枕の適切な捨て方8選|捨てるときの注意点も解説します!
枕は良質な睡眠を得るためには不可欠なアイテムとして、近年大変注目を集めています。そのため、枕の素材には、古くから日本にあるそば殻の枕以外に羽毛や真綿・ウレタンなどさまざまな種類を使うようになっています。
ただ、枕も長年使い続けることで、「そろそろ買い換えたい」という時期があります。枕を買い替えるときは、使い慣れた枕を処分しなければなりません。
では、枕をどのように処分すればいいのでしょうか?本記事では、枕の正しい処分方法をくわしく解説します。
- 枕を捨てるときの注意点が理解できる
- 枕の処分方法がわかる
- 枕を長持ちさせるコツを知ることができる
目次
そもそも枕を捨てるときの注意点は?
私たちは普段とくに何も考えることなく「枕」を使っていますが、じつは枕の素材にはさまざまなものがあります。そのため、枕の素材によって、自治体での処分方法が違うことが考えられます。
では、枕の素材には、どのようなものがあるのでしょうか?本項目では、枕の素材について考えます。
枕の素材を確認する
枕の素材として、昔から使用されている「そば殻」・「羽毛」・「綿」などが知られています。最近では、「ビーズ」「パイプ」「低反発」「高反発」などの素材が人気となっています。
素材の中には、自治体で処分する際に不燃ごみと処分しなければならない場合もありますので、今使用している枕の素材を確認しておきましょう。
燃えるごみとして処分できる素材
燃えるごみとして自治体で処分できる枕の素材は、そば殻・羽毛・綿・ひのき・ラテックスなどの天然素材でできているものに限られます。枕が指定袋に入る大きさであれば、燃えるごみとして無料で処分できます。
燃えないごみとなる可能性がある素材
燃えないごみとなる可能性がある素材は、極小ビーズ・パルプ・高反発ウレタン・低反発ウレタン・高反発ファイバーなどです。各自治体によって燃えないごみとなる場合がありますので、枕を捨てる際は各自治体に確認しましょう。
また、枕を素材ごとに分解し、しっかりと自治体のルールに沿って分別することが大切です。
枕の大きさも確認しておく
枕には、さまざまな大きさがあります。一般的な枕のサイズは63×43㎝ですが、大きいサイズでは1辺が70㎝を超える枕もあります。
さらに、ダブルベッド用の枕の場合は120×43㎝が主流であるため、自治体によっては粗大ごみ扱いになる場合があります。枕を捨てる際は、使用している枕の大きさを測っておく必要があるでしょう。
枕を捨てるタイミングはいつ?
枕を捨てるタイミングは、枕に使われている素材によって違っています。通常枕の寿命は、2年から3年です。
ただ、枕は、使用されている素材によって寿命が違ってくるといえるでしょう。たとえば枕の素材が、「綿」や「羽毛」などは1年から3年・「低反発」は3年から5年・「パルプ」は5年から10年といわれています。
また、枕の寿命は、使う人の手入れのしかたや使用頻度・使用方法などによっても大きく差が出る可能性があります。
枕を処分するタイミングの見極め方
枕には寿命がありますが、気に入った枕はできるだけ長く使いたいものです。そこで気になるのは枕を捨てるタイミングですが、「いつもの枕の使っていても寝心地が悪くなったとき」が捨てるタイミングと考えられるでしょう。
たとえば自分に合っている枕で寝ていても、寝心地が悪くなる・肩や腰の痛みを感じるなど寝心地がしっくりいかないと感じるときは、枕を交換するタイミングといえます。また、枕がへたってきた・頭の位置が決まらない・枕に嫌な匂いがするなどの場合も、枕の交換を考えるタイミングといえるでしょう。
枕の捨て方8選
枕の処分方法は、処分しようと考えている枕の大きさや素材よってさまさまです。処分しようとしている枕が見た目に汚れやへたり・匂いなどがないならば、売却することで多少なりともお金を得られる可能性があります。
まだ未使用やあまり使用していない枕であるならば、譲渡する人を見つけて引き渡せばごみの削減につながるでしょう。譲渡や売却できない状態であれば廃棄処分せざるを得ませんが、廃棄する場合もいくつかの手段があります。
枕を解体して自治体の燃えるごみ・燃えないごみとして捨てる
自治体ごとにごみ分別の条件は異なっており、指定ごみ袋に入る大きさであれば枕を燃えるごみとして処分できます。たとえば北九州市では、指定ごみ袋に入る大きさであれば燃えるごみとして廃棄可能です。
