引越しのときの不用品の処分方法は?メリット・デメリットと注意点を解説!
引越しの際に、不用品の処分に頭を悩ませている方も多いでしょう。引越しの際の不用品を処分する方法は、数通りあります。
「どれが自分にあった処分方法なのか」「そもそもどのような処分方法があるのか」がわからないという方が大半を占めています。本記事では、引越しの際の不用品の処分方法や相場・注意点などを解説します。
本記事が、引越しを控えている方の参考になれば幸いです。
- 引越しの不用品を処分する方法
- 不用品になりやすいものの処分費用相場
- 引越しの際の不用品処分で注意すること
引越しのときに処分に困る不用品とは?
- 家電
- 家具
- ラグやカーペット
引越しの際に処分に困るものは、家電・家具・ラグやカーペットなどです。家電は、とくに法律でリサイクルが定められているテレビ・冷蔵庫・洗濯機などの大型家電や、個人情報が多く含まれるパソコンなどが処分に困るものとして考えられます。
家具は、ベッドやソファー・タンスなど自分でリサイクルショップへ運ぶのが難しい大型家具などが挙げられます。ラグやカーペットは他人に譲るのが難しいものであることに加え、そのままでは自治体の粗大ゴミとしてしか処分できないのが困る点といえるでしょう。
ただ、ラグやカーペットは、小さく刻んで可燃ごみとして出せる自治体もあります。しかし、大きなラグやカーペットを刻むのは非常に大変な作業になってしまいますので、処分に困るものとして考えられています。
引越しの不用品を処分する方法
引越しの際に不用品は、「自分で処分する」「業者に依頼する」などさまざまな方法があります。本章では、引越しの際の不用品処分がスムーズにできるよう5つの方法を紹介します。
引越しを考えている方が、不用品の処分に困らないための助けになれば幸いです。
自治体で粗大ゴミとして処分する
自治体に粗大ゴミとして処分してもらう際は、お住まいの自治体のルールに従って処分を行いましょう。今回は、東京都世田谷区を例に説明いたします。
世田谷区で粗大ゴミを処分するには、戸別収集と指定された場所へ直接搬入することによって処分できます。どちらの方法も、電話やインターネットから事前の予約が必須です。
戸別収集の場合は、ごみ収集日までに有料粗大ゴミ処理券を購入し、収集日当日に処理券を貼った粗大ゴミを収集場所に出しましょう。
自治体で粗大ゴミとして処分するメリット・デメリット
自治体で粗大ゴミとして処分するメリットは、自治体が一部処理費用を負担してくれるので費用が抑えられる点です。デメリットは、自分で粗大ゴミを収集場所へ運搬する必要がある点です。
とくに女性や高齢者の方は、自分で運搬するのが難しい場合が考えられます。また、自治体によっては粗大ゴミの回収を事前に依頼しても、すぐには回収されない場合があります。
突然の引越しなどで、すぐに粗大ゴミを処分したい場合などは非常に不便です。
状態の良い不用品はフリマで売却する
状態の良い不用品は、フリマで売却することも可能です。フリマは、自分のいらないものが相手にとっては掘り出し物になる可能性を秘めているのが魅力的です。
最近では、メルカリやラクマなどさまざまなフリマアプリが存在するので、気軽に挑戦できます。アプリ以外でも広場や公園などで開催されているフリーマーケットに参加し、売却するのも1つの手段です。
フリーマーケットは、参加費の支払いが必要となります。友人と参加費を出し合って、イベント感覚で楽しく不用品を売却するのもおすすめです。
フリマを利用するメリット・デメリット
フリマの最大のメリットは、メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用し、自宅にいながら簡単に売却の手続きができる点です。不用品を処分するのではないので、環境にも優しく利益が出るのも魅力です。
また、出品者と購入者の間で個人情報を匿名にして取引ができるので、安心して利用できます。フリマのデメリットは、商品の説明を写真と文章だけで説明をしなければならず、売却が難しい場合があることです。
出品や発送などの手続きに手間がかかるのも、デメリットとして挙げられます。
友人や知人に譲渡する
知人や友人に譲るのも、不用品を減らす手段の一つになります。不用品を処分する前に、周りの知人や友人に必要としている人がいないか聞いてみましょう。
意外なところから、声がかかる可能性があります。近年はSNSも発達しているので、SNSで簡単に呼びかけられるのも魅力的です。
しかし、SNSのみでの知り合いに譲る際は、相手がどのような人かきちんと把握してから譲るようにしましょう。友人や知人の中で譲り先が見つからない場合は、ジモティーなどを活用する方法もおすすめです。
