サカイ引越センターに不用品回収を依頼できる？家具の引き取りや費用について紹介

最終更新日：2025/06/02

引越をするときには、引越し先では使えない品や処分したい不用品も多くて整理が大変です。サカイ引越センターでは、引越だけでなく不用品回収もしてくれているのをご存じでしたか。

引越と同時に不用品を処分できるので、利用する人にも好評のサービスとなっています。本記事では、サカイ引越センターの不用品回収について紹介します。

また、ほかの引越業者や不用品回収業者のサービスなども紹介しますので、引越時の不用品処分のお役に立てれば幸いです。

サカイ引越センターは不用品回収に対応！

サカイ引越センターでは、引越時に不用になった品の回収に対応したオプションサービスがあります。引越を依頼する際に不用品の回収を依頼すれば、引越時に回収も可能です。

また、荷造りに使用したダンボールの回収もしてくれるので、引越後に部屋が散らかることなくきれいに使い始められます。不用品回収は引越パックには入らないオプションでの対応で費用はかかりますが、家電やピアノなどの大型製品にも対応してくれるので、使い勝手のよいサービスといえるでしょう。

買取サービスは一部地域のみ

サカイ引越センターでは、不用品の回収のほか買取サービスも実施しています。買取サービスは一部地域のみのサービスとなっていますので、お住まいの地域や引越し先エリアが買取サービスをしているのか確認しておきましょう。

買取サービスの有無については、見積もり時に担当者に聞くと扱いできる品などを説明してくれます。どうしても買取して欲しい場合は、あとの章で紹介するグループ会社などで実施している宅配買取なども活用できますので、参照してください。

サカイ引越センターが回収している不用品

サカイ引越センターが回収している主な不用品は、ダンボールと家電4品・家具など粗大ゴミです。生活ゴミやパソコンなどの回収は、していません。

また、家電やピアノなどの買取は、提携しているグループ会社や提携会社の案内もしてくれます。本章では、サカイ引越センターが取り組んでいる回収サービスについて細かく紹介します。

ダンボール

サカイ引越センターでは、オプションサービスとしてダンボールの資材回収をしています。回収は有料で、1回3,300円(税込)かかります。

資材回収は、担当支社かサポートセンター(0120-00-1141)で受付していますので申込みしましょう。引越契約の際には、ダンボール最大50枚まで無料サービスがついていますので、契約時に資材回収も相談するとスムーズです。

3月15日から4月15日の期間は、繁忙期のため資材回収は対応できませんのでご注意ください。

家電4品(冷蔵庫・テレビ・洗濯機・エアコン)

冷蔵庫	4,600円(税抜)程度＋収集運搬料(3,000～4,000円)
テレビ	2,700円(税抜)程度＋収集運搬料(3,000～4,000円)
洗濯機	2,400円(税抜)程度＋収集運搬料(3,000～4,000円)
エアコン	3,500円(税抜)程度＋収集運搬料(3,000～4,000円)

家電4品とは、家電リサイクル法対象品目のことです。家電4品にはリサイクルが義務付けられており、廃棄時には適切な処理が必要になります。

サカイ引越センターでは、家電4品の回収をしてくれています。回収を依頼するとリサイクル券が渡されますので、処分したい家財に貼り付けてください。

回収にきたスタッフにリサイクル料と収集運搬料の支払いをすませると、指定引取場所までスタッフが運んでくれます。自分で運べる人は郵便局でリサイクル券を購入し、指定引取場所へ運ぶと収集運搬料はかかりません。

サカイ引越センターで回収依頼した際の費用は、上表のとおりです。

家具などの粗大ゴミ

タンスなど不用になった家具などの粗大ゴミは、一部エリアのサカイ引越センターで回収サービスがあります。自治体粗大ゴミ収集の代行になるので、委任状などの署名が必要になるケースもあります。