ただし、枕は素材によっては燃えないごみとして処分しなければならない自治体があるので、注意が必要です。捨てたい枕が布や綿など燃えるごみ以外の素材を使っている場合は、自治体のルールに沿って分別しなければなりません。
粗大ごみとして自治体で処分する
自治体によっては指定袋に入らない大きさの枕は、粗大ごみ扱いになる場合があります。粗大ごみとしての処分方法は市区町村によって異なるので、自分が居住している地区の処分方法をあらかじめ確認しておくようにしましょう。
フリマアプリやオークションで買い手を探す
枕は、良質の睡眠を得るためには非常に大切なアイテムです。そのため、使用感が自分に合っていないなどの理由で、使っていないまたは短期間しか枕を使用していない場合があります。
枕をあまり使用していないため匂いや汚れがなく状態が良ければ、枕を廃棄処分するのはもったいないといえるでしょう。美品またはほぼ未使用の枕であれば、フリマアプリやオークションに出品し売却するのも処分方法として活用できます。
買い手が見つかれば処分費用がかからないだけではなく、利益を得られるのは非常に魅力的です。ただ、トラブル回避のためにも枕を少しでも使用した場合は、買い手に使用したことを説明してください。
リサイクルショップに買取依頼する
フリマアプリやオークションは枕の写真を撮影し枕の使用歴や状態などの詳細をテキストで記載して、出品する必要があります。さらに買い手が見つかれば、梱包して相手に発送しなければなりません。
出品作業が面倒だが売却したいと考えるならば、リサイクルショップでの買取を検討しましょう。リサイクルショップへの売却は手間がかからず楽ですが、未使用品に限るなどの条件があります。
リサイクルショップへの枕の売却を考える場合は、リサイクルショップに事前に買取してもらえるのかを確認する必要があります。
ジモティーで必要な人に譲る
枕を処分する方法は、廃棄と売却だけではありません。まだ使えるものであれば、枕を譲って欲しい人を探し、譲渡するのも立派な処分方法のひとつです。
誰かに譲渡するなら、地元に密着している「ジモティー」を活用しましょう。ジモティーは、使わないものを譲りたい人と譲って欲しいものがある人をマッチングするサイトです。
ジモティーのサイトで、地域を選び譲りたい不用品の写真と説明を掲示板にアップロードします。譲って欲しいものがある人は投稿された内容を見て、希望に沿ったものがあれば出品者にコンタクトを取って譲渡するといった流れです。
友人や知人でほしい人に譲る
譲渡する対象は、近所に住んでいる見知らぬ人たちだけではありません。もし友人や知人が引越しをする予定がある場合は、枕を新しく買う可能性もあるので譲りたい枕があることを伝えてください。
もし枕を買い忘れたなどの理由でもらってくれる場合は、枕は処分されることなく新しく再利用されます。譲ってもらった友人または知人も、枕を慌てて用意する必要がなくなるので双方にメリットがあります。
メーカーに下取り依頼する
良質の睡眠には、自分にあった枕を選ぶことが大切という考え方が多くの人に支持されています。そのため、良質の睡眠を求める方のために、自分にあった枕をセミオーダーやオーダーなどで製作してくれるメーカーがあります。
枕のメーカーによっては、使用しなくなった枕を新しく購入するなどの条件がありますが下取りしています。新しくメーカーで自分だけの枕を購入する際には、メーカーに下取りしてくれるかを確認してみましょう。
不用品回収業者へ依頼する
手間をかけずに、自分の自由な時間で処分してもらいたいのであれば、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。大手不用品回収業者は24時間365日電話対応をしており、深夜でも早朝でもすぐに引き取ってくれます。
また、自治体のようにごみの種類ごとに分別する必要もありません。ただし、枕だけを引取ってもらうと、他の処分方法と比べると回収費用は割高になります。
不用品回収業者の利用は、枕のほかにも処分したい不用品がある場合一緒に処分できるというメリットがあります。ただし、不用品回収業者に依頼する場合は、料金の追加などのトラブルを避けるために必ず見積もりを取るようにしてください。
枕を長持ちさせるコツはある?
