水槽はどうやって処分する?無料回収や砂利やポンプの捨て方も解説
水槽の処分に困っている方は多いのではないでしょうか。
水槽の処分は大きさや状態、自治体によって処分方法が異なるため、どうやって処分したら良いか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。また、水槽を処分する機会自体あまりないことなので、そもそもどんな選択肢があるのかわからない方もいるでしょう。
この記事では、水槽を処分するまでの準備、処分方法、割れてしまった水槽の捨て方について解説します。
目次
水槽を処分する前の準備
水槽を処分する前に事前に準備をしておくことで、スムーズに処分が可能です。ここでは、水槽を処分する前に必要な準備をわかりやすく解説します。
また、すでに水槽が空の場合はこれらの準備は不要なので、飛ばしてください。
- 水槽の中の砂利の処理
- 水槽の中の藻の処理
- ポンプやフィルターの処分
- 亡くなった魚の処理
水槽の今の状態に応じて、必要な事前準備を行いましょう。
水槽の中の物を処分する必要がある
水槽を処分する前には、必ず水槽の中を空にします。水槽の大きさによっては事前準備が大変になることもありますが、水を抜くだけでないので下記を参考にしてください。
- 砂利
- 付着した藻
- ポンプやフィルター
- オブジェ
水槽の中の砂利を処分する方法
水槽の中の砂利の処分は困ってしまいますよね。水槽に使われる砂利は、少量ずつであれば不燃ゴミで処分が可能です。
実際に、横浜市の場合は「少量ずつ透明の袋に入れて燃えないゴミの収集日に出してください」と記載があります。
また、東京都足立区のように砂利や土などは一切処分を受け付けていない地区もあるので、処分前に必ずお住まいの地域に問い合わせましょう。
砂利は自然物だからと公園などに捨てる行為は「違法行為」にあたるので注意しましょう。
水槽の中の藻を処分する方法
水槽の中の藻は、水分を含んでいるので新聞紙に包み不燃ゴミで処分します。土だから燃えるだろうと可燃ゴミに出さないように気をつけてください。
水槽の藻は可燃と不燃の化学的基準では無いようですが、東京都での事例で可燃ゴミでの回収は断られています。「汚染土壌処理」のトラブルが考えられるので注意しましょう。
ポンプやフィルターを処分する方法
ポンプやフィルターは、それぞれ可燃・不燃が異なります。
可燃ゴミ | 不燃ゴミ(または金属ゴミ) |
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また、自治体によって異なるため処分の前に確認しておきましょう。
水槽の水を捨てる方法
水槽の水は、家庭内で処分します。水槽の水は水道水と異なり、雑菌や水草が混ざっています。
特に、サルモネラ感染症に注意が必要です。2014年3月に双生児の乳児がサルモネラ感染症を発症しています。
発症の原因は熱帯魚やウーパールーパーの飼育水槽ではないかと考えられています。水槽の水の処分方法は下記の参考にしてください。
- 排水口にネットを付けて水を捨てる
- 家のシンクから捨てる
水槽の水を川や池に流すと、生態系の破壊につながるので必ず家庭内で処分しましょう。
家の排水溝から水槽の水を流すことで、下水処理場で適切に処理されます。
亡くなった魚の対処法
- 魚の遺体を確認
- 水槽から出す
- 敷地内であれば庭に埋める
魚が水槽の中で亡くなっている場合、魚を水槽から出します。敷地内であれば土に埋めても良いでしょう。
もしくは、中身の見えない袋に入れるなどして可燃ゴミとして出しましょう。
- 川や池へ流すことは、生態系の破壊につながります
- 敷地外に埋める行為は違法行為になります
魚が死んでしまった場合は供養が必要?
