使わなくなったテントの処分方法8選！高く売れる？簡単な捨て方を解説

最終更新日：2024/09/04

キャンプなどのアウトドアに活躍するテントは、丈夫な造りになっていても汚れがついたり、破れたりしてしまいます。テントを構成する素材はスチールやポリエステル、コットンなどさまざまあるため、処分方法に困ることもあるでしょう。

本記事ではテントの正しい処分方法8選と、劣化する原因と処分のタイミングなどを紹介します。

テントの処分方法

テントの正しい処分方法は複数あります。納得できる方法で、不用なテントを安全に、正しく処分しましょう。

本章では、処分方法8選として自治体でテントを処分する方法と、リサイクルショップやフリマアプリで売却するときの具体例もあわせて紹介します。不用になったテントを処分できず困っている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

自治体の一般ゴミとして処分する

テントを自治体の一般ゴミとして処分するときは、生地や骨組みごとに分解しましょう。例として、横浜市では畳むと50㎝以下になるテントのマットや金属以外のテント部品は可燃ゴミとして処分できます。

ポールは長さ30㎝以下であれば、小さな金属類として自治体で回収してもらえます。自治体の一般ゴミの分別方法は地域によって異なるため、必ずルールを守って出すようにしましょう。

分別方法に悩むときは、区役所の公式サイトや電話で問い合わせてみてください。

自治体の粗大ゴミ収集で処分する

自治体の粗大ゴミ収集でテントを処分する方法について紹介します。横浜市の場合、テントは基本的に粗大ゴミとして扱われます。

粗大ゴミ収集は、自宅での収集と直接施設へ持ち込む方法の2種類です。テントの部品を細かく分けた場合、粗大ゴミの対象は30㎝以上の金属製品や、畳んでも50㎝以上になる大きなテントマットなどです。

自治体のルール確認と同時に、テントが回収可能か聞いておくと良いでしょう。

自治体のゴミ処理場に自分で持ち込み処分する

自治体のゴミ処理場へ自分で持ち込み処分する方法もあります。市によって持ち込みできないゴミもあるため、心配な場合は問い合わせてみても良いでしょう。

横浜市を例とすると、粗大ゴミを持ち込む流れは以下のとおりです。

まず、粗大ゴミ受付センターへ電話やインターネットなどから事前申し込みをします。原則、申し込み者本人が持ち込む決まりになっているので注意しましょう。

処理手数料200円を支払い後、受け取った収集シールを不用品へ貼り付けてからゴミ処理場へ持ち込み、回収してもらいます。

フリマアプリに出品する

フリマアプリを利用すると、納得のいく取引価格で販売できます。フリマアプリでテントの売れ筋価格は3,000円～46,000円です。

スノーピークやコールマン、モンベルなどの人気ブランドテントは10,000円～70,000円と高価格で取引されていました。ノーブランドでもレアカラーや、美品であるなど条件によって値段設定ができるため、納得のいく値段で手放せます。

商品説明に購入年や使用年数、サイズと傷や汚れの程度などテントの情報を詳しく記載すると、購入者に安心感を与え好印象を与えられます。

リサイクルショップで売却する

目立つ傷や故障がなく、まだ使用できるテントであれば、リサイクルショップでの売却も検討してみるのも良いでしょう。アウトドアに欠かせないテントは中古品でも需要のある商品です。

買取相場はテントの状態、備品、メーカーやモデルによって異なります。スノーピークやロゴスなど人気メーカーは、30,000円～60,000円の買取価格になるものもあります。

リサイクルショップへ持ち込むときは、取扱説明書や保証書などを揃えて査定額アップを狙いましょう。

アウトドア専門店で買取してもらう

アウトドア専門店で買取してもらうと、高価買取が叶うこともあります。アウトドア用品に詳しいプロが査定するため、安心して依頼できます。

複数の不用なテントを店舗まで持ち運ぶことが難しい場合、宅配や出張査定対応の店舗を選ぶと便利です。アウトドア用品買取専門店のマウンテンシティでは、ノースピークが10,000～150,000円の買取価格になっていました。

