ホームセンターで木材を処分する方法は?コーナンやカインズで廃棄できるのか解説



生活に身近に存在する木材ですが、燃えるごみと認識していても正しい処分の方法はご存知でしょうか?庭の手入れ後の剪定木材や片付け後の木製家具など処分に困ることがあります。
木材は正しい処分方法を知ると環境がスッキリするだけでなく、お得に処分することにより収入に繋がる可能性もあります。木材を正しく処分する方法について詳しく解説いたします。
- 木材を正しく処分する方法
- 木材を処分するためにかかる費用
- 木材を処分するときの注意点
- 木材を処分するなら不用品回収業者がおすすめ
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目次
木材の種類によって推奨される処分方法が異なる
木材を処分する最適な方法は、木材の種類によって異なります。
木材はそれぞれ異なる特性を持っており、処分方法も特性に合わせて選ぶ必要があるからです。加工されていない天然木はリサイクルや再利用が可能ですが、塗装や化学処理が施された木材は専門業者による処理が必要になります。
- 天然の木材:リサイクル可能
- 化学処理された木材:専門業者やリサイクルセンターに依頼
- 建築残材:専門業者やリサイクルセンターに依頼
天然木は家具やリメイク作品などに再利用することができますが、処理された木材は適切に廃棄しなければなりません。
建築残材の場合は建材のリサイクルセンターへ持ち込むことで、新たな資源として生まれ変わり、建材としてリサイクルされます。
自治体で木材を処分する方法
木材は焼却処分ができるので自治体で処分することが可能です。また費用も無料や割安な場合が多いので経済的に処分できます。
自治体で木材を処分する場合は条件やルールがありますので正しい処分の方法を解説します。
- 可燃ゴミとして処分する
- 自治体の粗大ゴミ戸別収集を利用する
- 指定のゴミ処理施設に持ち込みする
可燃ゴミとして処分する
木材は燃えるごみとして自治体で回収することができ費用もかかりません。しかし自治体ごとに条件は異なりますが、回収する木材のサイズが決まっていることが多く、30~50㎝程のサイズにカットや解体をして出す必要があります。
また、処分する量にも制限があり、大量に処分したい方は複数回に分けるなどまとめて処分ができないので注意しましょう。
可燃ゴミとして処分できる自治体の例は、次の通りです。
- 練馬区:太さ10cm以下、長さ50cm以下
- 横浜市:長さ50cm未満
- 名古屋市:長さ50cm以下、30cm角以内
- 大阪市:長さ30cm以下
自治体の粗大ゴミ戸別収集を利用する
自治体によっては木材を有料粗大ごみとして戸別収集にて処分することも可能です。また戸別収集は自治体によって条件やルールがあります。
戸別収集の具体的な方法について「さいたま市」を例に手順を紹介いたします。
指定のゴミ処理施設に持ち込みする
自己運搬が可能であれば自治体で決められた処理施設に直接持ち込むこともでき、費用も比較的割安な価格で処分できます。事前に予約が必要な自治体もありますが早く処分が可能であったり、手数料も安くなることもあります。
しかし自分で運搬する手間や量やサイズの制限等自治体のルールがあるので予め確認することが必要です。
自治体以外で木材を処分する方法5選
自治体以外で木材を処分する場合、状態のいい木材であれば売却したり買取できる可能性があります。また処分に困っていても木材引き取り可能な専業業者や手間なく処分できる業者もあるので、自分にあった正しい処分方法を検討しましょう。
- 木材回収業者に引き取ってもらう
- 友人や知人に譲る
- フリマアプリやオークションで譲る
- リサイクルショップに持ち込む
- 不用品回収業者に依頼する
木材回収業者に引き取ってもらう
近くに木材専業の回収業者があればぜひ利用しましょう。木材は再利用できる材質で小さく粉砕してチップ状に加工し紙やファイバーボード等の原料になります。
そのため利用価値の高い木材は木材回収業で引き取ってもらえれば有効活用ができ環境にも配慮できます。しかし木材回収業者の数が少なくまた、木の種類にも条件があることが多いため事前に確認する必要があります。
友人や知人に譲る
友人や知人の中にDIYやキャンプ好きな方がいて木材を必要としている方がいればぜひ譲ってあげましょう。日頃のコミュニケーションの中でどんな木材(木の種類や特徴)が欲しいか予めリサーチしておくと譲った時に大変喜ばれるかもしれませんね。
ただし状態の良い木材が好まれるので風通しの良い場所で保管するなどの管理も必要です。
フリマアプリやオークションで譲る
フリマアプリやオークションでは比較的サイズの小さい木材の端材や廃材を出品、売却することができます。DIYやハンドメイドが好きな方等に人気があり、スマホやPC等で簡単に出品できるので手軽で便利な点もメリットです。
しかし梱包する手間やある程度まとまった量が必要であったり、売れ残るリスクもありますのでしっかり売れ筋を調べるなどの事前調査も必要となります。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップは商品を査定、買取して店頭販売することが基本であり、買取できれば収入を得ることができます。また自分で持ち込める範囲であれば長いサイズや大きいサイズも可能です。
しかし査定時に需要の有無を判断後買取を行うので、処分する木材の種類や状態によっては買取できない場合もあるので注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する場合は大きな木工家具でも解体の必要がなく、また大量であっても量の制限や運搬する手間もなく便利です。
また自治体での処分は回収日や予約日が決まっていますが、不用品回収業者は即日対応が可能なので迅速・スピーディーに回収できるのも魅力です。
しかし木材の量によっては作業費用が割高になり、業者選定にも時間と手間がかかるので事前に処分量やお得に利用できる方法を確認する必要があります。また悪徳な業者の存在もあるため注意が必要です。

