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京都市北区の自治体で大型ごみを処分する方法

京都市北区では「京都市循環型社会推進基本計画」において、資源循環に重点とした施策の策定を行っています。基本理念としては、「持続可能な循環型社会」の実現です。

実現に向けて3R(リデュース・リユース・リサイクル)に、リニューアブル（再生可能資源の活用）を新たに加えた各種取り組みを推進しています。 本章では、京都市北区の自治体で大型ごみを処分する方法やリサイクル活動・費用相場などについて詳しく解説します。

クリーンセンターに直接搬入する

京都市北区で直接持ち込む場合は、「南部クリーンセンター」と「東北部クリーンセンター」の2か所が搬入場所です。持ち込みには、専用の「搬入申告書」が必要となります。

搬入申告書を事前に各クリーンセンターや各区役所などで受け取り必要事項を記入した上で、ごみを持ち込んでください。持ち込みの際に、免許証を提示する必要があります。

持ち込めるのは本人のみで、車以外では持ち込めません。指定場所では自分でごみを降ろすことになります。

ごみの大きさや種類により捨てる場所が異なるため、分けて降ろせるように積み込んでください。搬入するごみの重量によって手数料が変わるため、精算機に表示された金額を支払います。

支払い方法は、現金のほかにクレジットカード・電子マネー・QRコード決済を選択できます。

事前予約の方法

京都市北区での持ち込み搬入では、事前予約が必須です。下記表の通り、インターネットか電話での予約となります。

電話の種類により予約電話番号が異なるため、ご自分に合う方法で予約をしてください。休日明けなど電話が混み合いつながりにくい時間帯もあるので、24時間申し込み可能なインターネット予約がおすすめです。

クリーンセンターの基本情報

京都市北区では2か所のクリーンセンターにて、大型ごみなどの持ち込みを受け付けています。各クリーンセンターの基本情報は、下記の通りです。

クリーンセンターは祝日でも利用できます。ごみ処理手数料は令和5年10月1日から改定され、100㎏以下は1,500円、100㎏以上では1,500円に100㎏以上の部分10㎏ごとに200円が加算されます。

京都市北区で戸別収集を利用する

「京都市大型ごみ受付センター」に戸別収集を申込み、氏名・住所・電話番号・ごみの品目や数量・サイズ・重さを伝えてください。オペレーターからは、収集日や手数料・受付番号・収集場所が案内されます。

インターネットでは必要事項を入力後、申込み完了時に受付番号の案内があります。申込み時に案内された手数料分の「粗大ごみ処理手数料券」(400円券の1種類のみ)を、区役所やコンビニエンスストアなどの手数料券売場で購入してください。

粗大ごみ処理手数料券(シール)に収集日と名前を記入し、品物ごとによく見えるように貼ります。シールの裏紙（台紙）を、収集が終わるまで保管しておいてください。

収集日当日の朝8:00までに搬出します。大型ごみの収集は朝8:30から16:00まで行われますが、収集の時間はお住まいの地域によって変わります。

戸別収集の申込方法

戸別収集の申込みも持ち込み搬入と同様、事前予約が必須です。同じく下記表の通り、インターネットか電話での予約となります。

受付時間は、祝日を含む8:30~16:30までです。お休みは年末年始のみとなります。携帯電話やIP電話からの場合、通話料金が発生するので注意してください。

京都市北区で実施しているリサイクル活動

子ども用絵本を無料で回収

京都市北区では、リサイクル活動が活発に行われています。ごみの減量化のため、まだ使うことのできるものは使っていくというリユース・リサイクル事業を展開しているのです。

子ども用の絵本を無料で回収しているため、読まなくなった絵本も再利用されます。

絵本だけではなく、子ども服やおもちゃなどのリユースイベントも開催されています。

興味のある方は、参加されてみてください。

地域学習会「しまつのこころ楽考」の開催

京都市北区では、地域学習会「しまつのこころ楽考(がっこう)」を実施しています。食品ロスの削減をはじめ、ごみ減量への理解と実践を呼びかける啓発活動の一環としての取り組みです。

参加者は、学習テーマから学びたい内容を選択します。学習テーマの一例としては、「使い捨てプラスチックを減らそう」「分別したごみはどうなるの？」などです。

市内在住で通勤・通学している方が対象で、およそ10人以上のグループで申し込めます。申込み書に必要事項を記入し、希望する開催日の14日前までに申し込んでください。

資源物を移動式で回収する事業

京都市北区では「ごみは資源、可能な限りリサイクル」をモットーに、区役所やまち美化事務所などで使用済みのてんぷら油や乾電池・蛍光管などの資源物拠点回収を行っています。

「移動式拠点回収事業」では、資源物18品目(土日は、有害・危険ごみ4品目を含む)を回収しています。開催日は、「北区移動式拠点回収日程表」(matikado1.pdf (kyoto.lg.jp))で確認してください。

1～3か所で同時に開催されますが、駐車場所がないので車での持ち込みはできません。荒天の影響で急遽中止や日程変更が行われることもあるため、実施するかどうかは問い合わせをしてください。

問い合わせ先は北エコまちステーション (075-366-0155)、または東部まち美化事務所 (075-722-4345)です。

京都市北区の自治体以外で大型ごみを処分する方法はある？

京都市北区では自治体以外の大型ごみ処分方法として、「ジモティー」や「おいくら」の利用をおすすめしています。リユース促進のため令和4年12月に株式会社ジモティーと、令和5年7月に株式会社マーケットエンタープライズ（「おいくら」）と連携協定を結びました。

ジモティーは、不用品や粗大ごみの引き取り先を地域内で探せる便利なサービスです。おいくらは、複数のリユースショップの買い取り価格を比較し、売却できるサービスです。

どちらも自治体が推奨する処分方法なので、譲渡や売却をお考えの方は検討してみてください。他にも状態もよく捨てるのはもったいないと思うものがあれば、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用する方法もあります。

不用品の処分に手間をかけたくない方は不用品回収業者がおすすめです。手続きや運搬などの作業が難しい方は、不用品回収サービスを検討しましょう。

京都市北区で不用品回収業者を利用する際の費用相場

不用品回収業者を利用する際の費用相場として、京都市北区を対応エリアとする業者の平均値が下記表の通りです。

大きく分けて不用品回収業者のプランには、3つのパターンが考えられます。単品プラン・容積に応じた料金プラン(定額)・積み放題プランの3つです。

不用品回収の料金設定には、人件費や車輌費・処分費などの基本料金があります。単品プランでは基本料金がプラスされますが、定額のプランはパック料金として基本料金が含まれています。

わかりやすい料金の提示や地域での費用相場とくらべて高くないかなど、料金体系の確認は業者選びの重要なポイントです。

不用品回収スタッフ

回収業者の中には、不当な金額を請求する悪質な業者も存在します。
見積もりを取って、比較を必ず行うことをおすすめします。

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