亡くなった魚の供養をするかどうかは、飼い主によります。自宅の庭で埋葬することができるのであれば、自宅の庭で行っても良いでしょう。
大きな魚の場合は、ペット霊園に相談してください。供養は家庭でやり方は違っても構いませんが適切な処分を行いましょう。
水槽の処分方法4選
水槽の処分方法は、下記の4つの方法があります。
- 自治体を利用する
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリに出品する
- 不用品回収業者に依頼する
水槽の処分には「費用」「手間」がかかることもあります。手軽に利用できる方法で水槽の処分を行うようにしましょう。
自治体を利用して水槽を処分する
水槽は自治体を利用して処分することができます。注意すべき点は「普通ゴミ」「粗大ゴミ」どちらで処分できるかどうかです。
また、分別方法が異なると費用も変わります。処分する水槽の大きさは確認して処分しましょう。
水槽を普通ゴミで処分する方法
水槽の一辺が30cm未満、または50cm未満なら普通ゴミで処分できます。規定サイズは自治体によって異なることもあるので、処分前に確認しておくと良いでしょう。
手軽に処分できる方法ですが、注意点もあります。
- 自治体によっては処分できない場合がある
- 水槽が割れている場合は新聞紙で包んでおく
- 処分の際にケガの危険がある
普通ゴミで処分できるなら手軽で良いのですが、万が一の危険も考慮しないといけません。
水槽を粗大ゴミとして処分する方法
水槽が大きい場合でも、粗大ゴミとして処分できます。多くの自治体では1辺が30cm以上のごみは粗大ゴミです。
東京都 | 最大の辺または径が30センチメートルを超えるものは粗大ゴミ |
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大阪府 | 最大の辺または径が30センチメートルを超えるものは粗大ゴミ |
北海道 | 一辺の長さが30㎝以上のものは粗大ゴミ |
費用の相場は「500円程度」です。(2024年2月現在)粗大ゴミで処分する場合は、普通ゴミと処分方法が異なります。
- 電話やインターネット受付などで、「粗大ごみ収集受付センター」に申し込みをする
- 必要事項を伝える
- 収集日と収集場所を確認する
- 粗大ごみ処理手数料券を購入する(大阪府の粗大ごみ処理手数料券購入場所)
- 粗大ごみ処理券を水槽に貼る
- 収集当日の朝8時までに収集場所に出しておく
粗大ゴミの処分には手間がかかります。また、回収日が指定されており処分までに時間がかかることもあるので確認しておきましょう。
リサイクルショップに持ち込む
水槽はリサイクルショップで買い取ってもらえることがあります。状態もよく、持ち込みが容易にできるのであれば処分方法として利用しましょう。
ただし、状態が良い場合でも高値で買い取ってもらえるわけではありません。リサイクルショップによって、買取金額は異なります。
- 高値の買取が期待できない
- 買取できない場合もある
- 他店での買取額を後から知ると後悔することもある
フリマアプリに出品する
フリマアプリに水槽を出品することで、水槽の買い手が見つかる可能性があります。状態やアイテム、大きさによって出品額は異なります。
送料を考えると少し強気価格で出品しないといけないため、即決はなかなか厳しい傾向にあります。
フリマアプリでの売買事例
商品名 | 新品未使用 GEX グラステリア250 水槽6点セット | 水槽セット | 90センチオーバーフロー水槽セット |
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出品額 | 5,500円 | 11,000円 | 30,000円 |
水槽サイズ | 幅25×奥行17×高さ21cm | 縦30×横60×高さ36 | 90×45×50 |
セット内容 |
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ガラスフタ付き |
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フリマアプリで取引が成立すると、水槽をお金に換えられます。ただし、手間がかかることを考慮しましょう。
不用品回収業者に依頼する
水槽の処分は、不用品回収に依頼することもできます。不用品回収も多く点在しているので、どの業者に依頼するかが重要です。
- 最短で処分することができる
- 他の不用品もまとめて処分することができる
- プロが作業してくれるので安心・安全
