粗大ごみ処理券はコンビニで買える!購入方法や注意点を詳しく解説
粗大ごみを処分する際には、処理手数料分の粗大ごみ処理券が必要です。しかし、忙しくて役所や出張所まで粗大ごみ処理券を買いに行くのは難しいという人もいるでしょう。
粗大ごみ処理券は、近所のコンビニでも購入できます。本記事では、コンビニで粗大ごみ処理券を購入する方法について紹介します。
- 粗大ごみ処理券をコンビニで購入する方法
- 粗大ごみ処理券購入の際に注意すること
- 粗大ごみ処理券を買わずに処分する方法
目次
粗大ごみ処理券をおさらい
粗大ごみは頻繁に捨てるものではないので、粗大ごみ処理券について知らない人もいるでしょう。本章では、粗大ごみ処理券とは何か・どこで購入できるか・いくらかかるのかを紹介します。
初めて自治体で粗大ごみを処分する方だけでなく、利用経験のある方もおさらいのつもりで確認してください。
粗大ごみ処理券とは?
粗大ごみ処理券とは、自治体に粗大ごみを収集してもらう際に、事前に購入して品物に貼っておく有料シールのことです。粗大ごみ処理券を使用した粗大ごみ収集は歴史があり、現在も全国の自治体で実施されています。
たとえば東京都では、平成10年から家庭からでた粗大ごみの有料シール制を導入していました。平成12年以降は、清掃事業が東京都から区に移管され、区独自の有料シールとして引き継がれています。
有料ごみ処理券事業は、ごみの減量化と各自のごみだし責任を図るために今後も続けられるでしょう。
自治体によって購入場所が違う
自治体指定の粗大ごみ処理券は、有料粗大ごみ処理券取扱所で購入できます。取扱所に指定されている場所は自治体によって違うので、お住まい地域の自治体でご確認ください。
基本的に取扱所に指定されているのは、自治体施設やコンビニ、郵便局などです。スーパー、ドラッグストア、酒店、電気店で購入できる地域もあります。
東京都練馬区のように地域密着でごみ減量に取り組んでいる地域では、米店・ふとん店・時計店なども粗大ごみ処理券の取り扱っています。
コンビニならどこでも基本的に購入が可能
粗大ごみ処理券は、セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソン・デイリーヤマザキ・ミニストップなど、コンビニであればどこでも購入可能と考えてまちがいありません。ただし、地域によっては一部取り扱いのないコンビニ店舗もあるので、念のため店員に確認しましょう。
コンビニではどこでも同じ粗大ごみ処理券が購入できるのではなく、地域ごとに決まった処理券があることに注意してください。間違えても返金されませんので、地域内のコンビニで自治体指定の粗大ごみ処理券を購入しましょう。
粗大ごみ処理券の料金は自治体によって違う
粗大ごみ処理券は、自治体によって料金が違います。全国的な傾向としては、さまざまな粗大ごみの種類や数に対応できるように、金額を分けて数種類の券を用意している自治体が多いです。
たとえば、東京都港区では有料粗大ごみ処理券をA券(200円)、B券(300円)として2種類購入できます。港区で処理手数料400円の布団の処分をしたいときは「A券2枚」というように、券を組み合わせて使用します。
処分したい粗大ごみの処理手数料は、自治体ホームページの手数料一覧でご確認ください。
粗大ごみ処理券の料金自治体例
粗大ごみ処理券の料金は、自治体ごとに違います。原則として購入後の払い戻しはできないので、必要な種類・枚数をよく確認してから購入しましょう。
自治体名 | 名称 | 料金 |
---|---|---|
東京都港区 | 有料粗大ごみ処理券 | 2種類(A券200円、B券300円) |
大阪市 | 粗大ごみ処理手数料券 | 4種類(200円、400円、700円、1,000円) |
京都市 | 粗大ごみ処理手数料券 | 1種類(400円) |
コンビニで粗大ごみ処理券を購入する方法
本章では、実際にコンビニで粗大ごみ処理券を購入する手順について紹介します。コンビニで購入する方法は、難しくありません。
急いで購入しなくても、自治体から指定されたごみ収集日までに準備すれば、ごみだしに十分間に合います。本章で粗大ごみ収集の申込みから、コンビニで粗大ごみ処理券を購入するまでの流れを整理しておきましょう。
