オイルヒーターを処分する8つの方法!デロンギ製やユーレックス製は費用がかかるのか解説
お客様
お客様冬場に活躍するオイルヒーター。壊れて使わなくなってしまった場合どのように処分すれば良いのでしょうか?
構造が分かりにくく、オイルの扱いも不安ですよね。わからないままなんとなく放置してしまうと、火災が発生する恐れにもつながりかねません。
この記事では正しい処分方法やリサイクル、不用品回収などの選択肢をご紹介します。
目次
デロンギ製のオイルヒーターを処分する方法

デロンギのオイルヒーターの回収方法は、おもに2通りあります。1つ目は、お住いの自治体に粗大ごみとして回収を依頼する方法です。
お住いの自治体でオイルヒーターの回収が不可能な場合は、2つ目のデロンギ公式が提供する「デロンギ再資源化システム」の利用が可能です。不要になったデロンギ製のオイルヒーターは梱包し、申し込み後に元払いで郵送すると、契約先施設で素材ごとに分別・再資源化されます。
本項目では、デロンギ製のオイルヒーターを「デロンギ再資源化システム」を利用して処分する方法を解説します。
回収の対象製品は?
デロンギ再資源化システムを利用できる製品は、デロンギ社製品に限定されています。デロンギでは、オイルヒーター以外にも、全自動コーヒーマシンやオーブン・空気清浄機などの電化製品の回収も可能ですが、全機種が対象ではありません。
詳しい対象製品は、ホームページに製品名と製品番号が掲載されているので確認してみてください。対象製品一覧に、掲載されたもののみ回収可能です。
まずは処分したいオイルヒーターや電化製品が、デロンギ社製であるかを確認しましょう。
不用品回収スタッフ
梱包方法は?
デロンギの回収サービスを利用する場合は、オイル抜きを行う必要はありません。オイルヒーターを購入した際に入っていたダンボールを利用してください。
購入時に入っていた緩衝材を使用し、郵送します。手元に購入した際に入っていた箱がない場合は、オイルヒーターが入るダンボール箱に梱包して郵送しましょう。
オイルヒーターが入る箱がない場合は、デロンギ純正の梱包箱を有料で購入できます。購入を希望する場合は、型式番号を確認し、ホームページにある受付フォームから申し込みを行いましょう。
デロンギでダンボールを購入する費用は、1,800円(代引き手数料込み)となります。申し込み後、オイルヒーターの大きさに合ったダンボール箱が届けられます。
送料は?
デロンギへ郵送する際は、送り主側が送料を負担する必要があります。必ず、元払いで送るようにしましょう。
着払いで郵送した場合、オイルヒーターを受け入れてもらえないので注意が必要です。送料以外にかかる分別・再資源化するための費用は、デロンギ側が負担してくれるので安心です。
送料は配送業者・ダンボールのサイズ・距離によって異なります。3辺の長さが160センチメートル程度の箱の場合は、2,000円~3,000円以上になることが一般的です。
発送方法は?
- 住所:〒319-1231茨城県日立市留町1048
- 送付先:株式会社近鉄ロジスティクス・システムズ気付 デロンギ・ジャパン株式会社
- 電話番号:0120-804-280
発送は、利用者が選択した配送業者からの郵送が可能となっています。運送業者の取扱体制の変更や廃棄物処理法の観点から、集荷依頼や梱包作業はデロンギでは行っていません。
配送業者の指定はないので、利用者の使い勝手の良い業者を選択できます。郵送先は、茨城県日立市内のデロンギ指定施設です。
発送する際は、送り状の備考欄に「再資源化」と忘れないように記載しましょう。
オイルヒーターの処分方法8選