友人や知人に譲る場合のメリット・デメリット
友人や知人に譲渡する場合の最大のメリットは、無償で不用品を減らせることです。子供のおもちゃや洋服などは、喜ばれる可能性があります。
友人や知人に譲渡する場合は、トラブルなども起きにくいので安心です。新生活が始まるタイミングの場合、家具や家電なども譲渡できる可能性があるので、普段からコミュニケーションをとっておいて機会を逃さないようにしましょう。
インターネット上の友人などに譲渡する場合は、トラブルに発展する恐れがあるので相手を見極め慎重に手続きを行いましょう。
リサイクルショップに買い取ってもらう
不用品をリサイクルショップに買取を依頼する方法もあります。リサイクルショップは、出張買取や店舗買取などの方法で利用できるので、自分に合った方法を選びましょう。
リサイクルショップによっては、買取の得意な品目や事前査定の有無、買取方法などが異なるので注意が必要です。リサイクルショップは、リサイクルして販売できるものを買取基準としているため、不用品回収業者の買取サービスよりも買取基準が厳しいのが難点です。
リサイクルショップに買い取ってもらう場合のメリット・デメリット
リサイクルショップに買い取ってもらうことのメリットは、不用品を即現金化できる点です。フリマアプリとは異なり、商品の出品手続きや発送の手続きを自分で行わなくて良い点もメリットとして挙げられます。
デメリットは、大型な家具や家電・大量の不用品などを自分でリサイクルショップへ持ち込むのが大変な点です。買取ができなかった場合、もう一度自宅に持って帰る可能性があるのもデメリットです。
不用品の引き取りサービスのある引越し業者に依頼する。
引越し業者の中には、引越しの際に不用品の引き取りサービスができる業者が存在します。引越しは何かとやることが多いので、引越しと不用品回収を同時にできるのは非常に魅力的です。
引越し業者によって、引き取り可能な不用品の種類が異なるので事前の確認が重要です。引越し業者によっては、不用品の引き取りだけではなく買取も行っている業者があるので、自分のニーズに合った業者を探すようにしましょう。
不用品の引き取りサービスのある引越し業者
すべての引越し業者が、不用品の回収に対応しているわけではありません。引越しの際に、不用品を引取ってもらいたい場合は事前に業者へ相談する必要があります。
本項目では、不用品の引き取りサービスがある業者を3社紹介しましょう。
業者名 | サービス内容 |
---|---|
サカイ引越センター | 家電リサイクル法対象製品、ピアノのみ可能。一部地域のみ引越し時の買取サービスが利用可能。 |
アート引越センター | 家電リサイクル法対象製品のみ処分可能。 |
アリさんマークの引越社 | 可能。一部引き取りできないものがあるため、担当者に事前に相談が必要。 |
不用品の引き取りサービスのある引越し業者に依頼する場合のメリット・デメリット
不用品の引き取りを引越し業者に依頼する場合のメリットは、引越しと同時に不用品の処分が終わる点です。引越し業者と不用品回収業者の2社を手配する手間も省けるし、スペースの確保に気を遣わなくて済みます。
生活家電など引越し直前まで使用できるので、不便なく生活ができるのもメリットです。デメリットは、引越し業者によっては回収できる不用品の種類が限定されており、すべての不用品が処分できるかわからない点です。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者は、幅広い品目の処分が可能です。買取も行っている業者も多いため、費用を抑えることもできます。
24時間対応可能な業者もあるため土日や早朝・深夜に不用品の処分を依頼でき、自分の都合の良い日に不用品の処分ができます。また、アパートの退去日などが迫っていてすぐに不用品を処分したい場合でも、即日対応可能な業者に依頼をすれば不用品の処分が可能です。
不用品の処分に関する作業は、業者が分別からすべて行ってくれるのでスムーズに処分を終えられます。
不用品回収業者を利用するメリット・デメリット
不用品回収業者を利用するメリットは、3つあります。1つ目は自分のスケジュールで不用品の処分が可能な点、2つ目は不用品の買取可能な業者も多く、処分費用を抑えられる点です。
3つ目は、面倒な不用品の処分に関する作業をすべてやってもらえる点などが挙げられます。デメリットとしては、自治体の粗大ゴミ処分と比較すると処分費用が高くつく点です。
また、悪徳業者や無許可営業の業者も多く、悪徳業者に依頼をしてしまった場合思いもよらないトラブルに巻き込まれる可能性がある点も挙げられます。
【品目別】不用品になりやすいものの処分費用相場