費用面やサービス面に不安のある方、不用品回収を利用したことがないという方は、一度不用品回収センターに問い合わせて見ると良いでしょう。実績豊富、見積もりも無料なので気軽に相談してみてください。
割れてしまった水槽の捨て方
水槽が割れてしまっている場合、危険物になるため、袋に割れていることを明記して処分します。割れている水槽を処分するときに気をつけておきたいポイントを解説していきます。
割れてしまった水槽の捨て方
割れている水槽は、大きさによって不燃ゴミで処分できます。大きい場合は、回収できないこともあるので自治体に確認しましょう。
また水槽が割れているということは、二次被害を起こす危険があります。ごみとして出す場合は、紙袋に入れてその上からビニール袋をかぶせるなど、破片が外に出ないように厳重に包みましょう。
注意点
割れている水槽は「割れ物注意」の注意喚起できるシールを貼ります。回収する作業員のケガ防止だけでなく、近隣住民に対してもケガをさせないために必要です。
また、破片が飛び散らないように新聞紙やタオルで包みます。破片が大きい場合は、段ボールで保護すると良いでしょう。
水槽の処分は「不用品回収センター」へ
水槽の処分は「不用品回収センター」を利用すると良いでしょう。
- 自治体の利用|手軽だが回収できないことがある・危険性がある
- リサイクルショップの利用|手間がかかり高値が付きにくい
- フリマアプリの利用|送料が高いため出品額を高く売れにくい
- 不用品回収業者に依頼する|費用はかかるが安全に処分できる
水槽の4つの処分方法を紹介しましたが、それぞれ考慮しないといけないポイントがあります。安心して不安なく処分するためにも、水槽の処分は不用品回収センターがおすすめです。
水槽の処分で不用品回収業者を利用するメリット
水槽の処分で不用品回収センターを利用するメリットは下記のとおりです。
- 早期に水槽の処分ができる
- 正しく処分してくれる
- まとめて断捨離ができる
不用品回収センターを利用することで、回収日を気にせず処分することができます。また、処分までの工程をカットすることができます。
普通ゴミで処分する場合は、ケガ防止のための処置が必要になります。粗大ゴミで処分が必要になると、問い合わせから処分までの準備が必要です。
リサイクルショップやフリマサイトでの水槽処分は、持ち込みの手間や出品準備から発送までの工程が必要です。さらに、水槽は普段出すゴミとは処分方法が異なるため、正しい知識も必要になってきます。
一方、不用品回収センターはプロが作業してくれるので水槽の処分も慣れています。そして、不用品回収センターを利用するタイミングで断捨離することも可能です。
水槽の処分を機に、要らないものをプロに依頼して処分してもらっても良いでしょう。
不用品回収センターの詳細
- 年間50,000件以上の回収実績
- お客さま満足度98.3%
- 当社独自の販売ルート確立
- 高価買取実施中
営業時間 | 24時間対応 |
---|---|
料金 | SSパック|4,800円(税込)〜 |
回収可能な不用品 | 家具/家電/寝具/日用品/パソコン用品/エアコン類/オフィス用品/音楽用品/スポーツ用品/趣味・おもちゃ/ペット用品/自転車類・その他 |
買取制度 | あり |
電話番号 | 0120-949-966 |
公式HP | https://suisan-portal.jp/ |
業界最安値に挑戦している不用品回収センターは、回収から再利用を進めることでコストを最大限にカットします。さらに独自の販売ルートを確立することで、サービスの質を高め、顧客満足度も維持しています。顧客第一なので「無理やり営業」「不法投棄」はもちろん、秘密厳守を徹底しています。
見積もりは最短30分、見積もり後に正式なお返事で大丈夫ですので気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフがお客様のご要望に丁寧にお答えします。
【まとめ】水槽は手間をかけずに処分しよう
水槽の処分は安全に手間をかけずに行いましょう。水槽の処分方法は自治体によって異なります。
普段のゴミの処分と異なるので、誤った方法で処分すると持ち帰りが必要になることもあります。早期に手放したくても思うように処分できません。
また、水槽の処分は怪我の危険、近隣住民とのトラブルのリスクも伴います。安全に早期に処分するために水槽の処分は不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収センターは、自宅まで回収に来てくれます。手間を省いて安心して処分することができるので利用していきましょう。