オイルヒーターを処分したいと思った時、どのような方法があるのでしょうか。自治体で粗大ゴミとして処分する方法、友人や知人に譲る方法、不用品回収業者に依頼する方法など、状況や都合に応じてさまざまな選択肢があります。
それぞれの方法について詳しい説明とおすすめポイントをご紹介します。
- 自治体の粗大ゴミとして処分する
- 友人や知人に譲る
- リサイクルショップに持ち込む
- 家電量販店の引き取りサービスを利用する
- ホームセンターに回収してもらう
- メーカーに回収してもらう
- フリマサイトで売却する
- 不用品回収業者に依頼する
自治体の粗大ゴミとして処分する
自治体の粗大ゴミ回収は、オイルヒーターを処分する一つの方法です。この場合、地域のごみ収集日程やルールに従って、指定された日に指定の場所に出す必要があります。
通常、家庭内の大型家電として取り扱われ、適切な処理とリサイクルが行われます。しかし、自治体によっては処理方法が異なるため、事前に指示や情報を確認することが重要です。
地域のルールを守り、適切な方法でオイルヒーターを廃棄することで、環境保護に貢献できます。
自治体の粗大ゴミ戸別収集の流れ
自治体で粗大ゴミを出す場合、どのようなステップを踏めば良いのでしょうか。粗大ゴミの出し方のルールや費用は自治体によって異なりますが、主なルールをご紹介します。
まずは自治体のホームページや貼り紙などで、お住まいの地域のルールを確認しましょう。
希望の日時やゴミの種類などを選択し、収集の申し込みをしましょう。
金額をインターネットなどで確認し、該当の額の券を購入しましょう。
収集日の指定の時間までに、所定の場所にゴミを出しましょう。
友人や知人に譲る
オイルヒーターを友人や知人に譲ることも処分方法の一つです。ただし、譲渡前に動作や安全性に問題がないかを確認しましょう。
譲り受けた相手が長く使い続けられるためにも、十分なメンテナンスが行われていることが重要です。また、後からトラブルを回避するためにも、オイルヒーターの状態や使用年数などをあらかじめ共有し、状態を確認してもらった上で受け渡すようにしましょう。
リサイクルショップに持ち込む
動作状態や外観に問題がなければ、リサイクルショップに持ち込むことで買い取ってもらえる場合があります。リサイクルショップはそのまま再販したり、パーツのみを再利用したりします。
一部が壊れているからといって諦めず、一度問い合わせて査定だけしてみるのも良いでしょう。リサイクルショップの受け入れポリシーや要件を事前に確認し、適切な手続きを行うことが大切です。
家電量販店の引き取りサービスを利用する
ケーズデンキやエディオンなどの家電量販店の引き取りサービスを活用することも一つの選択肢です。多くの家電量販店では家電リサイクルサービスを提供しており、廃棄物を専門的に処理するサポートをしてくれます。
サービス料がかかる場合もありますが、環境に配慮し、法規制を守りながら古い製品を適切に処分する手段です。近くの家電量販店のウェブサイトやカスタマーサポートから詳細を問い合わせてみましょう。
| ケーズデンキ | 4,400円(税込) | 店舗回収or訪問回収 |
|---|---|---|
| エディオン | 2,200円(税込) | 店舗回収or訪問回収 |
| ヤマダ電機 | × | 引き取り不可 |
ホームセンターで回収してもらう
コーナンやカインズなどのホームセンターでは、新たにオイルヒーターを購入した場合に限り、同等のオイルヒーターを引き取ってもらえます。オイルヒーターの買い替えを検討しているのであれば、ホームセンターの引き取りも検討しましょう。
ヒーター内に残ったオイルの回収の可否は店舗によるので、事前に問い合わせてください。
メーカーに回収してもらう
お持ちのオイルヒーターの製造メーカーが分かれば、メーカーに回収を依頼することができるかもしれません。一部のメーカーは廃棄製品をリサイクルし、適切に処理するためのサービスを提供しています。
ただし、郵送料は自己負担となる場合が多いので、事前にメーカーの公式ウェブサイトやカスタマーサポートから回収手続きに関する情報を確認しましょう。
フリマサイトで売却する
フリマサイトを活用してオイルヒーターを売却するのも有効な手段です。ただし、動作が良好で外観に大きな問題がないことを確認し、後からトラブルにならないためにも、商品の状態を正直に記載しましょう。
送料や取引手数料を考慮し、適切な価格で出品することも大切です。出品や郵送、コミュニケーションの手間はかかりますが、他の手段よりも良い条件で手放すことができるかもしれません。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者にオイルヒーターの処分を依頼するのは、最も手間のかからない処分方法と言えるでしょう。業者は専門的な処理を行い、法規制に基づいた適切な処分を保証してくれます。
ただし、業者によって対応が悪い場合や高額な費用を請求される場合もありますので、必ず事前に業者の評判や料金体系を調査して信頼性のある業者を選びましょう。
オイルヒーター以外にも処分したい粗大ゴミがある場合は、合わせて査定をお願いすると効率よく家の整理ができます。
不用品回収スタッフオイルヒーターの処分にかかる料金の目安