1点につき3,150円～5,250円かかりますので、引越見積もり時に回収の相談をしておきましょう。サカイ引越センターで回収できるのは家具のみですので、中身は必ず空にしてください。

小物回収をしているエリアでは、燃えるゴミ、燃えないゴミの分別をしておかないと引取ってもらえませんのでご注意ください。

家電などの買取・処分

サカイ引越センターで運営しているリユース＆買取のサカイでは、家電や生活雑貨の買取を受けつけています。買取査定は、電話かお問い合わせフォームからの申込みとLINE友達登録後に査定依頼する方法があるので、利用しやすい方法で問い合わせてください。

買取査定の方法は、訪問買取査定、宅配キット査定、店舗持込があります。全国どこでも利用できる査定方法は、宅配キットの無料買取査定です。

宅配キットでの査定方法は、依頼後に届いた宅配用のキットに品物を梱包し、同封された着払い伝票で送付するだけです。査定額は後日連絡がありますので、納得できたら口座に入金してもらいましょう。

訪問査定の訪問範囲はエリアがきまっており、大阪府と兵庫県に限られています。店舗は埼玉県、千葉県、茨城県など関東4県にあるので、近くにお住まいの人は利用しやすいでしょう。

ピアノの買取・処分

サカイ引越センターは、ピアノの買取・処分にも対応しています。提携先であるヤマハピアノサービス(0120-138-444)へ連絡すると、担当者が買取査定の案内をしてくれます。

ヤマハピアノサービスは、運搬費込みで査定金額をだしてくれるので会計がわかりやすい業者です。事実と異なる申告などなければ、査定金額は100%保証しています。

ただしおもにヤマハ製のピアノが対象となり、他社のピアノやオルガンなどは買取できない場合があります。

グループ会社でブランド品も買取

サカイ引越センターは、買取を専門としてグループ会社があります。ブランド品はグループ会社のJJコレクションで買取してもらえば、すぐに現金化できます。

JJコレクションで取扱いしている品は、バッグ・時計・ジュエリーなどのブランド品、金・プラチナ・ダイヤモンド、ブランド衣類です。店舗持込で買取してもらえますが、遠方の人は電話(0120-39-1189)して無料の郵送梱包キットを送ってもらいましょう。

郵送での査定は、自宅にいながら査定買取まで完了でき便利です。

サカイ引越センターで回収してもらえない不用品

サカイ引越センターでは、不用になったパソコンの回収はできません。パソコンは小型家電リサイクルされる品物なので、データ消去の処理を行って処分できる業者や自治体の小型家電回収を活用しましょう。

また、生活ゴミの回収もありませんので、自治体のごみ収集や不用品回収業者を利用して処分してください。サカイ引越センターで回収できない品は、仏壇・仏具、危険物・注射器・薬品類・魔法瓶類・消火器などがあります。

土や木材関係、車やバイク、バッテリーなどの回収もありませんので、別途処分が必要です。

サカイ引越センターの不用品回収を利用する前の注意点

引越と同時にできるサカイ引越センターの不用品回収サービスは、引越作業の手間を省いてくれるので便利なサービスです。本章では、サカイ引越センターの不用品回収を利用する前に、確認しておきたい注意点をお伝えします。

引越業者は引越がメインなので、事前に何を回収してもらえるのか確認し引越当日困らないように準備しましょう。

不用品回収のみの利用はできない

サカイ引越センターで利用できる不用品回収は、引越のオプションサービスのひとつです。引越予約がなく、不用品回収のみの利用はできませんのでご注意ください。

また、サカイ引越センターで処分できる不用品の品目が限られており、1点ごとに処分費用がかかります。大量の不用品をまとめて処分をしたい際には、不向きでしょう。

引越に必要な荷物の量と処分したい荷物の量のバランスを考えて見積もりをだしてもらい、納得できる料金で引越しましょう。

事前に回収を依頼しておく必要がある

サカイ引越センターを利用して引越する際に不用品回収を希望する場合には、事前に回収依頼が必要です。サカイ引越センターからは、見積もりの際に回収相談を受けつけていると明記されていますので、見積もり時に合わせて回収依頼の相談をするとよいでしょう。

