トースターの処分方法10選|処分時の注意点や買取や売却で査定額をアップさせるコツも紹介
ほとんどの家庭で調理家電として活躍するトースターですが、買い替えや引っ越しなどのタイミングで処分が必要になることもあります。トースターは比較的小型の家電なので、分別や処分の方法に迷いがちです。
本記事では、トースターを自治体のごみとして処分する方法や、自治体以外の処分方法、処分の注意点などを解説していきます。
- 自治体によってトースターの処分方法は異なる
- 家電量販店やホームセンターの引取サービスを利用することもできる
- 製造年とメーカーがトースターの買取価格を左右する
目次
トースターの寿命は?
トースターの寿命は一般的に5~6年、長く持って10年ほどだと言われています。メーカーや使い方、お手入れ方法によって寿命は異なります。
異音や異臭、熱くならない、煙が出るといった異常がみられたら買い替え時です。トースターを長持ちさせるためには、庫内の清掃が欠かせません。
パンくずトレイやヒーター管の汚れはこまめに拭き取ることをおすすめします。掃除の際に火傷しないように、庫内の熱が冷めてから触るようにしましょう。
トースターを自治体のごみとして処分するには?
トースターは自治体のごみとして処分することが可能です。一口に自治体の処分と言っても、一般ごみや不燃ごみ、粗大ごみ、小型家電などさまざまな分別があります。
ごみの種別によって処分方法が異なるため、以下で詳しく説明していきます。自治体によってはごみの種別が決まっていることもあるため、お住まいの自治体が出している情報を確認しましょう。
- 一般ごみとして処分する
- 不燃ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 小型家電として回収に協力する
一般ごみとして処分する
トースターを一般ごみとして処分できる自治体は、大阪市や茨木市など、少ないですが存在します。ほとんどの場合サイズの指定があり、最大辺が30cm未満のものに限定しているところが多いです。
一般ごみとして処分することのメリットは、なんと言っても手間の少なさです。いつも使っているごみ袋に入れて出すだけなので、処分費用がかからず手軽に処分ができます。
トースターを一般ごみとして処分できない自治体は多いので、住んでいる自治体の情報を必ず確認しましょう。
不燃ごみとして処分する
最大辺が30cm未満のコンパクトなトースターだと、自治体によっては不燃ごみとして処分が可能です。トースターを不燃ごみとして処分できる自治体は、東京都練馬区や名古屋市、神戸市などが挙げられます。
費用をかけず比較的簡単に処分できる方法ですが、一般ごみに比べて不燃ごみは出せる日が少ないので、すぐに処分できないというデメリットがあります。自治体のホームページをチェックして、不燃ごみの日を調べておきましょう。
不燃ごみとして出せるトースターの大きさも忘れずにチェックしましょう。
粗大ごみとして処分する
最大辺が30cm以上ある大きめのトースターの場合、粗大ごみとして分類されることがあります。粗大ごみの処分方法は、戸別回収と処理場へ持ち込む方法の大きく分けて2種類です。
粗大ごみの戸別回収は予約が必須で、出せる日が限られています。処理場に持ち込む場合は、予約なしで処分できる自治体もありますが、搬入する際の手間は避けられません。
どちらの方法も、処分業者に依頼するより費用が安く済む点はメリットだと言えます。
小型家電として回収に協力する
トースターは「小型家電リサイクル法」が定める、小型家電リサイクル製品の対象となっています。したがって、京都市や大垣市などリサイクルを推奨している自治体も少なくありません。
自治体がトースターを小型リサイクル家電として扱っている場合は、ごみとして処分できないため注意が必要です。各自治体のルールを必ず確認しておきましょう。
多くの場合無料で処分できるというメリットはありますが、普通のごみの出し方と異なるため慣れていないと少々面倒です。
自治体での小型家電リサイクル法対象品目としての回収方法
トースターを小型家電リサイクル法対象品目として自治体で回収してもらう方法は、大きく分けて3通りあります。自治体によってルールは異なりますが、無料で処分できるケースが多いです。
回収方法 | 概要 |
---|---|
ごみステーションでの回収 | ごみ排出場所に小型家電を持っていく方法 資源ごみと一緒に出す |
小型家電ボックスなどの拠点回収 | 設置された回収ボックスに小型家電を投入する方法 投入口に入る大きさであれば回収可能 |
不定期のイベントでの回収 | 地域のイベントなどに持っていく方法 イベント会場に回収場所が設置される |
トースターを自治体で処分する際に注意すること
- トースターが何ごみに該当するか調べる
- 処分の方法や場所を確認する
- 小型家電リサイクル法対象品目に該当する場合ごみとして処分できない
トースターはサイズが小さい家電のため、自治体によって処分方法にばらつきがあります。まずは、不燃ごみや粗大ごみなど該当するごみの種別を確認しましょう。
ごみの種別によって出せる日が異なるので注意が必要です。粗大ごみの場合は、戸別回収かごみ処理場への持ち込みになります。
戸別回収の手続きや持ち込みの手順について、自治体のホームページを使って調べておきましょう。また、トースターが小型家電リサイクル法対象品目になっており、ごみとして処分できない自治体もあります。
ごみとして捨ててしまうと、小型家電リサイクル法に違反することになるので気を付けましょう。
