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刈羽郡刈羽村の自治体で不用品を処分する方法

刈羽郡刈羽村（かりわむら）の地名の由来として、カリ(崩壊地形)とハ(端)で崩れやすい砂丘の端との説があります。西側に砂丘地が広がっているためではないかと推察できます。

「刈羽村一般廃棄物処理計画」の中の基本施策に、ごみの減量化の推進が挙げられていました。具体的なごみ減量化のポイントは、4Rに「資源として使えないものは燃やした熱を利用」「捨てるしかないものは環境を汚さないよう処分」を加えた4R+2が推奨されています。

本記事では、刈羽郡刈羽村の自治体で不用品を処分する方法や費用を抑えて処分する方法、費用相場などを徹底解説します。

①有料の戸別収集を利用する

刈羽郡刈羽村でのごみの分別区分は、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ（17種類）・粗大ごみとなっています。粗大ごみには、布団 ・マットレス・じゅうたん・カーペット・家具類 ・自転車などが挙げられていました。

粗大ごみに指定されているものは、大きさに関わらず粗大ごみとして出すよう促されています。戸別収集を利用する場合の流れは、まず収集日の1週間前までに申込書により刈羽村役場にて申し込んでください。

粗大ごみ処理券（シール券）を購入し貼り付け、毎週金曜日に行われる収集日の朝8時までに自宅前へ排出の運びとなります。粗大ごみの手数料は、1品目が300 円・600 円・900 円の3段階です。

戸別収集の申込方法

戸別収集の申し込みは、電話では受け付けていません。刈羽村役場の窓口かFAX（0257－45－2818）で申し込んでください。

またマイナンバーカードをお持ちの方は、マイナポータル「ぴったりサービス」から電子申請ができます。刈羽村の総合トップページから右にスライドすると「便利なサービス」があるので、「電子申請はぴったりサービス」というバナーから申請してください。

品目に関してなどわからないことは、刈羽村役場福祉保健課(0257-45－3916）の方に問い合わせることで確認できます。

②クリーンセンターかしわざきに直接持ち込む

引越しや大掃除などで大量のごみが出た場合は、「クリーンセンターかしわざき」に直接持ち込むことが可能です。自己搬入の手順は簡単で、クリーンセンターかしわざきへの事前申し込みは必要ありません。

粗大ごみ処理券取扱店で必要枚数分のシール券を購入・持参し、事務所で受付を行い、受付時間内に不用品・粗大ごみを搬入してください。また事前に「粗大ごみ処理申請書」を記入し、窓口に提出することもできます。

申請書はHP内に添付されているので（第２号様式 (kashiwazaki.lg.jp）、あらかじめプリントし記入しておくと手続きがスムーズに済みます。直接持ち込む場合に、持ち込み点数の制限はありません。（ただし畳は受付1件につき16枚まで）

クリーンセンターかしわざきの基本情報

クリーンセンターかしわざきの基本情報は下記の通りです。クリーンセンターかしわざきでは、粗大ごみ処理券を扱っていません。

③刈羽郡刈羽村の一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼する

刈羽郡刈羽村で一般廃棄物（家庭から出たごみなど）の収集運搬・処分を業者に依頼する場合は、市が許可している業者に依頼してください。たとえば、新潟スーパー産業（株）は電話で受付を行い、料金支払いは振込・口座振替・集金のいずれかとなります。

振込は請求書に添付された振込用紙から、集金の場合は希望の日時を知らせることで集金を行うようになっています。受付窓口は月～土曜日8:00～17:00（日曜、祝祭日、指定の休日除）で、コンビニ支払いやカード払いは受け付けていません。

収集の申し込み先

多量の不用品・粗大ごみがある、家から運び出せないなどの場合は、一般廃棄物収集運搬許可業者である下記の業者まで問い合わせください。許可を取得していない業者には依頼できません。

刈羽郡刈羽村の自治体で収集できない不用品は？

自治体では収集できない不用品が必ずあるもので、刈羽郡刈羽村で収集できない不用品は次の通りです。

有害性のあるもの・危険性のあるもの・処理困難物などとなっています。例としては、農薬・劇薬・ガソリン・軽油・消火器・塗料・火薬 ・ピアノ・オルガン・耐火金庫・バイク ・タイヤ・バッテリー・ビニールハウス・自動車・自動車部品 などです。

また家電リサイクル法による対象家電4品目（テレビやエアコン・洗濯機・冷蔵庫など）も回収できません。事業系一般廃棄物も回収不可で、建築廃材や商店・飲食店などの事業所から出るごみなどが挙げられます。

