スチールラックの処分方法8選!無料で捨てる方法や解体の仕方も解説
収納力の高いスチールラックは、便利に使うことが出来るため、利用している方も多い人気の商品です。長く使い続けることで、錆びつくことやガタガタと動いてしまうことも生じてきます。
使うことが難しくなったスチールラックを処分しようと思い立っても、どのように処分したら良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。本記事ではスチールラックの処分方法や解体する場合の注意点、不用品回収業者を依頼することをおすすめするタイプなど、詳しく解説していきます。
目次
スチールラックとは?
そもそもスチールラックとはどのようなものなのか、知っているようで知らないスチールラックのことについてご紹介します。
家庭用スチールラックと業務用スチールラックには違いがある?
家庭で使われる家庭用スチールラックと、オフィスや倉庫などで使われる業務用スチールラックには、はっきりとした違いはありません。業務用スチールラックは、事務所や学校、店舗などで使われるため、機能性や耐久性を重視しています。
効率的に安全に使用出来ることが優先なので、デザイン性もなく見た目もシンプルです。家庭用スチールラックは、あまり人目につかないような収納部屋に置く用途として、シンプルなスチールラックを置く場合もありますが、インテリアとして部屋の雰囲気に合わせて、おしゃれでデザイン性の高いものも主流です。
ちなみに家庭用スチールラックの耐荷重は、約80~150kg、業務用スチールラックは、100~2,000kgと幅広く設定されています。
スチールラックとメタルラックは同じ?
スチールラックとは鉄で出来た棚のことで、同じような言葉としてメタルラックがあります。スチールラックとメタルラックは別物ではなく、メタルラックとはアイリスオーヤマが商標登録をした商品名のことで、メタルすなわち金属で出来た棚を指します。
商標登録されているため、他メーカーではメタルラックという名称を使えません。スチールラックの方は商標登録されていないため、さまざまなメーカーでそのまま「スチールラック」の名称を用いて販売されています。
鉄や金属でできている棚ということでは、スチールラックもメタルラックも同じものと判断出来ますが、明確な基準はありません。形状としてメタルラックは、網状の棚板でパイプをつなぎ合わせて作られていることが多く、スチールラックは網状ではない棚板を付け外し可能で使えることが多い傾向にあります。
スチールラックとメタルラックの処分方法は違う?
前述の通り、スチールラックとメタルラックは名称は違いますが、商品そのものに違いはなく基本的に同じものなので、処分方法も同じと考えられます。鉄と金属との混合で使用した商品もあるので、場合によっては総称として、スチールラックまたはメタルラックと呼ぶことがあります。
下記でスチールラックの処分方法をご紹介しますが、ネットのショッピングサイトでもスチールラックと同列にメタルラックとも記載されているので、メタルラックも紹介している全ての処分方法と同じと見てもらっていいでしょう。
スチールラックの処分方法8選
食器棚や本棚などさまざまな用途として重宝なスチールラックの処分方法には、どのようなものがあるのかをご紹介します。処分に悩まれている方は、ご参考にしてください。
- 各自治体で粗大ごみとして回収してもらう
- 各自治体が指定したごみ処理施設に直接持ち込む
- 解体して各自治体の普通ごみ・不燃ごみとして回収してもらう
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- フリマアプリ・オークションで売却する
- 必要としている友人・知人に譲る
- ジモティーを利用する
- 不用品回収業者に依頼する
各自治体で粗大ごみとして回収してもらう
スチールラックは、ほとんどの自治体で粗大ゴミとして回収してもらうことが出来ます。例えば、荒川区の場合には、1辺が30cm以上の家具は粗大ゴミとしており、サイズが大きく解体したとしても粗大ゴミの扱いとなるとしています。
粗大ゴミ品目一覧で見ても、スチールラックが明記されていました。処分方法は自治体によって異なるところもありますが、大まかにご紹介すると、受付センターに事前に申し込み有料の粗大ゴミ処理券(名称が異なる場合あり)を購入し、貼付してゴミ出し・回収の運びとなります。
ちなみに、荒川区でのスチールラックの処分手数料は、サイズにより異なるので400円~3,200円と幅がありました。
