円~10,500円(税込) |
指定引取場所 | 2,530円(税込) |
不用品回収業者に依頼 | 4,800円~10,500円(税込) |
衣類乾燥機の処分なら不用品回収センターにお任せを!
- 不用品1点から依頼可能
- Web限定で料金は4,800円とリーズナブル
- パック料金は6種類から選べる
特徴 | 年間5万件以上の回収実績と、リーズナブルな料金プランが魅力 |
---|---|
料金 | 4,800円~100,000円 |
営業時間 | 24時間365日受付中 |
買取制度 | 有 |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
不用品回収センターでは、衣類乾燥機1点からでも回収できます。24時間365日電話・メール・LINEで相談・見積もり依頼を受け付けているので、都合の良い時間帯にご連絡ください。
パック料金は6種類と充実しているので、衣類乾燥機の他処分したい不用品と一緒に依頼するとさらにお得にご利用いただけます。不用品回収センターでは不用品回収の際の見積もりや出張費が無料で、不用品買取も取り扱っていますのでお気軽にご相談ください。
【まとめ】衣類乾燥機を処分する際は適切な処分が必要!
衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象製品となるため、安易に処分することはできません。衣類乾燥機は、家電リサイクル法や自治体の処分方法のルールに乗っ取って、自分に合った適切な方法で処分しましょう。
自宅からの搬出や処分が難しい場合は、すべて任せることができる不用品回収業者の利用がおすすめです。