トースターの自治体以外での処分方法
トースターを自治体以外で処分する方法も存在します。フリマアプリやリサイクルショップ、家電量販店、ホームセンターなどさまざまな方法を以下で紹介していきます。
処分にかかる費用や手間がそれぞれ異なるので、メリット・デメリットを比較して考えましょう。
- フリマアプリで売却する
- 地元密着型ジモティーなどでほしい人を探す
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- 家電量販店の引取サービスを利用する
- ホームセンターの引取サービスを利用する
- 不用品回収業者に処分してもらう
フリマアプリで売却する
処分したいトースターがある場合はフリマアプリで売却するのもおすすめです。自宅にいながら出品できる手軽さがメリットだと言えます。
出品する前に庫内の清掃をしっかりしておくと買い手がつきやすいです。ただ、トースターが売れない間は自宅で保管し続けることになるので、すぐに処分したい場面には不向きです。
また、トースターは安価な家電なので、送料や手数料などの自己負担分を差し引くと利益がさほど残りません。
地元密着型ジモティーなどでほしい人を探す
ジモティーなどの地域密着型サイトではスマホ一つで不用品の貰い手が見つかるため、サービスを利用する敷居が低いです。無料で譲ることも可能で、フリマアプリより手早く処分しやすいです。
ただ、譲渡・売買が成立するまでは個人でメッセージのやり取りを行うため、トラブルに発展する可能性も否めません。心配な方は、自宅に取りに来てもらうのではなく、別の引き渡し場所を指定するなどの対策を取りましょう。
リサイクルショップに買い取ってもらう
処分したいトースターをリサイクルショップで買い取ってもらうのも一つの方法です。トースターを処分できて、現金が手に入ることが大きなメリットです。
しかし、製造されてから5年以上が経過しているトースターは買い取ってもらえないことが多々あります。他にもメーカーや本体の状態などリサイクルショップの買取基準に満たないものは売れません。
トースターを店舗に持ち込んで査定してもらう必要があるので、手間がかかる点は注意しましょう。
家電量販店の引取サービスを利用する
不要になったトースターは、家電量販店で引き取ってもらえることが多いです。費用はかかりますが、確実に処分してもらえる方法なので、トースターを手っ取り早く処分したいときにおすすめの方法です。
回収方法は、家電量販店への持ち込みのほかに、自宅まで取りに来てもらう訪問回収などがあります。持ち込みの場合、トースターを店舗まで持っていく手間がかかります。
訪問回収を選択すると、引取金額にプラスで料金が発生するので気を付けましょう。
トースターの引取サービスがある家電量販店
以下の主要な家電量販店では、不要になったトースターを引き取ってもらうことが可能です。家電量販店によっては、大きさや重さによって引取金額が変わってくるので気を付けましょう。
引取対象は一般家庭から出た不用品だけです。事業所などで使用したトースターは引き取ってもらえないため注意が必要です。
家電量販店名 | 引取条件 | 引取金額 |
---|---|---|
エディオン | 一般家庭から排出されるものに限る。3辺の合計が120cm以下かつ重量10kg以下。 | 550円 |
ケーズデンキ | 一般家庭から排出されるものに限る。 | 550円~1,100円 |
ヤマダ電機 | 一般家庭から排出されるものに限る。 | 550円~1,100円 |
ヨドバシカメラ | 一般家庭から排出されるものに限る。3辺の合計が100cm以下かつ重量10kg以下。 | 550円 |
ホームセンターの引取サービスを利用する
多くのホームセンターでは、便利な引取サービスを実施しています。処分したいトースターを店舗に持ち込めば、無料で引き取ってもらうことが可能です。
ただし、引取サービスを利用するには同等商品の購入が必須です。買い替えを検討している方には最適ですが、引っ越しや不用品の整理がしたい場合には不向きだと言えます。
また、自宅への訪問回収は行っていないところがほとんどなので、トースターを店舗まで持ち込む必要があります。
トースターの引取サービスがあるホームセンター
以下の主要なホームセンターでは不用品の引取サービスを行っています。トースターのような小型家電も対象です。
無料で引き取ってもらえますが、同等の品を購入したレシートの提示が必須です。
ホームセンター名 | 引取条件 | 引取金額 |
---|---|---|
カインズ | 同等の品を購入した数量分引取可能。レシートの提示が必要。 | 無料 |
コメリ | 同等の品を購入した数量分引取可能。レシートの提示が必要。 | 無料 |
ホームセンターバロー | 同等の品を購入した数量分引取可能。レシートの提示が必要。 | 無料 |
DCM 系列 | 同等の品を購入した数量分引取可能。レシートの提示が必要。 | 無料 |
不用品回収業者に処分してもらう
ほかの処分方法に比べて費用はかかりますが、確実で安全な方法です。自宅まで取りに来てもらうのを待つだけなので手間がかかりません。
不要なトースターをプロが速やかに回収してくれるため、できるだけ早く処分したい場合にぴったりです。トースターだけの回収となると少し割高になってしまいますが、ほかの不用品もまとめて依頼すると1つあたりの費用が抑えられます。
無料見積もりを実施している業者もあるので、まずは問い合わせてみましょう。
トースターを高値で売却・買取してもらうための条件は?
