ゴミ箱の処分方法を解説!注意点や処分にかかる費用とは?
ゴミ箱は私たちの日常生活において、なくてはならない存在です。リビングやキッチン、寝室など、家の中のさまざまな場所で利用されています。
長年使っていると、劣化や汚れ、ニオイが気になり買い替えを検討するタイミングが訪れます。いざゴミ箱を捨てるとなると、どのようにして処分すればいいのか困ってしまう方も多いでしょう。
本記事では、ゴミ箱の分別やおすすめの処分方法について解説します。手っ取り早くゴミ箱を捨てたい方は、ぜひご一読ください。
- ゴミ箱を処分する際の分別方法
- 自治体以外でゴミ箱を処分する方法
- ゴミ箱の処分にかかる費用
- ゴミ箱の処分におすすめの不用品回収業者
目次
ゴミ箱を処分する際のポイント
ゴミ箱は一見すると簡単に処分できそうですが、自治体のゴミ回収を利用する場合は、気をつけなければいけないポイントがいくつかあります。処分方法を間違えてしまうと回収してもらえないこともあるため、事前に確認しておきましょう。
- 処分方法はサイズや素材によって異なる
- 処分方法を間違えると回収してもらえない
処分方法はサイズや素材によって異なる
ゴミ箱の処分方法は、サイズによって異なります。小さいサイズであれば普段のゴミ回収で一緒に処分が可能ですが、大きいサイズの場合は粗大ゴミとして扱われます。
また、小さいゴミ箱でも木製やプラスチック製あれば可燃ゴミ、金属製であれば不燃ゴミなど、処分方法が異なります。
処分方法を間違えると回収してもらえない
前述したとおり、ゴミ箱はサイズや素材によって処分方法が異なります。自治体の基準に沿って分別できていないと、指定の場所に置いておいても回収してもらえません。
回収してもらえない状態のまま放置していると、不法投棄とみなされることもあります。自治体でゴミ箱を処分するときは、事前にホームページなどでゴミに関するルールを確認してください。
ゴミ箱を自治体で処分する方法
自治体でゴミ箱を処分する場合、基本的には可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミのいずれかに該当します。サイズや素材をもとに、どの処分方法が適しているのかそれぞれ紹介します。
小さいゴミ箱は可燃ゴミとして処分する
小さいゴミ箱は、可燃ゴミとして処分するのが適しています。普段の家庭ゴミと一緒に袋に入れて、ゴミの日に出しておけばOKです。
- ①自治体指定のゴミ袋を用意する
- ②ゴミ袋にゴミ箱を入れる
- ③指定日の早朝に回収場所に持っていく
ただし、ゴミ箱を可燃ゴミとして処分する場合は、注意点として、分別しなければいけない部品があります。取っ手や留め具など金属部分があるゴミ箱は、そのままでは可燃ゴミとして処分できません。
工具などを使って取り外す必要があり、手間がかかります。
大きいゴミ箱は粗大ゴミとして処分する
大きいゴミ箱は、粗大ゴミとして処分しましょう。粗大ゴミの定義は「一辺が30センチを超える」「指定のゴミ袋に入らない」など自治体によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
ゴミ箱を粗大ゴミとして処分する場合は、事前に申し込みが必要です。また、費用が200~500円程度かかります。
- ①自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡する
- ②担当職員から回収日と金額を聞く
- ③金額分の有料ゴミ処理券を購入する
- ④有料ゴミ処理券をゴミ箱に貼る
- ⑤指定された回収日にゴミ箱を出す
有料ゴミ処理券は、市内のスーパーやコンビニ、郵便局、金融機関などで購入可能です。ただし、別の自治体の券を買ってしまうと回収してもらえないので注意しましょう。
また、粗大ゴミは申し込んでから回収してもらうまで2週間ほどかかります。繁忙期なら1か月以上待たなければいけない場合もあるので、時間に余裕を持って申し込むことをおすすめします。
金属製のゴミ箱は不燃ゴミとして処分する
不燃性の素材で作られているゴミ箱は、不燃ゴミとして処分しましょう。ステンレスやスチールなど金属製、陶器製、自治体によってはプラスチック製なども該当します。