刈羽郡刈羽村の自治体での資源ごみの処分方法

冒頭にもありますが、刈羽郡刈羽村では4R運動に力を入れています。ごみをできるだけ減らし、くり返し使い、くり返し使えないものは資源としてリサイクルし、不要なものは断るの4Rです。

刈羽村には、廃棄物を処分する施設がありません。柏崎市に処理を委託しているため、可燃ごみ・不燃ごみ・粗大ごみは廃棄物としてクリーンセンターかしわざきに持ち込めます。

資源ごみに関しては、刈羽村独自で処理をしているためクリーンセンターへの持ち込みはできません。本章では、刈羽郡刈羽村の自治体での資源ごみの処分方法について解説します。

各集落のごみ集積所で収集する資源ごみは？

各集落から回収する資源ごみは、空き缶・空きびん・紙類・プラスチック容器包装・ペットボトル・せんてい枝・庭の草です。せんてい枝・庭の草以外ではそれぞれに中間処理業者を経て、製缶・鉄工場や製びん工場、製紙工場、プラスチック工場に送られます。

缶は溶かしてスチール缶は鉄材、アルミは再びアルミ缶となり、びんは細かくし新しい原料を混ぜて新しいびんや断熱材などに生まれ変わるのです。紙類は水に溶かしてインクを抜き、雑誌やダンボールなどに再利用されます。

せんてい枝・庭の草の場合はたい肥化施設に運ばれ、再生されるのはたい肥や培養土です。

資源ごみの搬出方法

プラスチック容器包装やペットボトルなどは、週1回ごみ集積所で収集されます。せんてい枝・庭の草などの場合は、3月～12月は週1回、1～2月は月2回の収集となっていました。

たとえばペットボトルの出し方は、まずマークを確認しキャップを外します。（キャップはプラ製容器包装）汚れを取り除き、ごみ集積所の青色ネットに入れてください。

地域によって異なるラベルですが、刈羽村では外さずそのまま出すようになっています。また、ペットボトルはつぶさず出してください。

「保存版　家庭のごみの分け方出し方」に細かく丁寧に各資源物などの出し方、収集できないもの、主な対象品目と分別のポイントなどが掲載されていますので、確認してください。

刈羽村リサイクルヤードで回収する資源ごみは？

リサイクルヤードで回収される廃蛍光管・使用済み小型家電は、リサイクル工場や貴金属精錬工場を経て水銀・断熱材・レアメタなどとして生まれかわります。店頭やリサイクルヤードで回収される廃乾電池は、リサイクル工場で粉砕し亜鉛や鉄を原料として取り出し鉄製品となります。

たとえばリサイクルヤードに持ち込める廃蛍光管は、蛍光管・電球型蛍光管・LED電球です。割れている場合は、紙に包み割れ物と書き込んで指定袋に入れ「燃やせるごみ」で出してください。

古着もリサイクルヤードで回収されるもので、そのまま古着などに再利用されます。使用済み小型家電の部品には貴重な金属資源が含まれており、大切な資源となります。回収品目として、携帯電話・電子レンジ・布団乾燥機・デジタルカメラなど89品目が回収可能です。

刈羽村リサイクルヤードにパソコンを持ち込める？

前述の通りリサイクルヤードに持ち込める使用済み小型家電は89品目のみで、一覧にないものは使用済み小型家電として回収しません。パソコンは89品目の中に入っているので、リサイクルヤードに持ち込み可能です。

リサイクルヤードへの持ち込み方法は簡単で、受付で受付簿に集落名や氏名などを記入し施設内に設置してある回収容器に入れるだけです。パソコン含む個人情報流失を警戒しなければならない使用済み小型家電は、個人データを事前に消しておかなければならないので気をつけてください。

刈羽村リサイクルヤードの基本情報

リサイクルヤードとは各集落のごみ集積所で収集している紙類の他に、リサイクルヤードだけでしか回収していない資源物を持ち込むことができる施設のことです。刈羽村リサイクルヤードの基本情報は下記の通りです。

刈羽郡刈羽村で費用を抑えて不用品を処分する方法は？

刈羽郡刈羽村で費用を抑えて不用品を処分したい場合の方法には、どのようなものがあるのでしょうか。

多くの処分方法が考えられますが、本章ではリサイクルショップへの売却やフリマ・オークションの利用、友人知人などの身近な人に譲る方法の3つをピックアップしてお届けします。

①まだ使えるものはリサイクルショップへの売却を検討しよう

それほど古くはなく、まだ使える良い状態のものはリサイクルショップに売却する方法があります。家具や家電類、衣類などは、新しいものの方が買取率は高いです。

とくに家電類は、リサイクルショップでの買取可能な条件として5年までのものが良いとされています。ただし査定額は低くなりますが、物によっては少し古めであっても引き取ってもらえる場合もあります。