トースターは比較的値段が安い家電なので、そもそも中古の需要が少ないです。フリマアプリで売却する場合は送料や手数料がかかりますし、リサイクルショップの場合スペックが低いと買い取ってもらえないこともあります。
せっかくトースターを売るなら、高く売れる条件を知っておきましょう。
- トースターの製造年が新しいか未使用品
- 人気のある有名メーカーのトースター
トースターの製造年が新しいか未使用品
トースターが製造されてから5年以上経っていると、買い取ってもらえないこともあります。製造年は本体の側面か裏面に貼ってあるシールに記載されているので、売りに出す前に確認しておきましょう。
トースターは調理器具なので、新しければ新しいほど清潔であると見なされ、高い価値がつきやすいです。未使用品だと高く買い取ってもらいやすくなります。
数回しか使用していない場合は、売りに出す際に使用回数の少なさをアピールするのがおすすめです。
人気のある有名メーカーのトースター
人気のある有名なメーカーが作ったトースターは、ブランド価値が高いので高く売れる傾向にあります。新品で買うと高いものもあるため、中古でも買いたいという人は少なくありません。
人気のあるトースターメーカーは以下の通りです。定番のメーカーに加えて、おしゃれな製品が特徴のメーカーも高い人気を誇っています。
処分予定のトースターが人気メーカーに該当していないか確認してみましょう。
人気のあるトースターメーカー |
---|
Panasonic、象印、Aladdin(アラジン)、BALMUDA(バルミューダ) |
トースターを処分する際の費用はどれくらい?
ホームセンターの引取サービスを利用すると費用をかけずにトースターを処分できますが、同等の商品を購入する必要があります。したがって、買い替えのタイミング以外なら別の方法での処分をおすすめします。
各自治体や家電量販店に回収してもらう場合は処分費用を抑えられますが、持ち込みや手続きの労力を要するのが難点です。不用品回収業者に依頼すると少々値は張りますが、手間がかからずスムーズに処分を行えます。
不用品回収業者を利用する際、トースター単品で回収してもらうのではなく、ほかの不用品とまとめて依頼するとお得です。
各自治体 | 200円~500円 |
---|---|
家電量販店の引取サービス | 550円~1,100円 |
ホームセンターの引取サービス | 無料(同等商品の購入が条件) |
不用品回収業者に依頼 | 2,000円~ |
トースターの処分なら不用品回収センターがおすすめ!
- 業界最安値に挑戦中
- 最短30分後に作業開始
- 時間指定可能
特徴 | 格安回収・高価買取 |
---|---|
料金 | SSパック4,800円 |
営業時間 | 24時間365日 |
買取制度 | 有 |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
不用品回収センターでは丁寧な接客と迅速な作業を心がけており、お客様にご好評をいただいています。回収だけでなく買取にも対応しているため、買取できる不用品があれば回収費用をお安くすることも可能です。
見積もり後の追加料金は一切発生しませんので、不用品回収業者の利用が初めてでも安心してご利用いただけます。また、回収時の立会いが不要で、ごみの分別から処分までをすべてお任せいただけるので、忙しい方にもぴったりです。
【まとめ】トースターは自分に合った方法で適切に処分しよう
不要になったトースターは、自治体以外にも家電量販店やホームセンター、不用品回収業者などさまざまな方法で処分できます。処理にかかる費用や手間を考慮して自分に合った方法を選択しましょう。
また、トースターは小型家電リサイクル法対象品目に該当するため、自治体によってはごみとして捨てることが不可能です。ごみステーションや小型家電ボックスなどの方法を利用しましょう。