コンビニで粗大ごみ券を購入する手順
コンビニで粗大ごみ処理券を購入する手順について、わかりやすくタイムラインにしました。粗大ごみ処理券は、事前に自治体へ粗大ごみ収集の申込みをした後に購入しましょう。
粗大ごみをだす頻度が多い人はまとめて券を購入しても構いませんが、たまに粗大ごみを処分する人は、処分する際に購入すれば無駄な出費がありません。収集申込み時には必要な枚数を教えてくれるので、余分な券を購入しないですみます。
小規模なコンビニなど一部のお店では粗大ごみ処理券の取り扱いがない場合もあります。
コンビニで購入する際の料金支払いは原則現金です。コンビニでの電子決済はできませんのでご注意ください。
ただし、大阪市や横浜市のように申込み時に電子決済が可能な地域もあります。
コンビニでの粗大ごみ処理券購入は現金のみなので注意してください。
粗大ごみ処理券をコンビニで買う際に注意すべきポイント
粗大ごみ処理券をコンビニで買うこと自体は、難しいことではありませんが、注意しておきたいポイントがあります。粗大ごみ処理券は、各自治体が用意しているものなので全国共通ではありません。
地域ごとに種類やルールがあるので自治体ホームページなどで確認しておきましょう。本章では、粗大ごみ処理券をコンビニで買う際の注意点をまとめて紹介します。
事前に自治体に購入する粗大ごみ処理券の種類を確認する
粗大ごみ処理券は自治体ごとに指定された券を購入してください。自治体によっては数種類の券を発行していることもあるので、間違えないように注意が必要です。
必要な券の種類と枚数は、粗大ごみ収集の申込みの際に知らせてくれるので、メモをとっておきましょう。粗大ごみ処理券はシールになっていて、品物に貼り付けてごみにだします。
品物に貼られたシールの料金が不足している場合は、収集してもらえませんのでご注意ください。
一度購入したごみ処理券は返品できない
コンビニで購入した粗大ごみ処理券は、原則返品が認められていません。ただし、自治体によっては要件を該当すれば、自治体で払い戻し手続きができる場合もあります。
東京都港区を例にすると、予定していた粗大ごみの排出をやめた場合や港区外へ転出する場合、誤って購入した場合などで還付申請が可能です。申請には粗大ごみ処理券の他に、還付請求書、購入時の領収書、連絡票が必要になります。
港区では還付申請すると、申請から2か月程度で口座に入金されます。
購入できるコンビニの所在地や店舗を確認しておく
購入できるコンビニがどこにあるか所在地を確認しておくと、粗大ごみ処理券の購入がスムーズにすすむのでおすすめです。粗大ごみ処理券は基本的にはコンビニ購入できますが、一部取り扱いのない店舗もあるので注意しましょう。
ファミリーマートでは、ホームページで粗大ごみ処理券を取り扱っていない店舗がある旨を伝えています。また、セブン‐イレブンのマルチコピー機で発券している新座市などでは、セブン‐イレブンで対面での粗大ごみ処理券の取り扱いはありません。
居住している自治体以外の粗大ごみ処理券は使用できない
粗大ごみ処理券は自治体が独自で発行している券(シール)になるので、自治体以外の地域では取り扱っていません。他の地域で購入した処理券は使えませんのでご注意ください。
そもそも、自治体で実施している粗大ごみ収集は、自治体内の居住者または事業者が対象となっています。つまり、地域に住んでいない人は粗大ごみ処理券を購入しても使えません。
県境にお住まいの人は、コンビニで購入する際に「〇〇区の粗大ごみ処理券を〇枚ください」と具体的な地域名を伝えるとまちがいないでしょう。
コンビニで粗大ごみ処理券を購入する際に気になる疑問!
前章までコンビニで粗大ごみ処理券を購入する方法について紹介してきました。本項ではコンビニを利用する際の気になる疑問、よくある質問についてお答えします。
基本的に、コンビニで粗大ごみ処理券を買うときの支払いは現金です。無駄な出費をださないためにも適当に買わずに、必要な枚数分を買うことをおすすめします。
コンビニで購入するときにキャッシュレス決済を利用できる?
