絨毯の適切な捨て方7選をくわしく解説!捨てる際の注意点も合わせて紹介。
絨毯は大きいため、自治体の普通ゴミとして処分できるのか、正しい捨て方に悩む人も多いでしょう。不用になった絨毯は、自治体の普通ゴミや粗大ゴミとして捨てるだけでなくお得に手放す方法もあります。
本記事では、不用になった絨毯の正しい捨て方7選を紹介します。絨毯の処分方法に困っている人は、ぜひ参考にしてください。
- ①絨毯の捨て方7選
- ②絨毯を処分する場合の費用相場
- ③絨毯を捨てるときの注意点
目次
絨毯・カーペット・ラグの違い
絨毯やカーペット、ラグに明確な定義はなく素材やサイズの違いで呼び方が異なると考えられています。カーペットの和訳は絨毯であり、両者はほぼ同じ意味です。
一般的に、絨毯は約3畳以上の大きさがあり毛織物で厚みのあるパイル生地になっています。有名なものはペルシャ絨毯や中国緞通などで、高級感のある見た目が特徴です。
カーペットとはホテルのロビーなどで見かける床一面を覆っている敷物で、1度敷き詰めると交換しにくいといったデメリットがあります。そして、ラグは小さいサイズの敷物をさします。
絨毯の捨て方7選
不用になった絨毯は、自治体の普通ゴミとして捨てたり粗大ゴミに出したりと正しい処理が必要です。ただ、絨毯の種類や自治体のルールによって、処分方法が異なります。
まだ使える絨毯は、リサイクルショップに持ち込むとお得に手放せます。サイズが大きく捨て方に迷いがちな絨毯の正しい捨て方7選を知り、あなたの心も部屋もすっきりしましょう。
- 自治体で普通ゴミとして捨てる
- 自治体で粗大ゴミとして捨てる
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリに出品する
- 買い替え時に引き取ってもらう
- 欲しい人に譲る
- 不用品回収業者に依頼する
自治体で普通ゴミとして捨てる
自治体で普通ゴミとして捨てる場合、1辺が30㎝以内または自治体指定のゴミ袋に入るサイズであることが重要です。指定ゴミ袋に入らない大きな絨毯は、粗大ゴミ扱いとなります。
綿やウール・い草など天然素材からできた絨毯は、可燃ゴミです。レーヨン、ポリエステルなど合成繊維の場合は、不燃ゴミに出しましょう。
ただし、自治体によって分別のルールが異なるため、普通ゴミとして捨てる前に公式サイトや電話にて確認しておくことをおすすめします。
主要自治体で絨毯を普通ゴミとして捨てる場合の条件
多くの自治体では、1辺が30㎝以上あれば粗大ゴミ扱いになります。しかし、1辺が30㎝以下になるように絨毯をカットすれば、自治体の普通ゴミとして捨てられる場合があります。
天然繊維の絨毯でも、滑り止めなどゴム製品がついているものは不燃ゴミとなるため注意しましょう。
自治体 | 普通ゴミの種類 | 条件 |
---|---|---|
横浜市 | 可燃 | 畳んで50㎝未満の大きさ |
札幌市 | 可燃 | ゴミ袋の紐を縛れる大きさ |
名古屋市 | 可燃 | ゴミ袋の口を縛り片手で持てる重さ |
大阪市 | 可燃 | 1m以内の棒状でも収集可能 |
千葉市 | 可燃 | 電気コード類はできるだけ取り外して不燃へ |
自治体で粗大ゴミとして捨てる
絨毯は、基本的に粗大ゴミ扱いになります。忙しくカットする時間がない人や楽に捨てたい人は、粗大ゴミとして自治体に回収してもらう方法がおすすめです。
粗大ゴミとして捨てる場合、日を決めて自治体から収集に来てもらったり自分で持って行ったりするため予約が必要なことがあります。粗大ゴミとして捨てるときは、自治体の公式サイトから電話やインターネットで事前申し込みが必要かどうか確認しておくと安心です。
主要自治体で絨毯を粗大ゴミで捨てる場合の処分手数料
主要な自治体で絨毯を粗大ゴミとして捨てる場合、処分手数料が必要です。処分手数料は、単に処分費用としてだけでなくゴミ排出の抑制と資源循環型社会を促進するために導入されています。
自治体によって処分手数料に違いがあるため、確認しておきましょう。以下の表は、主要自治体で絨毯を粗大ごみとして処分する場合の処分手数料です。
処分手数料 | |
---|---|
横浜市 | 500円 |
札幌市 | 3畳以下:200円 3畳以上:500円 |