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ホームセンターで木材を処分するには?
ホームセンターでは木材を引き取っていません。一部のホームセンターでは引き取りしている可能性もありますが、大型のホームセンターでは処分のみの引き取りは行っていません。
- コーナン:デッキ材の回収可(商品購入時)
- カインズ:回収不可
- コメリ:回収不可
- DCM:回収不可
- ダイユーエイト:回収不可
- 島忠:回収不可
- ビバホーム:回収不可
コーナンで処分する場合
コーナンでは、新しいデッキ材を購入する場合のみ古いデッキ材を無料で引き取ってもらえます。樹脂製や人工木も対象となるため、買い替えを検討している方におすすめです。
引き取り可能な数は、購入したデッキ材と同数までです。引き取りサービスのみの利用はできないため、必ず新しい材料の購入が必要になります。
なお、木材購入時に切断サービスを利用した場合は、発生した端材も併せて引き取ってもらえます。
カインズで処分する場合
カインズでは木材の引き取りを実施していません。新たに製品を購入しても引き取り・回収には対応していないので、持ち込まないでください。
ただし、切断する際に使える丸ノコや電動のこぎりの貸し出しを行っています。切断する用具がなく処分に困っている方におすすめです。
予約が必要なので、公式サイトから用具のレンタルを申し込んでください。
コメリで処分する場合
コメリでも木材の引き取りには対応していません。コーナン同様、端材の引き取りのみなので持ち込まないでください。
電動のこぎりや丸ノコのレンタルは可能ですが、コメリカードの会員限定で利用できるサービスです。コメリカードを保有している方は公式サイトから予約できます。
木材の処分にかかる料金相場
木材を自治体や木材回収業者に引き取ってもらう場合は無料または割安な費用で経済的です。不用品回収業者で木材単品を処分する場合は自治体等と比較して割高な費用がかかります。
しかし大量な場合や木材以外にも不用品がある場合はゴミの量に応じて定額パックプランを利用するとお得になる可能性もあります。
自治体の可燃ゴミとして処分する場合 | 無料 |
---|---|
自治体の粗大ゴミとして処分する場合 | 約100円~500円 |
クリーンセンターに持ち込む場合 | 約400円~数千円 |
木材回収業者に引き取ってもらう場合 | 無料 |
フリマアプリで売却する | 無料 |
不用品回収業者に依頼する場合 | 単品回収¥1,000~・その他不用品があれば定額パック料金あり |
木材を処分する場合の注意点
木材を処分する場合、予め注意点を確認しておくとトラブルを避け効率的に処分することが可能です。処分する際の注意点を解説していきます。
- 保管している間は害虫やカビの発生に配慮する
- 怪我に注意する
- 釘や金属部分は分別する
- 燃やすのは厳禁
保管している間は害虫やカビの発生に配慮する
木材を保管している間は、害虫やカビの発生を防ぐことをおすすめします。
木材は自然素材であるため、湿気や温度の変化によって害虫やカビが繁殖しやすくなります。保管する状況に合わせて対策しましょう。
- 通気性の良い場所で保管
- 地面から離して保管
- 湿気対策を実施
木材を適切に保管することで、害虫やカビの発生を抑え、長期間の保管が可能になります。地面から離して保管することや湿気対策を実施することで、木材を健康な状態で保てます。
怪我に注意する
木材は棘や鋭利な部分があり素手で持つとケガをする可能性があるので軍手等を使用しましょう。また回収可能なサイズにする場合、カットや解体作業に必要なのこぎりやなた、電動工具などを使用することもあるので取扱いにも充分に注意しましょう。
工具などの扱いに慣れていない方は、無理して自分で解体などすると怪我につながりますので、その場合は業者へ依頼することをお勧めします。