不燃ゴミとして処分する場合は、粗大ゴミのように事前申し込みは必要ありません。可燃ゴミと同様に自治体指定の袋に入れて、ゴミの日に出しておけば回収してもらえます。
ただ、不燃ゴミの回収は月1~2回と頻度が少ないので、タイミングを逃さないよう注意しましょう。
【サイズ別】ゴミ箱の処分方法
ゴミ箱を自治体で処分する際は、サイズが重要です。ただ「小さい」や「大きい」では明確な基準がわかりません。
本章では、具体的なサイズごとの適切な処分方法を紹介します。
- 20リットルのゴミ箱の処分方法
- 45リットルのゴミ箱の処分方法
20リットルのゴミ箱の処分方法
20リットルのゴミ箱は、普通ゴミで処分できます。木製やプラスチック製なら可燃ゴミ、金属など不燃性素材のゴミ箱なら不燃ゴミとして処分しましょう。
45リットルのゴミ箱の処分方法
自治体の基準によって異なる場合がありますが、基本的には45リットルのゴミ箱は粗大ゴミに分類されます。しかし、粗大ゴミの処分は、事前申し込みや有料ゴミ処理券の用意が面倒です。
もし、45リットル以上の大きなゴミ箱を普通ゴミとして処分したいなら、解体して小さくする方法もあります。まず、市町村で普通ゴミとして処分可能なサイズを確認してください。
サイズを確認後、のこぎりなどプラスチックを切断できる道具を用意し、調べたサイズにカットしていきます。あとは指定のゴミ袋に入れて、可燃ゴミか不燃ゴミとして捨てればOKです。
なお、カットしたプラスチックは断面が鋭くなります。ケガの恐れがあるため、軍手などを使用して作業を行いましょう。
【自治体別】ゴミ箱の処分方法
ゴミ箱の処分方法は、主に可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミの3種類ですが、分別基準は自治体によって異なります。本章では、自治体別にゴミ箱の処分方法を紹介するので、参考にしてみてください。
- 渋谷区の処分方法
- 横浜市の処分方法
- 名古屋市の処分方法
- 大阪市の処分方法
- 福岡市の処分方法
渋谷区の処分方法
渋谷区では、一辺の長さが30cm以下の場合は普通ゴミとして処分できます。回収頻度は可燃ゴミが週2回、不燃ゴミが月1回です。
また、一辺の長さが30cmを超える場合は粗大ゴミとして扱われます。ゴミ箱の粗大ゴミ処理手数料は、400円です。
横浜市の処分方法
横浜市では、金属製の場合は一辺の長さが30cm未満、プラスチック製や木製の場合は50cm未満の場合は普通ゴミとして処分できます。回収頻度は可燃ゴミと不燃ゴミどちらも週2回で同じ収集日ですが、不燃ゴミとして捨てる場合のみ見える位置に品物名の表示が必要です。
また、上記のサイズを超える場合は粗大ゴミに該当します。手数料は200円です。
名古屋市の処分方法
名古屋市では、30cm角以内であれば普通ゴミとして処分が可能です。週1回の頻度で収集があります。
サイズにもよりますが、粗大ゴミとして処分する場合は250円〜500円の手数料がかかります。
大阪市の処分方法
大阪市では、一辺の長さが30cm以下の場合は普通ゴミとして処分できます。回収頻度は可燃ゴミと不燃ゴミどちらも週2回です。
また、一辺の長さが30cmを超える場合は粗大ゴミに該当します。手数料は200円です。
福岡市の処分方法
福岡市では、市が指定するゴミ袋に入るサイズであれば普通ゴミとして処分できます。回収頻度は可燃ゴミが週2回、不燃ゴミが月1回です。
また、重すぎて片手で持ち上げた際に袋が破れてしまう、大きすぎて指定ゴミ袋に入らない場合は粗大ゴミとして扱われます。手数料は300円です。
自治体以外でゴミ箱を処分する方法
自治体でのゴミ回収は便利なサービスですが、ゴミ箱を処分するには時間や手間がかかります。粗大ゴミとして捨てる場合は予約や手数料が必要です。
本章では、上記のデメリットを回避できるおすすめのゴミ箱処分方法を紹介します。
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリで出品する
- 不用品回収業者に依頼する
リサイクルショップで売却する
- 処分費用がかからない
- お金を得られる
- 出張買取を利用できる
購入してから日が浅く、破損や汚れがないゴミ箱はリサイクルショップで売却するのがおすすめです。自治体で処分するとなると、ゴミ袋や有料ゴミ処理券などの用意が必要でお金がかかります。
