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水産物ニーズ情報

水産物の流通や販売に役立つ、様々な消費者ニーズ等に関するアンケートや、調査結果を掲載しています。

「脳活で記憶力アップ」にDHAが1位

魚への期待

現代において食の欧米化が進み、魚離れが顕著化しているが、魚に含まれる様々な栄養素が健康面に優れた効果を持つことは、多くの消費者に広く認知されている。 一般的に健康志向の人が増えている中、「魚を食べる機会を増やしたい」「子供にもっと食べさせたい」という声も耳にする。平成26年度水産白書によれば、 母親が子供に食べさせたい食材で、緑黄色野菜の次に魚介類と言われていることからも、消費者が健康面において魚に高い期待をよせていることが伺える。 これは近年の研究によって、魚介類由来の不飽和脂肪酸により、脳の働きがよくなる(DHA)ことや、血液がサラサラになる(EPA)のがわかったことが大きいだろう。 マルハニチロ(株)のアンケート調査「受験と食事に関する調査2016」によると、グラフ1のように「受験期に、記憶力アップのために摂らせた栄養(複数回答)」でDHAが第1位に挙がる。 大脳の神経細胞膜の伝達を活性化する作用のあるDHAで、受験生には必須と考える人が多いのも実に納得ができる。そして、その食材には鯖が選ばれることが多く、 受験生向けのメニューとして注目が高まっている。

グラフ1:受験期に、記憶力アップを期待して摂らせた栄養

ところで、小学校から大学まで受験期は様々だが、あらゆる学年層においても、受験当日に「試験が終わったらおいしいもの食べに行こう」と言って送り出す親も少なくない。 その日のために頑張ってきて、力を発揮した子供を労うための食事として選ばれているのは、グラフ2のような結果であった。 回転寿司店-2位。寿司店(回転寿司でない)-5位。2位の回転寿司においては3位の焼肉店を上回る結果となった。このように、魚には魚食の有効性と食事としての人気が伴っている。 現代社会は、塾通いの子供、女性の活躍社会等に対応した即食性や、魚そのものの特性である骨や臭いに対応した簡便性のある製品等が開発され、 社会構造の変化に沿って常に食生活も変化してきている。こういった変化に柔軟に対応しながらも、健康志向と人気の二面性を水産物消費の追い風としていきたい。

グラフ2:受験が終わった後の、子供を労うための食事

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