- 枕カバーなどを使用する
- 使用したら風通しの良いところで干す
- 汚れたらすぐに処置する
気に入った枕を見つけることは大変難しいことなので、寝心地の良い自分にあった枕はできるだけ長く使いたいものです。たしかに枕は素材によって寿命が違ってきますが、しっかりと手入れをすることで枕を長持ちさせることはできます。
本項目では、自分の気にった枕をできるだけ長持ちさせるためのコツを3点紹介しましょう。
枕カバーなどを使用する
枕は、使用しているうちに皮脂や汗などの汚れが付いてしまいます。通常、皮脂や汗などの汚れは、枕を乾燥させるだけでは取り除けず、使用している間に徐々に蓄積されていくことになります。
皮脂や汗などによる汚れを放置しておくと、枕に使用されている素材の劣化を早める可能性があります。そのため、枕を使用する際は、枕カバーや防水性のある枕プロテクトなどの使用をおすすめします。
枕カバーや枕プロテクトを取り換えるだけでいつでも清潔な枕を使用でき、枕が長持ちします。とくに、洗えない素材の枕には、おすすめの方法です。
使用した枕は風通しの良いところで干す
枕は、一晩使うと湿気をため込んでしまいます。ため込んだ湿気をそのままにしておくと、枕の湿気がたまってしまい素材によってはカビの原因となってしまいます。
枕を使用した後は、枕を立てかけるなどの方法で湿気を逃すようにしましょう。また、洗える枕は、定期的に洗濯し日干しにすることも清潔に保つひとつの方法です。
洗えない枕は、風通しの良い日陰に定期的に干すといいでしょう。
汚れたらすぐに取り除く
枕がなんらかの理由で汚れてしまったら、すぐに汚れを取り除きます。洗えるタイプの枕であれば、洗濯するといいでしょう。
洗えない素材の枕の場合は、硬く絞ったタオルなどでたたくようにして汚れを落としてください。また、枕によっては、汚れの落とし方が購入時の取扱説明書に記載されている場合がありますので、確認することをおすすめします。
枕を濡れたままにしておくとカビや異臭の原因になりますので、濡れタオルなどで汚れをふき取った後はドライヤーなどを使ってしっかりと乾燥させましょう。
枕を捨てる際の費用はどれくらい必要?
枕を廃棄処分する手段はいくつかありますが、どの手段を利用するかに寄って処分費用は大きく異なります。本項目では、廃棄処分ごとに処分費用がどの程度かかるかを表にまとめました。
自治体で処分すればかなり安価で処分できますが、粗大ごみで処分する際は事前予約などの諸手続きがあり、処分する日時を指定できないケースがほとんどです。
また、不用品回収業者への回収依頼ならば日時を指定できますが、処分費用は割高になります。
自治体で粗大ごみとして処分する | 200から500円 |
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自治体で燃えるごみとして処分する | 無料 |
不用品回収業者に依頼 | 5000円から |
枕を捨てるなら不用品回収センターにお任せ!
- 回収時立ち会い不要
- 年間50,000件以上の実績
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特徴 | 口コミサイトで最高評価 |
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料金 | Sパック9,800円 |
営業時間 | 24時間365日 |
買取制度 | 有 |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
枕の処分に困っているようであれば、ぜひ当社「不用品回収センター」での処分を検討してください。当社は、不用品回収業者の口コミサイト「不用品回収比較ナビ」「不用品回収の教科書」で最高評価を獲得しております。
九州南部と沖縄を除くほぼ日本全国が対応となっておりますので、多くのお客様にご利用いただけるかと思います。とくに、枕だけではなくほかにも一緒に処分したい不用品がありましたら、お気軽に見積もりをご依頼ください。
【まとめ】枕は自分に合った方法で捨てよう!
枕の捨て方は、廃棄処分・売却・譲渡の3つの処分方法があります。それぞれの処分方法でも複数の手段があり、枕の状態や各々の状況によって活用できる手段は異なってくるでしょう。
枕を捨てるときは自分に最適な方法で処分するのが一番ですが、くれぐれもマナーやルールから大きく逸脱した捨て方はしないよう注意してください。