サカイ引越センターは引越業者で、不用品回収はあくまで引越時のオプションサービスです。見積もり時に依頼をせずに、当日回収をお願いしても回収対応はできないと考えておきましょう。

事前に回収してもらえるのか確認しておく

回収依頼をする際には、同時に処分したい不用品が回収してもらえる品なのか確認しておきましょう。サカイ引越センターの不用品回収は、各自治体のごみ処理ルールに則り不用品処分を行っているので、どこの支店でも同じ品が処分できるとは限りません。

とくに、タンスやソファーなど大型家具や金属部品を使用した小物製品などは、サイズや分別方法で回収できない場合もあるので、担当者とよく相談しておきましょう。

サカイ引越センターで利用可能なオプションサービス

サカイ引越センターでは、さまざまなオプションサービスが用意されています。サカイ引越センターで利用可能なオプションサービスには何があるのか、本章では3点を紹介します。

キレイと快適を提案するハウスクリーニングや新居での家具移動や模様替え、建て替えなどによる引越しでの一時荷物預かりの3つです。一つひとつを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

新居と旧居のハウスクリーニング

新居や旧居のハウスクリーニングでは、クリーニング業界のトップクラスとも言える「ダスキン」と業務提携しています。お掃除サービスはダスキンに依頼し、専門の技術や豊富な知識を身に付けたスタッフが対応します。

ハウスワイドサービスはキッチン回り・浴室・洗面所・トイレの各所掃除、エアコンクリーニング・フロアクリーニングなどです。オゾンによって、室内全体の徹底除菌・脱臭を行うサービスもあります。

ほかにも窓ガラスやサッシ・天井・壁・照明・畳など、心地よい暮らしのために家中丸洗いが可能です。利用する場合は、作業希望日の少なくとも10日前に依頼する必要があります。

新居での家具の移動・模様替え

サカイ引越センターでは、新居での家具の移動や模様替えに対応しています。 新居に傷がつかないよう、保護資材を用いて作業してくれるので安心です。

見積もりフォームに入力する際、備考欄に「家具移動希望」や「模様替え」など希望内容の明記が必要となります。またサカイ引越センターのオプションサービスに安心保証パックがあり、加入すれば、引越し完了後6か月以内であれば家具移動サービスを受けられます。

引越し後にレイアウトが気に入らないとなった場合、引越し完了から6か月以内であればソファなど家具の移動をしてくれるのです。ただし同一室内に限るのと、引越し1件につき1回のみとなっています。

建て替え・リフォームにともなう引越しでは荷物の一時預かり

サカイ引越センターでは建て替えやリフォームにともなう引越しの場合に限り、一時預かりが可能です。引越しプランメニューの中では、建て替えプランとなります。

料金は家財の量や保管期間で変動し、特殊な品物がある場合は別途料金が必要です。一時預かりはサカイ引越センターの規定により保管に関する契約書などが必要なので、訪問での見積もりとなっています。

一旦預けた荷物は、保管期間中に一部だけを取り出すことはできないため、注意が必要です。

サカイ引越センター以外の不用品回収サービス

サカイ引越センター以外の引っ越し業者の不用品回収サービスを比較してみました。

厳密な違いはありませんが、家具に対する回収に対応しているかは業者によって違いがあります。

業者名	回収
ハート引越センター	ダンボール回収原則1回まで無料
アート引越センター	家電リサイクル法対象品、ダンボール1回3,000円(税込)
アリさんマークの引越社	不用品当日有料引取りあり、ダンボール1回3,300円(税込)
アップル引越センター	家電・家具買取引取りあり(自社基準あり)
ファミリー引越センター	不用品回収あり(見積もり無料)
アーク引越センター	家電リサイクル法対象品対応(有料)
天草引越センター	粗大ゴミ回収相談可
人力引越社	不用品回収有料対応