コンビニで購入するときにはキャッシュレスや電子マネーでの決済は利用できません。必要な金額分の現金を用意しておきましょう。
キャッシュレス決済に関しては、品川区のようにインターネット申込み時に電子決済をはじめた地域があり、徐々に全国の自治体へ広がってきています。
コンビニで粗大ごみ処理券を購入するときに伝えることは?
粗大ごみ処理券の枚数を伝えてください。券が数種類ある場合は、店員に「粗大ごみ処理券のA券〇枚、B券〇枚ください」と具体的な種類と枚数を明確に伝えましょう。
粗大ごみ処理券は商品棚にはありませんので、必ず店員に声をかけて用意してもらってください。
粗大ごみ処理券を購入してから粗大ごみを処分するまでの手順
本章では、粗大ごみ処理券を購入してから、実際にごみを処分するまでの流れを紹介します。購入した粗大ごみ処理券は、ごみだし当日に必要になります。
収集日まで期間がある際にはなくさないように管理するか、粗大ごみに貼り付けておきましょう。粗大ごみ処理券には氏名や整理番号などの記入欄があるので、忘れずに記入してください。
粗大ごみ処理券はシールになっています。剝がれないように財布やカバンに大切にしまって持ち帰りましょう。
収集日に雨が降ることもあるので、水性ペンでの記入は避けた方がよいでしょう。
大型家具など運び出しが大変なものは、前日にすぐ運び出せる場所までだしておくと、朝慌てないですむでしょう。
粗大ごみ処理券を買わずに処分する方法はある?
粗大ごみ処理券を買わずに、粗大ごみを処分する方法はあるのか気になる方もいるでしょう。本章では、粗大ごみ処理券を買わないで粗大ごみを処分する方法について紹介します。
- 各自治体のごみ処理施設に持ち込む
- リサイクルショップやフリマサイトを利用する
- 不用品回収業者を利用する
各自治体のごみ処理施設に持ち込む
自治体が指定しているごみ処理施設に自分で持ち込めば、粗大ごみ処理券を買わずに処分ができます。たとえば堺市では、クリーンセンター清掃工場に粗大ごみの持ち込みが可能となっていて、支払いは現地清算です。
持ち込みの流れは自治体により異なりますが、大阪市のように予約制を採用している地域が多いです。また、港区・横浜市のように持ち込みにも粗大ごみ処理券が必要な自治体もあります。
持ち込める個数や品物などの違いもあるので、お住まい地域のルールを確認してから持ち込みましょう。
リサイクルショップやフリマサイトを利用する
リサイクルショップやフリマサイトを利用すれば、粗大ごみ処理券を購入しなくてもごみの処分ができます。リサイクルショップやフリマサイトの魅力は、買い取ってもらいお金に換えられることです。
不用品すべてが売却できるとは限りませんが、状態がよい品や希少価値のある品の場合は、高価売却も可能でしょう。ただし、配送などの手間がかかったり、売却できるまでは自宅で保管する場所が必要があったりなどすぐに処分したい人には不向きな面もあります。
不用品回収業者を利用する
粗大ごみ処理券購入などの手間をかけずに、粗大ごみ・不用品をすぐに処分したいのであれば、不用品回収業者を利用するとよいでしょう。不用品回収業者の利用は、自治体の粗大ごみ処分と比較すると費用はかかりますが、大型家電やパソコンなど自治体では処分できない品の回収も引き受けてくれます。
自分の都合に合わせて曜日や時間を指定できる点も、大きなメリットでしょう。不用品1点から家一軒分のごみまで、まとめて処分できるので引越しや遺品整理の際にも便利です。
粗大ごみの処分が面倒なら「不用品回収センター」へ
粗大ごみの処分が面倒なときには不用品回収センターにご相談ください。不用品回収センターは、年間50,000件以上の回収実績がある不用品回収業者です。
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【まとめ】粗大ごみ処理券はコンビニでの買い方を確認しておこう
コンビニで粗大ごみ処理券を購入する方法は、難しくありません。ただし、間違えた券を買ってしまうと、損するリスクがあります。
自治体によって粗大ごみ処分のルールは違うので、事前にお住まい地域でルール確認が必要です。もし、面倒な粗大ごみの処分を手間なくすませたいときには、不用品回収センターにいつでもご連絡ください。最短30分で回収にお伺いします。