釘や金属部分は分別する
処分する木材の中に釘やネジなどの金属類が刺さっている場合は分別が必要です。それは木材は可燃ごみとして、金属類は不燃ごみとして扱われるため処分の方法が異なるからです。
処分する木材に金属類が一緒にある場合は抜くなどして分別するようにしましょう。
燃やすのは厳禁
木材は可燃性ですが一般家庭で燃やすのは迷惑行為にあたり、危険性もあるので厳禁です。木材を燃やすと特有のニオイを発し、さらに煙も充満し近隣の住民に迷惑がかかります。
また火事ややけどの危険性も高まり環境的にも問題があります。屋内外問わず木材をご自身で燃やすのはやめましょう。

木材はDIYなどで他の家具などにリメイクが可能!
木材の状態や木の種類によってはDIYで素敵なインテリア等にリメイクできます。例えば枕木を使ってガーデニングのハンギングとして使用することもでき、更にはブロック等と併用してオリジナルで簡単な棚になるなどアイデア次第で無限にリメイクできます。
木材を処分する前にDIYを施してリメイクをするのも実用的でおすすめです。

木材を手軽に処分するなら不用品回収センターがおすすめ
不用品回収業者は木材を手間なく簡単に処分ができるので大変便利です。特に「不用品回収センター」は木材以外の不用品がある場合でも定額パックプランやWEB割引サービスの利用でお得に回収できるのでおすすめです。
さらに様々なサービスが利用できるので詳しくご紹介します。
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不用品回収センターの魅力
特徴 | 定額プランパック採用でわかりやすい料金体系 |
---|---|
料金 | Sパック(約1Kの部屋・物置等片付け)WEB割引後¥9,800~(税込) |
回収可能な不用品 | 家具・家電・自転車等 |
買取制度 | 有 |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
不用品回収センターは他社で追加費用とされるスタッフ増員やエアコンの取外し作業、出張費、梱包作業等すべて込みの定額パックプラン料金で見積後の追加料金なく利用できます。
また立ち合い不要サービスや女性スタッフの作業も対応可能なので、きめ細かいお客様に寄り添ったサービスが利用できます。
さらに作業時でもすぐに買取できるサービスが充実しており、買取れる品目があれば作業費用からその場でお値引きが可能なので、お得な料金で利用できるのも大きな魅力です。

木材の処分についてよくある質問
ここでは、木材の処分に関するよくある質問に回答していきます。
またカラーボックスそのものを手間を掛けずに処分したい場合は粗大ごみや不用品回収業者に出すことをおすすめします。
その他自治体で条件を確認すれば燃えるごみとして処分も可能です。薪は湿気が多くカビが生えないよう風通しのよい場所に保管しておきましょう。
【まとめ】木材は適切な方法で処分しよう
木材は可燃性の材質なので自治体のルールに従えば経済的に処分ができます。また状態がよければフリマアプリやオークション、リサイクルショップに売却、買取ができ収入も得ることが可能ですので処分する前に検討してみましょう。
さらに大量の木材で処分が困難な状況やお急ぎの場合、手間なく処分したい場合は不用品回収業者に依頼することもおすすめです。ご自分の状況に応じて正しく木材を処分しましょう。