しかし、リサイクルショップなら店舗に持っていけば、無料で処分が可能です。ゴミ箱は基本的にあまり高い査定はつきませんが、状態が良かったり、キャラクター入りの希少価値が高かったりするゴミ箱なら、思わぬ臨時収入を得られる場合もあります。
また、出張買取を実施している店舗もあり、運び出しの手間が省けるのも嬉しい点です。
フリマアプリで出品する
- 処分費用がかからない
- リサイクルショップより高値で売れる
リサイクルショップで売却する場合、お店の利益分を考慮して査定されるから、思っているより高く売れないことが多いです。少しでも高くゴミ箱を売りたいなら、フリマアプリをおすすめします。
自分で値段をつけられるため、満足のいく金額で売却可能です。メルカリやラクマなどユーザーが多いサービスを使えば、買い手には困りません。
しかし、フリマアプリで売却する場合は出品や梱包、発送など手間がかかります。また、汚れや匂いが残っていてトラブルに発展する場合もあるので注意が必要です。
フリマアプリメルカリでは、プラスチック製の45リットルタイプのゴミ箱で3,000円程度、台所で使うようなペダル付きの連結した複数のゴミ箱は3,000円〜4,000円程度で取引されています。なかでも、手をかざすだけで自動で蓋が開くような高機能のゴミ箱は10,000円ほどで出品されています。
不用品回収業者に依頼する
- 自宅まで引き取りに来てくれる
- ゴミ箱以外の不用品も一緒に引き取ってくれる
- 最短即日で処分できる
不用品回収業者のメリットは、自宅まで引き取りに来てくれることです。大きいサイズのゴミ箱や金属製で重いゴミ箱など、持ち運びが難しい場合でも問題ありません。
また、ゴミ箱以外の不用品も一緒に引き取ってくれるので、もしゴミ箱以外にも不用品があればまとめて引き取ってもらいましょう。業者によっては、申し込みから最短即日で対応してもらえるので、なるべく早く処分したい方にもおすすめです。
電動機能付きのゴミ箱を処分する方法
- 自治体で回収してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- 修理して使い続ける
電動機能付きのゴミ箱も、普通のゴミ箱同様に自治体で回収してもらえます。ただし普通ゴミとして処分する場合は、機械部分とゴミ箱部分を別々に捨てなければいけません。
手っ取り早く処分したいなら、不用品回収業者がおすすめです。分別は必要なく、引き取りに来たスタッフに渡すだけで処分が完了します。
ただ、機械部分の故障で処分を検討している場合は、修理して使い続けるのも1つの手です。保証期間内なら無料や低価格で直すことが可能なので、捨てる前に一度検討してみましょう。
ゴミ箱を処分する際の料金相場
ゴミ箱を捨てる際、方法によっては費用がかかります。本記事で紹介した処分方法の料金相場を表にまとめました。
可燃ゴミ | 無料 |
---|---|
不燃ゴミ | 無料 |
粗大ゴミ | 300~500円 |
リサイクルショップ | 無料 |
フリマアプリ | 無料 |
不用品回収業者 | 1点1,000円~ |
不用品回収業者は分別や運び出しの手間がかからず、いつでも申し込み可能で便利なサービスです。ただし、サービスがある分、他の方法に比べて費用が高くなります。
リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却する場合は、うまく売却できれば無料で処分できます。しかし、価格設定に注意しておかなければ販売手数料や、配送料などがかかり、損する可能性もあるので注意してくださいね。
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【まとめ】適した処分方法を見つけよう
本記事ではゴミ箱の処分方法を解説しました。自治体でのゴミ回収は誰でも利用できますが、手間や手数料がかかってしまいます。
リサイクルショップやフリマアプリを使えば、無料でゴミ箱の処分が可能です。また、不用品回収業者なら、分別なしでいつでも引き取ってもらえます。
本記事で紹介した方法を参考に、自分に適したゴミ箱の捨て方を見つけてみてください。