各自治体が指定したごみ処理施設に直接持ち込む
自治体により、ごみ処理施設が設置されている地区と、設置されていない地区とがあります。各自治体のHPにて持ち込み処分が出来るかを確認し、ごみ処理施設がある場合は、スチールラックを直接持ち込むことが可能です。
例えば、町田市では粗大ゴミを清掃工場(町田市バイオエネルギーセンター)に持ち込むことが出来ます。他の自治体にも言えますが、大まかには電話かインターネットで予約をして、受付時間内に持ち込むこととなります。
自治体によっては、予約を必要としない地区もあるので確認してください。ほとんどの処理施設にて、本人確認のため運転免許証などの書類が必要で、支払いは現金としていることが多いです。
解体して各自治体の普通ごみ・不燃ごみとして回収してもらう
前述の通り、大きなものを解体しても粗大ゴミ扱いとする自治体もありますが、解体すれば普通ゴミ・不燃ゴミとして回収出来る自治体もあります。ほとんどの自治体で1辺が30cm以下に解体をして、指定のゴミ袋に入れば袋代だけで済みますが、スチールラックを解体することは時間も労力もかかり大変な作業です。
例えば、札幌市では指定のゴミ袋に入り口をしっかり閉じることが出来れば、不燃ゴミとして出せるとしています。通常粗大ゴミの扱いとなるスチールラックですが、解体して指定袋に入れば不燃ゴミ扱いとなり、簡単に処分が可能です。
リサイクルショップに買い取ってもらう
汚れもなく傷もない状態ならば、リサイクルショップに買い取ってもらうことが出来ます。売却を検討する場合の絶対的条件としては、キレイな状態でなければならないことで、錆びや変形しているところがあるなど状態が悪ければ、売却出来ません。
売却の前には、掃除をしておくことをおすすめします。また、サイズの大きなスチールラックを運ぶのが難しい場合は、無料で出張査定サービスをしているリサイクルショップもあるので、各店舗に事前に問い合わせてみてください。
フリマアプリ・オークションで売却する
フリマアプリやオークションを利用する方法もあります。自宅に居ながら要らなくなったスチールラックを売却することが出来、自分の好きな価格に設定することも可能です。
メルカリやヤフオクなど人気のサイトは利用者も多く、予想以上に高値で売れることもあり得ます。デメリットとしては、個人間でのやりとりのためトラブルに巻き込まれる可能性もないとは言えないことや、写真撮影、梱包、発送など全て自分で行わなければならないことです。
また、売却までに時間がかかることもあり早く処分したい方には不向きで、残念ながら売れない可能性もあります。
必要としている友人や知人に譲る
状態も良く粗大ゴミや、不用品として捨てるにはもったいないと思うならば、必要としている友人や知人に譲る方法もあります。身近な人の中に欲しいと望む方が居るならば、解体などの手間も処分費用もかからず楽に処分することが出来ます。
前もってスチールラックのサイズや、状態を伝えておく必要があり、納得の上で譲る方が今後の友好のためにも大事なことです。また、特に大きなサイズのスチールラックであれば、普通車では運搬することが厳しいので、どのようにしていくのかの話し合いも必要となります。
ジモティーを利用する
地元密着型の無料掲示板サイトジモティーは、簡単便利に利用することが可能です。地元での買い手を見つけることで、直接引き渡すことが出来るため配送料もかかりません。
お金をかけたくない、キレイな状態で捨てるのはもったい、誰かに使って欲しいと思われる人にはおすすめの方法です。無料でも良いという場合は、引き取り相手が見つかるのも早まるかも知れませんが、反対に相手が中々見つからない場合もあり処分に長くかかることも見つからないこともあります。
また、気をつけなければならないことは、知らない方との個人間での交渉となるので、連絡が取れなくなったなどトラブルが生じることも頭に入れておかなければなりません。
不用品回収業者へ依頼する
すぐにでも処分したい、運び出しが難しい場合は、不用品回収業者に依頼する方法があります。即日対応可能な不用品回収業者も多く、電話かインターネットで申し込めば、後は見積りから回収や運搬までまとめて対応してくれるので、時間も手間もかかりません。
単品での回収も可能ですが、スチールラック以外にも不用品がある場合は、定額パックなどのパックプランを利用する方がお得になります。ただし、デメリットとしては、処分費用が高めであることと、悪徳業者に気をつけなければならないことなどです。
スチールラックを無料で処分することはできる?