オイルヒーターの処分にかかる料金は方法により異なります。自治体の粗大ゴミとして処分する場合、自治体により異なりますが、一般的には粗大ゴミ料金が500〜1,000円程度発生します。
ホームセンターに引き取ってもらう場合、店舗や地域により異なりますが、引き取り手数料やリサイクル料金がかかることがあります。メーカーに回収してもらう場合、一部メーカーは無料の回収サービスを提供していますが、条件や製品により異なります。
不用品回収業者に依頼する場合、処分する製品の大きさや量、業者の料金体系により異なりますが、一般的には回収料金が発生します。事前に見積もりを取ることをおすすめします。
| 自治体の粗大ゴミとして処分する場合 | 500〜1,000円 |
|---|---|
| リサイクルショップに買取してもらう場合 | 無料 |
| 家電量販店に引き取ってもらう場合 | 2,200円~4,400円 |
| ホームセンターに引き取ってもらう場合 | 無料 |
| フリマアプリで売却する場合 | 無料 |
| メーカーに回収してもらう場合 | 無料〜6,000円 |
| 不用品回収業者に依頼する場合 | 3,000円〜 |
オイルヒーターの寿命や処分する目安

オイルヒーターの寿命は一般的に10年程度ですが、適切なメンテナンスと使用状況によって変わります。壊れる主な原因は、長時間の使用による摩耗、電気的な故障、過熱や過電流など様々です。
場合によっては火災が発生するリスクにつながることもあるので、劣化や故障が見られるときは早めに交換を検討しましょう。
- 長期間の使用による部品の摩耗や劣化
- 電気的な故障
- 過熱や過電流
オイルヒーターを高く売るためのコツ・ポイント

- 大手メーカーや人気メーカー製である
- 製造年数が新しい
- 傷や汚れが少ない
- 箱や説明書などの付属品がそろっている
- 寒くなる前のシーズンに売却する
オイルヒーターは大手メーカーや人気のメーカーであれば、高値で売却できる可能性が高くなります。人気ブランドは前述の通りです。
また、電化製品は5年以上経つと買取が難しくなると言われています。オイルヒーターも同じく、製造年数が新しいものほど高く売却できます。
オイルヒーターの状態として外せないのは傷や汚れが少なく保存状態が良いことで、査定額に大きく影響を及ぼします。秋から冬にかけての限定使用の家電なので、使わない間の保管が重要なポイントとなるのです。
箱や説明書、保証書などの付属品が全て揃っているかどうかも確認する必要があります。商品の保管と同時に、売却する時のためにも一式をまとめて取り出しやすい場所に保管してください。
オイルヒーターは10月から1月頃までが一番高く売れます。寒くなる前のシーズンに売却することをおすすめします。
人気のオイルヒーターのメーカーは?
人気のオイルヒーターメーカーは、デロンギ、ユーレックス、アイリスオーヤマ、山善などがあげられます。大手メーカーの商品はフリマサイトやリサイクルショップに出品する際に査定で有利な場合が多いです。
ただし、市場の変化や新たな製品の登場により、評判は変動する可能性があります。選択肢を比較検討し、信頼性や性能、コストなどを考慮して適切なメーカーを選ぶことが重要です。
オイルヒーター内に残ったオイルは別途処分が必要?

オイルヒーターの中に液体のオイルが残っている場合、自治体によってはご自身で処分しなければいけない場合があります。処理が十分でないと、火災の原因になってしまうこともありますのであらかじめ処分方法を知っておきましょう。
オイルの処分方法
商品によってオイルの抜き方はさまざまですが、一般的な方法をご紹介します。
- 電源を切り、コンセントを抜いた状態で1日放置し、オイルヒーターを放電する
- パネルの側面にあるネジを外して、操作パネルを取り外す。配線なども同時に取り外す
- ドリルなどで数箇所穴を開け、中にあるオイルを出す
- 出てきたオイルは器などにため、布や新聞紙に染み込ませてしっかりと乾燥させたのち、ビニール袋に入れて捨てる
オイル抜きをする際の注意点
多くのオイルヒーターには蛇腹状のフィンが採用されていますが、持ち上げる際すべる危険性もあるので怪我を防ぐためにも軍手をはめて作業を行うことが重要です。もしも手肌にオイルが付いてしまった場合は、速やかに石鹸などで洗い流すようにしてください。
電動ドリルを使用する際、大きな音が出るので特にマンションなどの集合住宅に住まれている方は近隣住民の迷惑にならないよう時間帯に配慮しなければなりません。また気になる場合は、屋外で作業することをおすすめします。
オイルヒーターを処分するなら不用品回収センターがおすすめ