サカイ引越センター同様、基本的に引越業者が対応してくれるのは、家電リサイクル法対象品の有料回収とダンボール資材の回収ですが、独自のサービスを実施している業者もあります。

たとえば、アップル引越センターは、独自基準により製品の年式や状態を査定して買取サービスを実施していますし、アリさんマークの引越社は不用品の当日有料引取りをしています。いずれの引越業者も不用品回収サービスは、オプションサービスとなり繁忙期には対応が難しいことがあるのでご注意ください。

引越の際に不用品回収を希望される場合は、事前に回収してもらえるか確認しておくと安心です。

サカイ引越センター以外で不用品を処分する方法

引越時の不用品の処分は、引越業者のほかに自治体や不用品回収業者で回収処分を依頼できます。また、リサイクルショップやジモティで買取・譲渡する方法を活用すれば処分費用を抑えられます。

本章では、サカイ引越センター以外で不用品の処分する方法を紹介します。各方法ごとにメリットがありますので、不用品処分の参考になれば幸いです。

自治体の粗大ゴミ回収を利用する

自治体の粗大ゴミ回収を利用すれば、処分費用を抑えて不用品処分ができます。粗大ゴミ収集方法は、戸別収集と指定施設持込を実施している自治体が多く、自分では運べない大型家具の収集にも対応してくれます。

自治体での粗大ゴミ戸別収集は、平日で日時が決められています。平日忙しい人には利用しにくい点が、デメリットといえるでしょう。

日時や1回に処分できる個数が決められているため、引越などの大量のゴミ処分には不向きです。

リサイクルショップやジモティを利用する

リサイクルショップや地域密着型情報サイトジモティを利用すれば、不用品の買取や譲渡ができます。リサイクルショップに持込めばすぐに査定して換金してくれるので、少しでもお金に換えたい人は上手に活用するとよいでしょう。

ジモティは近所で欲しい人に譲れるので、不用品の運送費用を抑えて処分ができます。ただし、売却できるのは、汚れや傷の少ない状態がよいものや希少価値があるものに限られるので、売れずに処分できないこともあります。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、家庭で不用になった品を回収にきてくれる業者です。電話1本で最短即日回収もしているので、急な引越しで処分に困っているときなどおすすめです。

生活ゴミや自治体では処分できない家電などもまとめて回収してくれるので、大量の不用品処分をしたいときに便利でしょう。処分費用はかかりますが、買取サービスのある業者を選べば、見積もり時に買取査定してくれます。

買取した分、処分費用を抑えて不用品処分ができるのでお得です。

不用品回収業者を利用するときに知っておくべきポイント

不用品回収業者は非常に便利なサービスですし、近年は単身者や高齢者の増加にともなって需要も高まっています。しかし需要の増加とともに不用品回収業者に関するトラブルも増えてきているのが現状です。

不用品回収業者を利用する際には正しい知識を身につけておき、悪徳業者に騙されないよう注意しましょう。

無料回収を謳う業者は違法業者の可能性が高い

休日になると、「ご家庭で不要になったものを無料で回収します」と周辺を宣伝しながら巡回している業者を見かけた経験がある人も多いのではないでしょうか。無料で不用品を処分してもらえるのはありがたいと、ついお願いしたくなりますが、無料回収を宣伝している業者は違法業者の可能性が高いです。

不用品を回収するには人手が必要ですし、不用品を載せるための車も必要になるなど、経費が発生します。健全な運営をしている不用品回収業者は無料で引き取ったりはしません。