名古屋市 | 250円 |
大阪市 | 6畳未満:200円 6畳以上:400円 |
千葉市 | 3畳以下:390円 3畳以上:780円 |
リサイクルショップに持ち込む
引っ越しなどによる買い替えによりまだ使える絨毯を処分するときは、リサイクルショップに持ち込むこともおすすめです。ペルシャ絨毯や中国緞通など高級なものは、状態によって数千円~数十万円が相場です。
高級な絨毯でない場合も、比較的新しく状態が良ければ査定のプラスポイントになるでしょう。また、リサイクルショップに持ち込む前に高価買取してくれる業者を探したり絨毯をきれいに掃除したりすることで、高い値段での売却が期待できます。
フリマアプリに出品する
自宅にインターネットの環境があれば、手軽にフリマアプリへ出品できます。フリマアプリには、中古でも多くの絨毯が出品・購入されています。
とくに高級素材の絨毯は10,000円~500,000円と売却額の幅が広く、高額な取引価格で出品されているものも多くあります。高級素材ではない絨毯の取引価格は、1,000円~10,000円以内が相場になっています。
リサイクルショップで値段がつかないものも、フリマアプリなら購入される可能性があるため捨てる前に1度出品を検討してみましょう。
買い替え時に引き取ってもらう
絨毯を買い替える人は、購入時に引き取ってもらうサービスを利用する方法があります。たとえばIKEAで購入した絨毯は、カビやしみがないなど条件に当てはまれば引き取ってもらえます。
引き取ってもらう方法は、店舗へ持ち込むか配送するか選べるので遠方でも気軽に利用できます。インテリアショップゆうあいでは、新しい絨毯を購入するのと同時に絨毯の引き取りサービスを利用できます。
気になる方は、それぞれ公式サイトで詳しい条件や利用方法を確認してください。
欲しい人に譲る
まだ使える絨毯でもリサイクルショップやフリマアプリで売れなかった場合、捨てるのがもったいなく感じるでしょう。捨てるのを躊躇するときは、周りの人に声をかけてみると案外譲り受けてくれる人が見つかることもあります。
欲しい人に譲ることで、絨毯が新たな場所で活躍しゴミの削減にもつながります。人に譲るときは汚れを落とし、ほつれを修繕するなどできるだけきれいな状態で渡すようにしましょう。
不用品回収業者に依頼する
大きな絨毯を手間なくすぐに捨てたい人は、不用品回収業者に依頼してはいかがでしょうか。不用品回収業者であれば、分別する手間や持ち込む必要がありません。
とくに引っ越しなどで多くの不用品がある場合は、絨毯とまとめて依頼すれば一気にすっきりします。不用品回収業者を選ぶときは、自治体の許可を受けているか・口コミや評判などを各業者の公式サイトで確認してください。
また、ホームページ上に費用が掲載されているため、比較しても良いでしょう。
絨毯を処分する場合の費用相場
絨毯を処分する場合の費用は、できるだけ抑えたいものです。大きな絨毯も小さくカットすれば、自治体の普通ゴミとして捨てられるため、処分費用はかかりません。
自治体で粗大ゴミとして捨てる・不用品回収業者に依頼する場合は、それぞれ公式サイトで費用を確認できます。買取サービスをおこなっている不用品回収業者であれば、処分費用から買取分が差し引かれお得になることもあります。
本項目で紹介した費用相場を参考に、あなたにあった方法を選んでください。
自治体で普通ゴミとして捨てる | 無料 |
---|---|
自治体で粗大ゴミとして捨てる | 200円~780円 |
買い替え時に引き取ってもらう | IKEA:査定後売却可能 インテリアショップゆうあい:4,000円 |
不用品回収業者に依頼する | 2,000円~ |
絨毯を捨てるときの注意点
- 自治体で捨てるときは自治体ごとのルールに従う
- カットして処分する場合は怪我に気を付ける
- 電気カーペットは極力カットせずに捨てる
一般的にサイズが大きい絨毯は、粗大ゴミとして扱われます。不要になった絨毯を捨てるときは、自治体ごとに決められた分別ルールを守りましょう。
本項目では、絨毯を捨てるときの3つの注意点を紹介します。
自治体で捨てるときは自治体ごとのルールに従う