買取される品目が多いことや出張買取に応じる店舗が多いことは、リサイクルショップのメリットです。不用となったものの捨てるにはもったいないと思う不用品があれば、問い合わせてみてください。

➁フリマサイトやオークションへ出品してみる

なるべく高く買取してもらいたい場合は、フリマサイトやオークションに出品してみるのも1つの方法です。個人で出品が可能なフリマサイトやオークションは、自分が希望する価格を自由に設定することができます。

人気のあるメルカリではスマートフォンを使って簡単に出品でき、利用者数も多いため自分の希望価格で買取してもらえる可能性も高くなります。相手先が見つかれば、自分の希望通りの取引ができるのです。

ただし見つかるまでに時間がかかるかも知れないことや、買い手がつかなかったという結果に終わることも考えられます。

③友人・知人などの身近な人に聞いてみる

自分にとって不用となったものが、他の人には必要なものもあるものです。第1段階として捨てるには惜しいと思えるものがある場合は、友人・知人などの身近な人にまず声をかけてみる方法もあります。

気心の知れた仲であれば自宅に呼び実物を見てもらうことで、すぐに引き渡すことができます。気をつけることは大型の家具・家電は運ぶことが難しいため、専門業者に依頼する必要があるかも知れないことです。

専門業者への依頼には費用が発生するので、相手先が負担してくれるのか自己負担となるのかは交渉次第となります。

刈羽郡刈羽村で不用品回収業者の利用がおすすめの人とは？

不用品を処分する際は、自治体での回収を利用することが一般的です。早急に処分したい、運び出しが難しい、大量の不用品をまとめて処分したいという場合は、自治体以外での処分方法を考えなければなりません。

困った時の強い味方が不用品回収業者で、本章では刈羽郡刈羽村で不用品回収業者の利用がおすすめな人3タイプをご紹介します。

不用品を早急に処分したい人

仕事など多忙で自治体での回収の受付時間に間に合わない、引越し日が迫っていて不用品を早急に処分したい人は不用品回収業者をおすすめします。とくに引越しの前では手続きや荷造りなどが精一杯となり、不用品処分まで手が回らないような事情が出てくるものです。

自治体では、申し込みから収集日まで1週間以上かかることもあります。不用品回収業者ならば面倒な手続きもなく時間や手間をかけずに、依頼をした日であっても即日回収してくれる業者も多いので便利に利用できます。

不用品の運び出しやゴミ処理施設への搬入などが難しい人

大型や重量のある不用品や粗大ごみを処分する場合、高齢者や女性が自力で動かすことは容易ではありません。自治体では必ず指定の場所まで運ばなければならず、自宅前であったとしても部屋からの運び出しは難しいものがあります。

またごみ処理施設への持ち込みは車のみの搬入とすることが多いので、車を持っていないと搬入できません。不用品回収業者は自宅まで回収に来てくれて、面倒な運び出しを一手に引き受けてくれます。

一度にすべての不用品を処分したい人

処分したい不用品が少ないならば、自治体での回収処分を利用する方が費用を安く抑えられます。捨て方が分からなくてそのままにしているものが多くある場合は、不用品回収業者に依頼すれば一気に解決します。

自治体を利用すると1回で持ち運べる個数の制限があるので、多量の不用品をまとめて処分したい場合は何度も往復しなくてはいけません。ほとんどのものが回収可能で、どれほど大量であっても一度にすべて回収できる不用品回収業者はおすすめです。

刈羽郡刈羽村で不用品回収業者に依頼する場合の料金相場

刈羽郡刈羽村を対応エリアとする不用品回収業者に依頼する場合の料金相場は、下記の通りです。軽トラック・1tトラック・2tトラックそれぞれ4～8社の平均値を割り出しての費用相場となっています。

不用品回収業者の多くで採用されているパターンは3つで、基本料金 + 単品別料金のパターン、定額料金や積み放題プランのパターン、不用品の物量やトラック占有率で料金が決まるパターンです。

1tまでならば作業員が1名で対応できますが、2t以上では増員となり通常人件費が加算されます。パックプランでは人件費や車両費などが込みなので、お得に利用できます。

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回収できない品目はある？

不用品回収業者はほとんどのものを回収可能とする便利なサービスではありますが、中には回収できない品目もあります。不用品回収センターにおいても回収できない品目があり、明確に提示されていました。

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たとえば、爆発物・火薬・ガスボンベ・液体状のもの(油、洗剤など)・武器・盗品・動物・医療関係などで、品目を見れば当然かと思えるものばかりです。液体物や危険物などは回収できないと認識しておく必要があります。