前述の各処分方法でもお分かりの通り、スチールラックを無料で処分することは出来ます。自治体では粗大ゴミでの処分には多少の手数料がかかりますが、不燃ゴミとして出すことが出来れば、無料で処分することが可能です。
また、不用品回収業者以外の処分方法であれば、無料で処分出来る可能性は高くなります。フリマやオークションは、リサイクルショップよりも高く売却できて収入につながる可能性があり、ジモティーでも買い手を見つけることが出来れば、無料とは言わず収益となるかも知れません。
スチールラックを解体するときの注意ポイント
スチールラックを解体する時は、細心の注意を払う必要があります。トラブルを防ぐためにも押さえておきたい2点の注意ポイントをお届けします。
サイズの大きいスチールラックは切断する必要がある
サイズの大きいスチールラックは、一度解体しなければ室内から搬出を出来ない場合もあります。自治体での回収処分を利用する場合は、組み立て式だとしても、部品を全て取り外すのみでは出すことができません。
指定のゴミ袋に入れば、不燃ゴミとして出すことが出来る自治体もあり、細かく切断する必要があります。スチールラックは基本鉄で出来ており、切断するには専用の工具が必要です。
大型のものを切断することは、相当の手間がかかると同時に怪我のリスクも伴うので、切断作業は慎重に行ってください。
金属部分がさびている場合は危険
キッチンや脱衣所などの水回りや、屋外に設置したスチールラックは長く利用してきたことにより、金属部分が錆びてしまうこともあります。錆びついたスチールラックは、錆びが固定化されることで棚が外せないことや解体している最中に崩れてしまうなど、予想以上に難しく危険を伴います。
状態が酷く解体も困難な場合は、そのままでも処分出来る不用品回収業者を検討しましょう。不用品回収業者ならばどんな状態でも、サイズも重さも関係なく自宅まで回収に来てくれます。
スチールラックの処分に必要な費用相場
スチールラックは、不用品回収業者以外ほとんどの方法で無料からの処分が可能です。フリマやオークションで赤字にならないようにするには、出品料や発送料を考慮しマイナスにならないよう価格設定をしてください。
自治体で粗大ごみ・不燃ごみとして処分する場合 | 無料~3,200円 |
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フリマアプリ・オークションを利用する場合 | 無料~7,000円 |
ジモティーを利用する場合 | 無料~運送料 |
友人・知人に譲る場合 | 無料~運送料(4,000円~8,000円) |
不用品回収業者に依頼する場合 | 1,000円~5,000円 |
スチールラックの処分を業者に依頼するのがおすすめの人
スチールラックを処分する際に費用を極力抑えたい場合は、自治体での回収処分する方法がおすすめです。一方で、本章では自治体ではなく不用品回収業者に依頼する方法がどのようなタイプの人へおすすめなのかをご紹介します。
- 面倒な分別や手続きを避けたい人
- すぐに処分したい人
- スチールラック以外にも処分したい不用品がある人
- スチールラックの搬出・運搬が困難な人
ポイント①面倒な分別や手続きを避けたい人
自治体での処分の場合には、各自治体でのルールに従って、スチールラックは不燃ゴミか、粗大ゴミか、資源ゴミか、分類を確認する必要があります。把握したところで、それぞれのゴミの出し方に沿って解体や、切断などの作業をしなければなりません。
粗大ゴミとして出す場合には、事前に予約申し込みをして粗大ごみ処理券を購入・貼付・搬出と手続きや運び出しをしなければならず、面倒な分別や手続きを避けたい人には、依頼するだけで全てが解決する不用品回収業者がおすすめです。
ポイント②すぐに処分したい人
自治体では予約申し込みをした際に収集日の案内がありますが、収集日には1週間から、中には2週間かかる自治体もあります。自分の希望する日を指定することは出来ないため、すぐにでもスチールラックを処分したいと思われる人は不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者ならば、依頼をした当日でも即日回収可能な業者も多く、自分の都合の良い日程を組むことが出来るので便利です。引越し日が迫っている、買い替えで新しいスチールラックが届くまでに急いで処分したいなどの時も、不用品回収業者は柔軟に対応してくれます。
ポイント③スチールラック以外にも処分したい不用品がある人
スチールラックだけではなく、他にも処分したい不用品がある人には、不用品回収業者がおすすめです。特に、引越しやこれまで処分出来ず室内の広いスペースを取るほど溜まっていた大量の不用品を不用品回収業者に依頼することで、一気に処分出来ます。
自治体では一度に回収処分出来る個数が決められていることが多く、よく見られるのが粗大ゴミは5点までとする自治体です。また、重さによっても制限がされている自治体を多く見かけますが、不用品回収業者は回収出来る数量や重さを気にすることなく安心して任せられます。
ポイント④スチールラックの搬出・運搬が困難な人
スチールラックは見た目以上に重量があり、サイズもさまざまで大きなスチールラックを処分する場合は、搬出や運搬が困難です。自力での運び出しや運搬手段がない人は、不用品回収業者をおすすめします。
自治体での回収処分を利用する場合には、玄関前が回収場所としても室内からの搬出自体に時間も手間もかかります。不用品回収業者は搬出のプロスタッフが手際良く、分別作業から梱包・運搬まで全て任せることが出来るので楽です。
スチールラックを処分するなら「不用品回収センター」へ依頼しよう
- 365日24時間即日対応可能
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スチールラックを処分するなら不用品回収センターがおすすめです。スチールラックだけではなく他にも不用品がある場合は、まとめての回収処分がお得となる安心の「載せ放題定額パックプラン」があります。
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【まとめ】スチールラックは適切に処分しよう
スチールラックの処分は、状態が良く使用出来るならばリサイクルショップやフリマ・オークション、手間をかけても処分費用を安く押さるならば自治体回収をおすすめします。ただし、解体や切断は危険な作業なのでご注意ください。
費用がかかっても時間も手間もかけたくない、すぐにでも処分したい、運び出しが難しいと言う方は不用品回収業者が便利です。解体や切断が困難と判断した際は、速やかに不用品回収業者へ依頼することをおすすめします。
本記事でご紹介したように処分方法はさまざまなので、ご自分の状況に応じた最適な処分方法が見つかるはずです。スチールラックは適切に処分しましょう。