絨毯を自治体で捨てるときは、自治体ごとに決められた分別のルールに従うことが大切です。絨毯は素材やサイズによって可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミに分別できます。
分別に迷う場合は、お住いの自治体へ相談しましょう。また、一般的に1辺の長さが30㎝以上のものを粗大ゴミとして扱いますが、小さくカットすれば自治体の普通ゴミとして出せる場合があります。
たとえば、横浜市では、畳んで50㎝未満であれば普通ゴミで回収されます。ただ各自治体によってルールが異なるため、よく確認しましょう。
カットして処分する場合は怪我に気を付ける
絨毯を粗大ゴミとして捨てると処分費用がかかるため、カットして自治体の普通ゴミとして捨てたいと思う人もいるでしょう。絨毯のカットは、怪我防止のためにも大きいはさみと軍手が必須です。
絨毯をカットする際は、安全面に配慮して作業しましょう。自治体指定のゴミ袋に入る大きさにカットできたら、袋に入れて口を縛ります。
絨毯を片手で持てる重さにしておくと、回収する人も安全です。ただし、絨毯の厚みがありカットするのに危険な場合は、無理せずに粗大ゴミや不用品回収業者の利用を検討しましょう。
電気カーペットは極力カットせずに捨てる
電気カーペットは、感電や怪我の恐れがあるため極力カットせずに捨てましょう。また、電熱線が入っている電気カーペットは、はさみではカットしづらく無理やり作業すると怪我のリスクが高まります。
電熱線が入っている電気カーペットは比較的重さもあり、運ぶのが大変な人もいるでしょう。電気カーペットは、自治体の粗大ゴミに出すか電話1本で自宅へ駆けつけてくれる不用品回収業者に依頼すると手軽で安心です。
絨毯を捨てたくなったら不用品回収センターへご相談ください
絨毯を手間なくすぐに捨てたいと思ったら、まずは不用品回収センターへご相談ください。ご連絡いただければ、即日対応・最短30分でお見積もりに伺います。
不用品買取にも力を入れており、回収費用からお値引き可能です。不用品回収センターは「不用品回収比較ナビ」などで、多くの口コミと高評価をいただいております。
また、一人暮らしの女性も気軽にご相談いただけるよう、女性スタッフも在籍していますのでご安心ください。不用品回収センターでは、お客様のご要望にお応えできる高品質なサービス提供を心がけています。
特徴 | 365日24時間対応 |
---|---|
料金 | SSパック 4,800円~ |
回収可能な不用品 | 家電、小型家電製品など |
買取制度 | 有り |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
絨毯の処分に関するよくある質問
電気カーペットも処分してもらえますか?
はい、電気カーペットも回収可能です。基本的に液体物や危険物以外は、どのようなものでも回収できます。不用品は1点からでも承っておりますので、量を気にせずお気軽にご相談ください。不用品回収センターでは自治体で回収を断られた不用品も対応できますので、気になるものがありましたらお問い合わせ時にスタッフへご確認いください。
また、不用品の買取も積極的に行っていますので、スタッフまでお気軽にお申し付けください。
室内に敷きっぱなしの絨毯でもそのまま回収・処分してもらえますか?
はい、敷きっぱなしのままでも絨毯の回収・処分は可能です。不用品回収センターには経験豊富なベテランスタッフが多数在籍しており、迅速・丁寧な回収作業を実現しています。分別や搬出はスタッフがすべておこないますので、重たい不用品を玄関先まで運んでおく必要はございません。また、お見積もりの際に立ち会いいただければ、回収時にご不在でも対応可能です。不用品回収センターは24時間対応ですので、早朝や深夜のご依頼となる場合もお気軽にご相談ください。
【まとめ】絨毯は必ず正しい方法で処分しよう
絨毯はカットするなどひと手間加えれば、自治体の普通ゴミとして捨てられます。自治体の分別ルールを守ることはもちろん、絨毯は必ず正しい方法で処分しましょう。
絨毯の捨て方に困っている場合は、本記事で紹介した捨て方7選を参考にしてください。絨毯を手軽に・すぐに処分したい人は、不用品回収センターなど不用品回収業者の利用がおすすめです。