違法業者は無料で回収すると宣伝しながら屋内に入り、依頼してないにも関わらずお金になりそうなものを無断で持ち出す恐れがあります。

訪問見積りに来てもらう

不用品回収業者の回収費用は業者によって大きく違いますし、荷物の量や内容でも変わります。ホームページに記載されている金額はあくまでも目安です。

不用品回収業者に回収を依頼するときは、必ず事前に訪問見積りしてもらいましょう。ほとんどの不用品回収業者では無料で訪問見積りを実施しています。

訪問見積りしてもらうことで見積書を出してもらえるため、回収費用の内訳を把握できます。

見積書は内訳まで細かく作業内容を確認しておく

訪問見積りをしてもらうと、業者は回収費用の詳細がまとめられている見積書を作成します。見積書を受け取ったら、必ず隅々まで内容を確認しましょう。

見積書では回収費用の内訳を確認します。項目は具体的に書かれているか、作業内容は必要なものだけが記載されているかをチェックしましょう。

もし内訳を見て疑問に感じた部分があれば、必ず業者に質問してください。質問に対して納得できるような回答ならば問題ありません。

しかし回答が曖昧だったり、質問に答えてくれなかったりする場合は別の業者への依頼を検討したほうがよいでしょう。

引越し業者の不用品回収は必ずしも安いというわけでない

引越業者の不用品回収サービスは、引越と同時に不用品の処分ができるので、便利なサービスです。ただし、引越のオプションなので、不用品回収のみは実施していません。

また、単品ごとに費用が加算されるので、大量に不用品があると処分費用が高くなってしまう傾向にあります。せっかく安くて丁寧な引越業者が見つかっても、不用品処分で費用がかさんでしまう可能性があります。

大量の不用品処分をしたいときは、引越し業者を利用するより不用品回収業者を活用し一気に片付けできて、引越も楽になるでしょう。

引越し時に出る不用品やごみを少しでもお得に処分するコツ

引越し前は少しでも運搬する荷物を減らそうと室内の荷物を積極的に断捨離する人が多いです。断捨離した結果、大量の不用品やごみが集まり、すべて処分すると費用が高額になります。

本章では少しでも引越し時の不用品やごみをお得に処分するコツを解説します。

自分でできる限り処分しておく

不用品の処分を不用品回収業者またはサカイ引越センターに依頼すると、数万円程度必要です。処分費用を少しでも安く抑えたいならば、自分で処分できるものは業者に回収依頼する前に処分しましょう。

家庭ではさまざまな不用品やごみが出ますが、ほとんどの不用品は自治体で回収してもらえます。引越し前に余裕を持って断捨離しておけば、業者に回収依頼しなければならない不用品はかなり少なくなるでしょう。

不用品回収業者のキャンペーンを利用する

不用品回収業者の利用を検討するなら、キャンペーンを実施しているときに利用しましょう。キャンペーンの内容はさまざまですが、WEBからの依頼が条件となっているものが多いです。

WEBから申し込むことで回収費用が割引価格で利用可能になったり、人数限定で大幅割引で回収を依頼できるといったサービスを実施していたりします。キャンペーン実施中に不用品回収を依頼すれば、トータルの回収費用を大幅に下げられます。

キャンペーンは常時実施しているところもあれば、期間限定で実施しているところもあるので、不用品回収業者の利用を検討している人は、こまめにホームページをチェックしましょう。

閑散期に処分する

不用品を処分するのに時間的余裕があるならば、できる限り閑散期に回収を依頼しましょう。サカイ引越センターをはじめ、引越し業者には繁忙期と閑散期があり、新入社員や大学入学など一人暮らしを始める人が急増する3月～4月ごろが引越し業界の繁忙期です。

実は不用品回収業者の繁忙期も同じく3月～4月ごろであり、繁忙期は希望通りの日時に予約をすることすら難しくなります。また、繁忙期は特別料金で営業している業者も多く、トータルの回収費用はかなり割高となる可能性が高いです。

繁忙期を避けて不用品回収を依頼すれば希望通りの日時に予約できるうえ、回収費用の交渉もしやすくなるため、繁忙期と比べると大幅に回収費用を安くできるでしょう。

不用品の処分方法の選び方を状況別に解説

不用品の処分方法は大きく分けると「サカイ引越センターなど引越し業者」「自治体」「不用品回収業者」の3通りがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、状況によって処分方法を使い分けるのが一番です。