買取可能なブランドであれば、家で眠っているテントに思わぬ値段がつくこともあるでしょう。

欲しい人に譲る

まだ使えるテントは欲しい人に譲ることもできます。キャンプに興味があっても、一式揃えるとかなりの金額になるため、中古でも譲ってもらえるなら欲しいと思う人も多いでしょう。

友人や知人に譲る場合、無料になる可能性が高いですが、使ってもらうことに意味があります。相手が気持ちよく使うためにも、テントの汚れを拭き取り、できるだけきれいな状態にしておきましょう。

テントの使用が初めての人の場合、使用方法を実際に見せても良いでしょう。

不用品回収業者に依頼する

テントの処分を不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収業者は、テントだけでなく家に眠るさまざまな不用品を回収してくれます。

重たいものや大量の不用品は店舗へ持ち込むのは大変です。不用品回収業者なら自宅へ回収に来て、スタッフが分別や搬出をしてくれるため非常に便利です。

不用品回収業者でテントを回収すると単品4,000円～が相場ですが、何点か依頼したい場合は不用品回収センターのSSパックプランなら4,800円〜と、お得になることもあります。

テントが劣化する原因と処分のタイミング

本章では、テントが劣化する原因と処分のタイミングを紹介します。劣化の原因を知り、正しいメンテナンスがおこなえるようになりましょう。

安全なキャンプをおこなうためにも劣化の原因や、処分のタイミングを知ることが大切です。

テントが劣化する原因

テントの劣化は紫外線や風、湿気、汚れなどが原因とされています。紫外線などのダメージによって、テントの生地をコーティングしている防水層が剥がれてしまうからです。

メンテナンス次第で、テントの寿命が変わってきます。ポイントは以下のとおりです。

防水加工がポリウレタンコーティングではないものを選ぶことも、劣化対策になります。

テントを処分するタイミング

テントを処分するタイミングはさまざまです。テント自体の劣化や破れが目立つ場合、寿命と思って処分しましょう。

テントは身を守るものでもあるため、安全に使える状態か定期的に確認することをおすすめします。思い出が詰まったテントも、キャンプをしなくなった場合は思い切って処分すると、カビの発生を防げます。

新しくテントを買ったら、不用なテントの処分に迷う人もいるでしょう。保管場所に物があふれて、風通しが悪くならないように処分することも大切です。

テントを処分する場合の費用相場

テントを処分する場合の費用相場は、方法によって異なります。自治体の一般ゴミとして処分する場合は無料で回収されますが、粗大ゴミになると処理費用が200円以上必要な自治体が多いです。

フリマアプリへ出品し購入された場合は、送料や梱包材の費用が必要です。メルカリでは3辺合計が200㎝以内、30kg以内であれば2,500円でらくらくメルカリ便の利用ができます。

不用品回収業者に依頼すると、単品回収やプランによって金額が異なりますので、依頼前に公式サイトから確認してください。

自治体の一般ゴミとして処分する	無料
自治体の粗大ゴミ収集で処分する	200円～
自治体のゴミ処理場に自分で持ち込み処分する	200円～
フリマアプリに出品する	らくらくメルカリ便200サイズ：2,500円
不用品回収業者に依頼する場合	単品1,000円～/SSプラン4,800円～

テントを高く売却するコツとポイント

不用になったテントを高く売却するには、コツとポイントがあります。リサイクルショップやフリマアプリを利用する場合も、人気ブランド、付属品が揃っている、美品であることは高額買取の条件です。

以下に、テントを高く売却するコツとポイントを紹介します。

高額買取の可能性もあり！人気のテントブランド

不用になったテントが人気ブランドであれば、高額買取の可能性もあります。まだ使えるテントの場合は、捨てる方法を選ぶ前に、1度売却を検討してみても良いでしょう。

廃番になったカラーや、コレクターから根強い人気があるものは、古いものでも高額査定を期待できます。例として、人気ブランドテントの買取金額相場を紹介するので、参考にしてください。

テントの買取金額相場(例)