本章では、テレビや冷蔵庫などの家電リサイクル法対象製品やベッドやタンスなどの大型家具や布団などの処分費用の相場について調べてみました。自治体と不用品回収業者の処分にかかる費用を比較してみたので、処分を考えている人は参考にしてみてください。
家電リサイクル法対象製品の処分費用相場
家電リサイクル法対象製品を処分するには、収集運搬料金とリサイクル料金が発生します。収集運搬料金は、家電を指定された場所へ搬入するためにかかる費用になりますので、自分で指定場所まで搬入する場合は発生しません。
自治体の指定する場所に対象家電を直接搬入する場合は、費用はリサイクル料金のみとなりますので費用を抑えて処分ができます。しかし、不用品回収業者に依頼した場合には収集運搬料金とリサイクル料金に加え、回収費用が発生する可能性があります。
不用品回収業者の利用は、自治体で処分する場合よりも割高になる可能性があるので注意が必要です。
品目 | 自治体処分費用 | 不用品回収業者処分費用 |
---|---|---|
テレビ | 大(16型以上)2,700円 小(15型以下)1,700円 |
5,000円~10,000円 |
冷蔵庫 | 大(171L以上)4,300円 小(170L以下)3,400円 |
9,000円~15,000円 |
洗濯機 | 2,300円 | 6,000円~11,000円 |
エアコン | 1,300円 | 5,000円~8,000円 |
家具や布団などの処分費用相場
ベッドやタンスなどの大型家具・自転車や布団についても不用品回収業者に処分を依頼するよりも、自治体に依頼をした方が安く処分できます。しかし自治体に処分を依頼する場合は、すぐに不用品を処分できるわけではなかったり、自分で収集場所まで運搬する必要があったりとデメリットも複数あります。
不用品回収業者は、1品の処分で利用するには割高といえますが、大量の不用品を一気に処分する場合は割安に処分できます。
さらに、自分で行う作業を最小限に減らすことも可能なので、おすすめです。
品目 | 自治体処分費用 | 不用品回収業者処分費用 |
---|---|---|
ベッド | 1,500円 | 3,300円 |
タンス | 1,500円 | 4,400円 |
自転車 | 500円 | 3,300円 |
布団 | 250円 | 2,200円 |
引越しの際の不用品処分で注意すること
本章では、引越しの際の不用品処分で注意することを2点お伝えします。1つ目はほんとうに必要ないかを見極める点、2つ目は、時間的な余裕を持って処分する点です。
特に2つ目の時間的な余裕を持って処分を行うのは非常に大事な点なので、不用品の処分を検討されている方は意識して取り組んでみることをおすすめします。
ほんとうに必要ないかを見極める
引越しの際は、家にあるものが本当に必要なものか、それとも不必要なものかを慎重に見極めるようにしましょう。自分の中で、使用頻度の基準を設けて処分するかどうかを決めるとスムーズに処分ができます。
近年では不用品回収業者などを活用し、簡単に大量の不用品の処分が可能となっています。簡単に処分が可能なため、ほんとうに必要なものを処分してしまう可能性があります。
引越しの際に不用品として処分する前に、ほんとうに必要ないかをしっかりと熟考してから行動するようおすすめします。
時間的な余裕を持って処分する
不用品は、時間に余裕を持って処分することをおすすめします。引越しなどが決まってから、不用品を処分するように考えるのではなく、日常生活を送る中でいらないものを洗い出し、最適な処分方法は何かを考えるようにしましょう。
時間に余裕があると、不用品の処分方法についての選択肢が多く広がります。知人や友人に譲る場合やフリマアプリで譲る場合なども、時間をかけて条件のすり合わせを行うことが可能です。
自治体に依頼する場合も不用品回収業者に依頼をするより処分に時間がかかることが多いので、余裕を持って処分を行えば低価格での不用品処分も可能になります。
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【まとめ】引越しの際の不用品は適切に処分しよう
引越しの際の不用品の処分方法は、さまざまあります。引越しの前から家の中に不用なものはないかを観察し、不用品を処分するにはどう処分するのが一番あっているのかを考えながら生活を送りましょう。
時間に余裕を持って不用品と向き合うことで、金銭的にもお得な処分方法が見つかるはずです。最も手間がかからない処分方法は、不用品回収業者の利用といえるでしょう。
引越しの際の業者選びでは、不用品回収センターの利用をご検討ください。本記事が、引越しの際の不用品の処分に悩んでいる方の役に立てると幸いです。