本章では不用品の処分方法の選び方を状況別に解説します。自分の状況と照らしあわせ、もっとも近い状況で選ぶべき業者に回収を依頼するとよいでしょう。

サカイ引越センターに依頼するのがおすすめの状況

サカイ引越センターに不用品回収業務を依頼するのにおすすめの状況は、サカイ引越センターが処分してくれる不用品を処分したい場合です。あらかじめ処分したいものが決まっている場合は引越しと同時に処分してもらうとよいでしょう。

ただし、前述したとおりサカイ引越センターの不用品回収はすべての営業所が対応しているわけではありません。自分がお願いした営業所が不用品を回収してくれるようなら利用をおすすめします。

自治体の粗大ごみとして処分するのがおすすめの状況

不用品がそれほど多くない、または不用品を処分するのに時間的余裕があるならば自治体の粗大ごみとして処分するのが一番です。一般的に自治体での回収は「戸別収集」か「処理場への持ち込み」のどちらかになります。

戸別収集は事前予約が必要なので、回収してもらうまでに1週間程度かかりますし、処理場への持ち込みは自分で粗大ごみを搬入しなければならないといったデメリットがあるのは確かです。しかしサカイ引越センターへの依頼や不用品回収業者の依頼と比較するとかなり処分費用を抑えられるでしょう。

ただし自治体はすべての粗大ごみを処分してくれるわけではありません。自治体で処分できない粗大ごみは別の処分方法を検討しましょう。

不用品回収業者の利用がおすすめの場合

多量の不用品がある場合や、自治体の粗大ごみ処理では受け付けてもらえない粗大ごみがある場合は、不用品回収業者へ回収依頼することをおすすめします。不用品回収業者ならばあらゆる粗大ごみもまとめて回収してくれるうえ、依頼してから訪問するまでのスピードも自治体よりもずっと早いです。

基本的には即日、業者によっては1時間以内で訪問して搬出してくれます。また、サカイ引越センターの回収業務はあくまでも引越しサービスの一環ですが、不用品回収業者は不用品回収を専門としているため、回収費用を比較すると不用品回収業者に依頼したほうが安く済みます。

サカイ引越センターより不用品回収業者がおすすめな理由

サカイ引越センターはCMでもお馴染みで、口コミでも評価の高い人気の引越し業者です。引越し業者として幅広くサービスを提供し、利用者の要望に応えるよう企業努力を惜しみません。

不用品回収業者は引越し業者と比較しておすすめな点が多く、本章ではサカイ引越センターより不用品回収業者がおすすめな理由を6つ紹介します。不用品回収業者のメリットとも言えるので、どちらか迷う人は参考にしてみてください。

引越しゴミをすべて任せられる

サカイ引越センターの「よくある質問」の中に、不用品の処分について質問がありました。回答をまとめると、家電リサイクル法対象品以外の不用品は自治体粗大ゴミ回収の利用を促しています。

エリアによっては委任状を提出することで不用品を引き受ける場合もあるものの、生活ゴミは引き受けていないと明記されているのです。不用品回収業者はサカイ引越センターで回収してもらえないものでも、危険物など以外は多くの不用品を回収してくれます。

不用品回収業者の回収品目は幅広く、分別などの手間をかける必要もなく、引越しゴミをすべて任せられます。

即日・深夜・早朝でも対応してもらえる

サカイ引越センターの営業時間は午前8時から午後7時までとなっており、営業時間外の対応に関してはエリアによって異なるので注意が必要です。不用品回収業者の中で深夜・早朝も対応可能とする業者では、気軽に依頼ができます。

不用品回収業者は引越しの日が間近に迫っている・片付けがまだできていないなどの場合でも、電話やメールで依頼すれば即対応してくれるのです。即日や深夜・早朝でも対応してもらえる不用品回収業者かどうかは、事前に問い合わせる必要があります。