- オイルの処理や運搬を任せられる
- 処分日を自分の予定に合わせて決めやすい
- 問い合わせがメールやLINE等でできるのでやり取りが簡便
- 状態が良い物は買い取ってもらえるケースも
オイルヒーターの処分を検討している方には、「不用品回収センター」がおすすめです。お客様満足度が98.3%と高く、高価買取の実績もあります。
載せ放題の定額パックプランもありますので、ニーズに合わせてプランを検討してみると良いでしょう。
不用品回収センターの魅力

| 特徴 | 24時間365日 無料通話受付 簡単写真でLINE見積もりも可能 |
|---|---|
| 料金 | WEB限定割引 4,800円〜(定価:10,000円〜) |
| 回収可能な不用品 | 冷蔵庫、洗濯機、生活家電など |
| 買取制度 | あり |
| 電話番号 | 0120-949-966 |
| 公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
不用品回収センターは、海外にも販売ルートを広げているため幅広い品目の不用品や粗大ゴミを回収することができます。高いリサイクル率を実現しており、着物や家具などもリメイクすることでゴミにせず再利用につなげています。
LINEでのお見積りも受け付けており、簡単な写真ですぐにお見積りが可能です。お電話でのお見積りも24時間365日通話無料で受け付けています。最短30分でお見積り可能ですので、まずはご相談ください。
オイルヒーターの処分でよくある疑問に回答!

オイルヒーターは、家電製品の中でも重量があり、構造も特殊なため「どのように処分すれば良いのかわからない」という声が多く聞かれます。安全に手放すには、正しいオイルヒーターの処分方法や注意点をしっかりと理解しておくことが重要です。
本項では、オイルヒーターを処分する際のよくある質問について紹介しています。オイルヒーターの処分を検討する際に、役立つ情報を提供しています。
自治体で処分する場合もオイル抜きが必要ですか?
自治体でオイルヒーターの処分をしてもらう場合は、オイル抜きが必要な場合もあります。オイル抜きが必要かどうかは、各自治体によって異なりますので、事前に自治体のホームページで確認するか、担当窓口へ問い合わせてみてください。
オイルヒーターのオイル抜きをする際は、内部の熱を完全に冷ましてから行います。抜いたオイルは、新聞紙やいらないタオルなどに染み込ませましょう。
染み込ませた新聞紙やタオルは、自治体の処分ルールに従って廃棄します。
オイルヒーターは小型家電リサイクル法の対象製品ですか?
オイルヒーターは、小型リサイクル法の対象製品ではありません。ただし、一部の部品は小型家電の対象製品となる場合もあるので、お住いの自治体に直接確認することをおすすめします。
小型家電リサイクル法の対象家電の場合は、自治体が設置している小型家電回収ボックスに持ち込むだけで、処分が可能な場合もあります。しかし、オイルヒーターは小型家電の対象ではないので、処分する際は粗大ゴミとして出すか、家電量販店などの回収サービスを利用して処分するようにしましょう。
オイルヒーター以外の不用品も回収してもらえますか?
不用品回収業者は、オイルヒーター以外の不用品も同時に回収できます。また、不用品回収業者は、大型な家具やリサイクル法対象製品を含む家電なども回収できるので非常に便利です。
不用品回収業者は、一般的に単品での回収依頼よりもまとめて不用品の処分を依頼する方が、パック料金などの格安プランが利用できるため金額的に安価になるケースがあります。もし、オイルヒーターを不用品回収業者に依頼しようと検討している方は、家にある不用品をまとめて回収してもらうのがおすすめです。
不用品回収業者は、オイルヒーターや大量の不用品の処分にも慣れているので、適切に処分してもらえます。
オイルヒーターをすぐに処分できますか?
不用品回収業者によっては、すぐにオイルヒーターの処分も可能です。不用品回収業者の中には、即日対応が可能な業者も存在します。
すぐに対応してもらいたい場合は、即日対応可能な業者を選ぶようにしましょう。即日対応が可能な業者でも、当日にトラックの空きがない場合や、年末・年度末の繁忙期などは対応ができない場合もあるので、事前の確認が必要です。
自治体に粗大ゴミとして処分してもらう場合は、日付が決まっている場合が多くあります。しかし、不用品回収業者を利用すると、自分の都合に合わせて処分日を決められます。
なんらかの理由ですぐにオイルヒーターを処分する必要がある場合は、日程の自由度が高い不用品回収業者に相談してみましょう。
【まとめ】オイルヒーターは適切な方法で処分しよう

オイルヒーターの処分方法はさまざまな選択肢がありますが、忙しい方や手間をかけたくない方には不用品回収業者の活用がオススメです。
特に、オイルを使う商品ですので間違った処分方法で火災に繋がらないよう、心配な方はプロにお任せするようにしましょう。まずは業者を比較検討し、気軽に見積もりを依頼することから始めてみましょう。
オイルヒーター以外にも処分したいものがある方は、あわせて相談してみると良いでしょう。