テントの種類や買取店によって買取金額相場は異なり、アウトドア専門店では高額査定の可能性があります。

	テントの種類	買取相場
コールマン	タフスクリーン2ルームハウス	10,000～15,000円
スノーピーク	アメニティドームM	11,000～14,000円
DOD	ロクロベース TT10-560-TN	21,000～28,000円
ロゴス	ナバホTepee 400	7,000～10,000円
テンマクデザイン	CIRCUS TC BIG TM-1810	19,000～25,000円

ペグやポールなど付属品を揃える

少しでも高く売却したいと考えている場合は、ペグやポールなど付属品を揃えておくことが重要です。さらに取扱説明書や保証書、購入時の箱やテントを入れる袋があれば信頼性が高くなり、査定額アップに繋がります。

一緒に買取に出すと品質の証明になるため、アウトドア用品に詳しいスタッフがいない店舗でも、テントの価値を正しく見極めてもらえます。これから新しいテントを購入する際は、付属品を大切に使用・保管しておくと売却時に良いでしょう。

設営時の写真や汚れ部分の写真を撮っておく

フリマアプリやネットでテントを出品する場合、設営時の写真や汚れ部分の写真を撮って掲載しておくのもポイントです。設営時の写真があれば、使用シーンをイメージできるため、購入後のトラブル回避にも繋がります。

また、トップの出品画像に登録しておけば、袋に入ったままよりも目につきやすい点がメリットです。汚れ部分の写真を撮っておくと、購入希望者が理解のうえで購入できトラブル回避になります。

小さな傷でも、丁寧に写真を撮って出品すると良いでしょう。

他のアウトドアグッズとまとめて売却する

他のアウトドアグッズとまとめて売却すると、買取額が高くなる場合もあります。店舗や時期、まとめて売ると買取額アップのキャンペーンを実施していることもあります。

不用になったテントと一緒に、ランタンや寝袋なども見直してみましょう。また、スタッフの服装がアウトドアメーカーであれば、テントの価値を理解してくれる可能性が高いでしょう。

テントの処分は「不用品回収センター」へお任せください

自力でテントを分別したり、処分場所へ苦労して運んだりするのが面倒と感じる場合、ぜひ不用品回収センターへお任せください。不用品回収業者である不用品回収センターでは、テントの分別・搬出をすべてスタッフがおこないます。

高価買取もおこなっていますので、捨てるはずのテントを買取できる可能性があります。365日、24時間営業の不用品回収センターなら、お客様のご都合にあわせて自宅へお伺いできますので、テントの処分だけでもお気軽にご相談ください。

特徴	365日24時間
料金	SSパック：4,800円～
回収可能な不用品	液体・危険物以外なんでも可能
買取制度	有り
電話番号	0120-949-966
公式HP	https://suisan-portal.jp/

テント処分に関するよくいただく質問

ペグや骨組みもまとめて処分してもらえますか？

はい、ペグや骨組みをまとめて回収可能です。事前に分別する必要はありません。経験豊富なスタッフが責任をもって分別・処理いたします。回収当日は、不用品の搬出もスタッフがおこないますので、保管場所に置いたままの状態でも問題ございません。ご相談いただければ、お客様にはお見積もり時の立会いのみお願いし、回収当日はご不在でも対応可能です。

テント1点だけの処分をお願いしても大丈夫でしょうか？

不用品回収センターではテント1点だけの処分も承っています。不用品1点からでもお電話1本で即日対応、最短30分でお見積もりに伺います。1人では運べず処分に困っている、すぐに処分してほしいなどお悩みの場合は、不用品回収センターへお気軽にご相談ください。不用品が大量にある場合も、お得な料金プランがございますのでぜひご利用ください。

【まとめ】テントは状態にあわせて処分方法を選ぼう

テントを自治体で処分するには、粗大ゴミ扱いになることが多いです。しかし、テントのブランドや状態によっては、高額で売却できる可能性があります。

捨てるはずのテントを売却できたら、新しいアウトドアグッズを買う資金に充てられます。また、少しでも早く手軽に処分したい場合は、不用品回収業者の利用もおすすめです。