引越し業者は日程があらかじめ決められており、日程通りに作業を行うのが通常ですが、不用品回収業者は柔軟性を持って利用者に合わせて対応が可能です。

引越し補助サービスを提供する業者がある

「引越しならサカイ」で有名なサカイ引越センターでは、引越しプランも豊富で引越しに関連するさまざまなサービスを提供しています。オプションサービスはあるものの、引越し業者でのサービスは限られてしまうのも確かです。

不用品回収業者には、引越し補助サービスを提供する業者があります。不用品回収以外にも便利屋サービスがある業者も多いため、引越し前後に不用品回収と同時に利用できます。

引越し時の不用品回収や物の移動など引越しをサポートし、当日依頼する必要が出てきた作業も迅速に対応してくれるのが不用品回収業者です。

ベッドや大型家具の搬出や解体サービスを利用できる

引越しの際には、ベッドや食器棚のような大型家具もあります。不要となったベッドや大型家具の場合、引越し業者で搬出や解体のサービスを行わない業者が多いです。

不用品回収業者はベッドや大型家具の搬出も通常のサービスであり、大き過ぎて解体が必要となった場合でも気軽に解体を依頼できます。搬出や解体はパックプランで含まれている業者が多く、オプションとして別枠になったとしても自力で行う作業をすべて任せられるので便利です。

短い時間で作業が完了する

不用品回収業者では、短い時間で作業が完了するメリットがあります。引越し後の残った多くの不用品を、短時間で回収・処分してくれるのです。

引越し業者が引越しのプロとすると不用品回収業者は不用品回収のプロなので、効率良く回収できるため時間をかけずに作業を完了してくれます。即日対応可能な不用品回収業者は多く、自分の希望する日を依頼でき、すぐにでも対応してくれる強い味方です。

忙しくて時間も手間もかけられないという場合でも、不用品回収業者ならば気軽に依頼できます。

サカイ引越センターへの事前確認など面倒な手間が省ける

前述にもある通りサカイ引越センターで不用品を処分する場合は、委任状の用意や不用品回収を依頼できるかなどの事前確認が必要です。電話での予約においては、荷物の量やサイズは重要で料金の決め手ともなります。

大まかに荷物の量を把握し、大型の荷物では縦・横・奥行きのサイズを測っておくことが必要です。不用品回収業者は前もって確認することもなく、煩わしい事前準備が必要ないため面倒な手間が省けます。

不用品回収業者が不用品の整理・運搬などの一連の作業をすべて代行してくれるのも、時間と手間の節約となります。

少しでも安く処分したいなら「不用品回収センター」へ

割引	最大14,200円お得になるWeb割引あり
料金	SSパック 4,800円(税込)～
営業時間	24時間365日受付中
買取制度	あり
電話番号	0120-949-966
公式HP	https://suisan-portal.jp/

少しでも安く不用品を処分したいなら、不用品回収センターがおすすめです。不用品回収センターは、全国に拠点をもつ不用品回収業者です。少量の不用品から、家1軒分の不用品処分も最短即日回収いたします。

積み放題のパック料金を設定していますので、引越で大量の不用品がでたときにもお得に処分できます。まだ使える品の買取サービスも強化中ですので、買取差額分を引越費用に充てることもできるでしょう。

不用品回収センターでは最大14,200円お得になるWeb割引キャンペーン中ですので、気になる方はぜひチェックしてください。

【まとめ】サカイ引越センターでの不用品処分には注意が必要

サカイ引越センターの不用品回収について、さまざまな角度から徹底分析しました。サカイ引越センターでは、不用品回収業者に比べて回収できない不用品の多いことがわかります。

不用品回収のみでは利用できず事前に確認しておかなければならないこともあり、不用品処分には注意が必要です。不用品回収業者は、サカイ引越センターで不可能なことを可能にできるので、検討してみてください。